集団作業療法
患者さまにとって“意味のある活動”を通じ、自己実現やQOL向上をめざす
1対1の個人療法から2~5人ほどの小集団、15~20名ほどの集団活動を用いて、認知症の進行防止、廃用化の防止、残存機能の維持・改善など、心身両面への働きかけをしていきます。入院したことで抱えている不安やストレスの原因をとらえたうえで、なじみのある作業(趣味、たとえば編み物や歌など)をする、昔の出来事や体験を語り合う、気晴らしや運動を兼ねたレクリエーションをしていただきながら、不安の軽減、こころの安定を図っていきます。患者さまの個性や生き方を尊重し仕事、趣味、日課などから、その人にとって意味のある活動を一緒に考え、その活動を通して自己実現や生活の質(QOL)の向上を目指します。
主な活動内容
- 季節に合わせた創作活動
- 歌や楽器を使っての音楽活動
- 回想法
- ゲーム など