グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




第13回 ハートセンターについて


ホーム > 病院紹介 > 健康のつボ! > 心臓病について③ > 第13回 ハートセンターについて

(小高)
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~心臓病について~』。日本人の死因の第2位の心臓病について専門の先生にお話を伺います。ゲストは一宮西病院・循環器内科副部長の寺村真範(てらむらまさのり)先生です。よろしくお願いします。

(寺村)
よろしくお願いします。

(小高)
残念・・・。

(つボイ)
なに?

(小高)
今回の心臓病シリーズは今日が最終回ということになってしまって、これを最後にしばらく先生と会えなくなってしまいます。

(寺村)
ハハハハハ!

(つボイ)
・・・次の先生が来にくいよ~!あんたそんな事ばっかりずっと言っていると!

(小高)
いやいやいや・・・。さぁ先生!今日が最終回ということですので、改めてハートセンターについて、意義などをいただけますか?

(寺村)
はい。心臓病の患者さんって色々いらっしゃいますけど、治療方法はやっぱり色々ありますので、同じ病名であってもその患者さんごとで治療方針、何が適切かっていうのが変わってきますので、そういうのをチームとして診ていきます。僕ら循環器内科が主に治療するのはカテーテルの治療とか内科的なお薬の治療になりますけど、手術するのは心臓血管外科の先生ですし、そういった、『どの治療方法が一番ふさわしいか』を、それぞれの専門家といいますか、場合によっては薬剤師や看護師とか色んなスタッフが一丸となって、一人の患者さんの治療方針は何がいいかっていうのを皆で検討して、それぞれの役割分担で治療していくというのがハートセンターです。

(小高)
例えば、かかりつけのお医者さんに「これはちょっと手術が必要だから紹介状を書いてあげるから行ってきなさい」なんて言われて先生のところに来られた患者さんでも、チームで調べてみると、「手術しなくてもこの方法で行けるかもしれないな」なんてこともあるんですか?

(寺村)
そういうこともあります。最初の診断をしていく段階で、その後の治療や状況が変わってくることもあります。最初はカテーテル治療がふさわしいと思って検査をしてみたら、実は外科手術が良いという場合もありますし、外科手術が必要と言われた方でも色々検査してみるとカテーテルで十分治療できるという場合や、そもそもそういう手術もカテーテルも必要ないっていうケースも中にはあります。そういうのを皆で協力して調べて、患者さんに一番いい治療方針を提供するというのが、ハートチームの一番の目的です。

(つボイ)
僕が昔聞いた話ではね、外科の先生はとにかく切りたがる、内科の先生は手術しなくてもこっちが治したる~という、自分のカテゴリーの治療に進むことが多いという。

(小高)
外科と内科が対立するドラマをちょっと前に見た!

(寺村)
ハートチームみたいなチームがないと、やっぱり自分らだけで判断して、それがいいと思って治療してしまう面がありますので、そういうのを解消するためにも、やっぱりハートチームっていうのを作ってみんなでやるほうがやっぱりいいですね。

(小高)
チームというのは、大体何人ぐらいなんですか?

(寺村)
うちの病院だと、循環器内科医が11人いて、心臓血管外科の先生が5人ぐらいいますので、基本的にはそのチームになります。

(つボイ)
治療方針はどうやって決めるんですか?まさか多数決で手ぇ挙げてもらって・・・。

(小高)
そういうじゃないって今聞いたばっかりでしょう!ディスカッションして、より良い方法を見つけ出していくって!

(寺村)
そうですね。

(つボイ)
ついつい・・・。学級会みたいに、手を挙げたら内科の先生のが多いんで、内科的治療に決まってしまう~とか。

(小高)
そういうことではないです。

(つボイ)
本当に、色んな立場から検討してもらえるのは、僕ら患者にとってはすごくありがたいですね。病状も年齢も考慮して、「本来はこの治療だけど、この年齢ならこっちの治療かな」 といったようなことも総合的にみるわけですよね。

(寺村)
そうですね。年齢が上がれば上がるほど、外科手術は負担が増えてきますので、より僕らのやっているカテーテル治療っていうのにシフトしていく方がやっぱり多いです。

(小高)
いろんな先生のお話をお聞きしていると、今までは外科手術でしかできなかったことが、けっこうカテーテルでも治せるようになってきているみたいですもんね。

(つボイ)
本当色んなことを総合的にみて判断していただけている、ということなんですね。

(小高)
そうですね。ということで、大変惜しいのではありますが、そろそろお時間となってしまいました。

(つボイ)
やっぱり小高さんのノリが違うんですよね。

(小高)
そんなことないですよ。次のコーナーになっても、私はすごく一生懸命やります!

(つボイ)
次の先生のときが心配やわ~。

(小高)
大丈夫!先生、ありがとうございました。一宮西病院の寺村真範先生でした。

(寺村)
ありがとうございました。

(小高)
来週からこのコーナーは「脳卒中」をテーマにお送りします。脳卒中や心臓病、それから健康に関する質問などありましたら皆さんも引き続きこのコーナーまでお便りを寄せください。専門家の先生にお答えいただきます。「健康のつボ~心臓病について~」でした。