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ご案内



リハビリテーション科
山村 裕明

リハビリテーション科専門医よりご挨拶

平成23年7月1日より社会医療法人杏嶺会 尾西記念病院に赴任しましたリハビリテーション科専門医の山村裕明と申します。

私は平成8年に山形大学を卒業後、山形県立中央病院にて臨床研修をさせていただき、秋田県立リハビリテーション・精神医療センターにてリハビリテーション科医師として勤務し、東北労災病院リハビリテーション科医長、東北大学病院運動機能再建リハビリテーション科助手として勤務しました。ここまでは約20年前、東北大学医学部付属病院鳴子分院で中村隆一先生と共に一線で働いておられた先生方のご指導を受け、自分のリハビリテーションに対する基礎を築いていただいたと考えています。
その後、岐阜中央病院リハビリテーション科医長、木沢記念病院回復期リハビリテーション科専従医師などを経て、平成23年7月1日、尾西記念病院リハビリテーション科に勤務することになりました。
社会背景が変化し、家族関係が希薄になってきていると考えています。このような社会の変化のなかでどのようなリハビリテーションをしていくかリハビリテーションも変化が求められていると考えています。どのようにすれば良いのか、模索中の状態です。
尾西記念病院では退院後もリハビリテーションに特化した通所リハビリテーションを施行しており、自分は退院後の患者さんに長く関われるという非常に良い点を見つけました。回復期リハビリテーション病棟に入院している期間より、退院後の生活のほうがはるかに長いのです。退院後、社会復帰した後のほうが心のケアが非常に重要であることを感じていました。
障がい受容は社会受容と自己受容に分かれます。社会受容ですが、これは自分の生活圏内の社会が障がいをもった方を受け入れるこというのですが、実際のところ不十分であると考えています。自己受容は自分が障がいに対して正面から向かい合い、障がいを受け入れることをいいますが、そんなに簡単なことではありません。長い年月を要しますし、できない方もおられると考えています。
同じ程度の障がいをもった方同士に直接会っていただき、自分のいままで感じていた思いや苦しみ等を互いに話し合ってもらうようにし、共感を抱いてもらうようにするピアカウンセリングも通所リハビリテーションの中でできればと考えています。その中で家族同士も話し合い、接し方等で悩んでいらっしゃる家族もたくさんいらっしゃると考えるので、通所リハビリテーションがピアカウンセリング、情報交換の場に自然になってくれば、心のケアができるのではと考えています。
尾西記念病院の良い点を最大限に引き出し、社会背景の変化に対応し、より良いリハビリテーションを提供できるように努めたいと思います。
  • 急性期、回復期、維持期のいずれの期間に対してもリハビリテーション提供が可能です。
  • 急性期では、早期よりリハビリを開始し能力改善を目指します。
  • 回復期病棟は2病棟あり多くのスタッフが在籍。365日体制のリハビリ提供が可能です。
  • 維持期では外来リハビリ、退院後の通所リハビリや訪問リハビリまで幅広く対応しています。
  • 麻痺の改善を目的とした先進のトレーニングシステム(PASシステム)を導入しています。
  • 明るく楽しい職場です。

特長

PASシステム(IVESアイビス)

PASシステム(IVESアイビス)麻痺のない方は体を動かすとき、脳から指令が出て、動かしたい筋肉を動かします。指令は、電気信号として神経を通って、筋肉に伝えられ体を動かします。しかし、脳梗塞や脳出血で脳に障害を受けると、電気信号を伝える神経も障害されます。そのため、筋肉へ伝わる電気信号が弱くなり、動かしたい筋肉が動きにくい、動かないといった麻痺になります。
PASシステムは電気信号をオート制御で出力できる先進のトレーニングシステムです。脳からの指令で弱くなった筋肉へ伝わる電気信号を的確にキャッチして、麻痺のある筋肉に最も適した電気刺激を伝えて筋肉を動かします。これを繰り返し行うことで、麻痺している筋肉が動かしやすくなり、麻痺の改善の可能性が期待されます。さらに、携帯が可能のため、さまざまな場所でのトレーニングが可能です。
当院ではリハビリテーション科内でPASを研究するグループを立ち上げ、PASの有効的な活用方法を検討しています。

川平法の導入(片麻痺のリハビリテーション)

「川平法」とは、鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンター長である川平和美教授が提案した、脳卒中の片麻痺に対する治療法です。脳梗塞や脳出血では、手や足が動かなくなる麻痺が現れます。「川平法」は正しい動きのパターンを繰り返すことで、遮断された神経回路を新しく再構築させて麻痺を改善させるという考え方です。

術後やケガからの早期回復を実現!西尾張エリア初、反重力トレッドミル 『アルターG』 導入

プロスポーツ選手の早期競技復帰を実現してきた「アルターG」。尾西記念病院は、脳卒中や骨折の術後など、幅広い層の患者さまにご利用いただけるよう、アルターGをリハビリテーション部門に導入しました。
反重力トレッドミル「アルターG」は、空気の力で利用者を持ち上げることにより、体重が軽い状態で「立つ」「歩く」「走る」ができるリハビリ機器です。最大で体重の20%まで荷重が軽減できます。元々は、骨折やアキレス腱の損傷などのケガや手術をしたプロスポーツ選手が「1日でも早く」「筋力を落とさず」「自信を失わず」に競技への早期復帰を目指すためにリハビリテーションに取り入れられました。
尾西記念病院では、プロスポーツ選手だけではなく、骨折後や術後、脳卒中発症後の幅広い層の患者さまに質の高いリハビリテーションを提供し、早期に社会復帰していただけるように、平成28年3月より「アルターG」をリハビリテーションに導入しました。これは西尾張地区初となります。

施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料 Ⅰ
  • 運動器リハビリテーション料 Ⅰ
  • 呼吸器リハビリテーション料 Ⅰ