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第4回 発症からの時間/ハートセンター


ホーム > 病院紹介 > 健康のつボ! > 心臓病について② > 第4回 発症からの時間/ハートセンター

(小高)
毎週この時間は日本人の死因の第2位となっている心臓病について専門家の先生に色々と教えていただいております。ゲストは一宮西病院のハートセンター・センター長で心臓血管外科統括部長の菊地慶太先生です。よろしくお願いします。

(菊地)
よろしくお願いします。

(小高)
先生には心臓病についていろいろと伺っております。前に色んな心臓病それぞれに「あれ?」っと病気に気付けるような自覚症状があるよ、と教えていただいたんですが、「あれ?」と思ったときにはどうすれば良いですか?まずお医者さんに診てもらわないといけないと思うんですけど、それって私たちが風邪引いた時にかかるような内科の先生で良いんでしょうか?

(つボイ)
あとは近所のかかりつけの先生とかね?

(菊地)
そうですね。まずはかかりつけの先生に色々症状をお話ししてよく診てもらうことが一番だと思います。もし近所に循環器などの専門医がいればその先生でも良いです。一番大事なことは、まずクリニックでも病院でもどこでも足を運んで、いろいろ話を聞いてもらって、次の専門の病院に行く必要があるかどうかというのを診てもらうことなんです。

(つボイ)
それが大きなハードルですよね。「怖いなー、怖いこと言われたらどうしよう、恐ろしいなー」というのがあるんで、もう「ちょっと治ったからまぁいっか・・・」という人も多いんじゃないんでしょうか。

(菊地)
そうなんですよ。実際に怖いから病院に行かないっていう方が結構多いんです。でも実は“臭いものに蓋をしちゃう”のが一番怖いんですよ。本当はちゃんと病気を知って、ちゃんと診断をつけてもらって、そして治療を行うというのが早くちゃんと治る道なんですね。怖いからと言ってどこにも行かないと、そのまま何が起こるかも知らないで大変なことになりかねないですから。

(つボイ)
そっちのほうが怖いですよね!

(菊地)
まさにその通りですね。

(小高)
つボイさん今はそんなこと言っていますけど、つボイさんが心筋梗塞で倒れて病院に運ばれたときは、その前に何か症状とかは出ていませんでした?

(つボイ)
まずね、血圧がめっちゃ高かった!めっちゃ高かったんですよ!健康ランドとかに血圧計があって測っていましたら、上が180・下が116。

(小高)
たっか!!?

(菊地)
それは高いですね!?

(つボイ)
それで、後ろを通った見知らぬおじさんが通り過ぎてからまた戻ってきました。「あんたこれはアカンよ!」って言われました。見知らぬ人が!「これはあんたアカンよ!医者行かなアカンよ!」って!その3日後ぐらいに発作が起きましたよ。

(菊地)
東海地区は美味しい食べ物が多いんですけど、血圧が高い方が多いんですよ。血圧が高いというのは非常に動脈硬化を進めてしまいますし、狭心症や心筋梗塞も起こしやすくなります。

(小高)
つボイさんがそのとき病院に行かなかったのは、怖いからじゃなくって「まぁいっか・・・」みたいな感じでやり過ごしていたからですよね。

(つボイ)
血圧が高いというのは痛くも痒くもなんともないんですよ。測ったら「高いな~」というだけの話ですからね。

(菊地)
でもそこが一番怖いんですよね。信号でもそうですが、青からいきなり赤に変わったら大事故が起きますよね。黄色があるからいいんですよ。

(つボイ)
ということは、血圧は黄色信号で、いつ赤になってもおかしくないということですね。

(菊地)
そうですね。

(小高)
緊急時の場合は、そんなこと言っていないで救急車を呼べば良いですよね。

(菊地)
はい。緊急性がある場合は、判断は難しいんですが、耐えられない痛みなどのときは遠慮せずに救急車を呼んでください。そうすれば、救急車はしかるべき病院に運んでくれます。我々ハートセンターでは、そのような患者さんが24時間365日運ばれてくるんです。病院の体制が出来ていますので、そこできちんと速やかに検査をしていくわけです。検査によって診断がついて、緊急的に治療が速やかに行われる、というわけです。ただ、緊急でも我々は24時間365日必ず治療にあたりますけれども、緊急で来るというのは病状が悪いということなんですね。一番良いのは、そうなる前にきちんとクリニックや病院に行って、診断受けて、速やかに治療を受けていただく。この方がはるかに元気になる率が高いわけです。何もなく、滞りなく、検査・診断・治療ができるほうがいいわけです。

(つボイ)
なるほど。

(小高)
ということで、今日も菊地先生にお話伺いました。ありがとうございました。一宮西病院の菊地慶太先生でした。皆さんも心臓病や脳卒中に関して専門家の先生に教えて欲しいことがありましたら、このコーナーまでお寄せください。先生に答えていただきます。「健康のつボ~心臓病について~」でした。