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理事長ご挨拶

社会医療法人杏嶺会
理事長 上林 弘和

街と人が明るく健康でいられますように」という杏嶺会の法人理念は10年前に私どもが定めたものですが、一宮西病院の新築移転をいたしました今日、改めてその意味をかみしめています。

戦後間もない昭和23年に先代上林弘之が一宮市奥町に上林医院を開院してより60年余の長きに渡り地域の皆さまに良い医療を提供することを目指し、地域の皆さんに育てていただきながら成長をしてきました。昭和40年代、奥町病院として精神科医療への取り組みを始めるとともに一般医療にも継続して取り組んできました。平成3年の法人化、上林記念病院への病院名変更を経て平成9年には老人保健施設やすらぎを開設、介護福祉の分野にも取り組んできました。

平成13年12月、上林記念病院に隣接し一般病院である一宮西病院を開設したことは私どもの地域医療の大きな拠り所となりました。このことにより杏嶺会は急性期一般医療から慢性期医療、介護福祉の分野にわたる総合的医療福祉を提供できる医療法人としての力を発揮できるようになりました。また、精神医療におけるさまざまな取り組みを通じ「こころとからだ」の両面から地域医療を担っていくことを目指してきました。このような中で私どもの法人理念は杏嶺会の各分野のスタッフが共通して目指すべき目標を表したものです。

さて、この間、医療崩壊が叫ばれ全国各地で病院の閉鎖や救急医療の危機が問題になっていますが、一宮市や尾張西部地区においてもそれは他人事ではありませんでした。特に公立病院の経営危機がこの地域にも押し寄せ、一宮市民病院今伊勢分院、尾西市民病院の民間移譲問題が起こりました。杏嶺会はふたつの病院が地域医療にとっては、なくてはならない病院であり、地域医療を守るためには引き受けるべきと決意し、公募を経て平成20年7月にいまいせ心療センター、平成21年4月に尾西記念病院としてスタートさせました。両病院とも診療科やスタッフを強化しながら経営再建に取り組んでいます。

一宮西病院は開院後数年にして早くも手狭になり、また診療科の充実も必要でした。5年近い準備と2年間の建築を経て平成21年11月に新築移転をいたしました。この移転事業そのものが地域のさまざまな皆さまのご支援ご協力によって実現したものであり、また一宮市医師会、一宮市行政関係者のご指導、ご支援の賜物と感謝しています。新しい一宮西病院の果たすべきは地域の救急医療を支え、いつでもどんな怪我や病気でも受け入れ対応できる急性期病院としての役割です。

平成21年4月には愛知県で初めて社会医療法人の認可をいただきました。より公益性の高い医療機関として地域医療に貢献する決意です。「街と人が明るく健康」になるように使命感を持って努力してまいります。