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第1回 心臓への内科的アプローチ


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(小高)
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~心臓病について~』。日本人の死因の第2位の心臓病について専門の先生にお話を伺います。シリーズ3回目となりますよ。今回から放送日が木曜日の11時30分から、水曜日の「新生活フロッピー」のコーナーにお引越ししました。

(つボイ)
引っ越したんですね。

(小高)
はい。今回のゲストは一宮西病院・循環器内科部長でハートセンター副センター長の寺本智彦先生です。こんにちは。

(寺本)
こんにちは。よろしくお願いいたします。

(つボイ)
寺本先生は循環器内科の部長さんということですか。

(小高)
木曜日に放送した時のシリーズでは心臓血管外科統括部長・菊地先生にお話を伺ってきたんですが、菊地先生は外科の統括部長。今回からは、心臓病への“内科からのアプローチ”のお話ということですね?

(寺本)
そうですね。

(小高)
心臓血管外科と循環器内科では、ざっくりと何が違うんですか?

(寺本)
一言で言えば、『治療で胸を開けるか開けないか』です。循環器内科は基本的には開けませんので、胸を開けて治療を行うのが外科で、開けないのが内科というのが分かりやすい違いだと思います。

(つボイ)
となると、私たちは2人とも心臓病患者なんですが、胸を開けずに治療したカテーテルは内科に当たるんですか?

(寺本)
そうですね。一般的にカテーテル治療をさせていただいているのは内科医だと思っていいと思います。

(小高)
循環器内科で、心臓病も対象なんですか?

(寺本)
最近は治療対象がどんどん拡大しているところもあるんですが、一番おおもとになるのは「心臓」です。他には、血管は全身にあって循環していきますので、腎臓の血管を広げたり、足の太もも・ひざ下の血管も治療させていただくこともあります

(小高)
寺本先生の専門はなんですか?

(寺本)
一番多いのはやっぱり心臓の血管です。「冠動脈」といって心臓に血液を送る血管の治療に、僕はずっと情熱を注いできました。

(つボイ)
それでずっとカテーテルを扱っていらっしゃると。

(小高)
何年ぐらい?

(寺本)
カテーテルに専従しだしたのは医者になって3年目ぐらいからで、今が22年目ですので・・・約20年ぐらいですかね。

(つボイ)
20年の間、カテーテルというものひとつとっても、変化・進化があったと思うんですが?

(寺本)
おっしゃる通りですね。もちろん医師の技術の進歩もあると思うんですけども、テクニックよりも、どちらかというとテクノロジーの進歩の方がこの治療の発達には寄与しているのかと思います。

(小高)
カテーテルにおいてのテクノロジーの進化というと、挿入する管が細くなったとか?

(寺本)
そうですね。太いカテーテルしかなかったときは、太い血管がある足の付け根からカテーテルをいれさせていただいていたんですけれど、今はだいぶカテーテルも細くなっているので、手首から管を入れることも多くなってきました。

(小高)
昔と比べると、「入れやすくなったわー!」といった感じですか?

(寺本)
実は医者としては太い方がやりやすいんです。細いのは入れるのにテクニックがいりますので。細いと力が正確に伝わりにくいんです。

(つボイ)
クニャクニャしそうですね。

(寺本)
はい。なので細いのを入れるほうが難しい。でも患者さんは、細いほうが絶対に楽です。

(小高)
患者さんの負担という点では細いほうが良い、でも先生の技術力が必要なんですね。

(つボイ)
患者さんにとって細くなってきたということは良いことなんですね。

(寺本)
素晴らしいことだと思います。

(小高)
つボイさんは治療のとき、どこから入れたんですか?+

(つボイ)
鼠径部です。10年前ですから、鼠径部がポピュラーだったんですよ。あんたも鼠径部でしょ?

(小高)
鼠径部です。でも私たちは最近ですから、『昔は鼠径部・今は手首』というわけではなく・・・。

(寺本)
今でも鼠径部で入れさせていただくこともあります。つボイさんはおそらく緊急の患者さんだったんじゃないですか?

(つボイ)
そうですね。

(寺本)
緊急のときは鼠径部から入れたほうがいいんです。5~6年前だったらなおさら鼠径からやらせていただくことが多かったかもしれないです。もちろん状況にもよるんですけれど。

(つボイ)
なるほどね。こんな感じで、色々僕らも聞きたいことばっかりですので、しばらくお付き合いをいただければと思っております。

(寺本)
よろしくお願いいたします。

(小高)
ありがとうございました。一宮西病院の寺本智彦先生でした。リスナーの皆さんも、心臓病や、そして脳卒中について健康に関する質問などありましたらこのコーナーまでお寄せください。専門家の先生にお答えいただきます。新生活フロッピー「健康のつボ~心臓病について~」でした。