全職種採用方針

前田昌亮人事部長
医者でも、看護師でも、
一番大事なのは“前向きさ”
一番大事なのは“前向きさ”
うまくいかないとき、多くの人は外的要因に理由を置いてしまうもの。
誰かのせいや環境のせいにせず、仲間のせいにせず、周囲への影響を与えているのは自分自身。
常に前向きであれば、多くのことはうまく進んでいくはず。
誰かのせいや環境のせいにせず、仲間のせいにせず、周囲への影響を与えているのは自分自身。
常に前向きであれば、多くのことはうまく進んでいくはず。
プロフィール
社会医療法人杏嶺会 営業・人事本部長 / 一宮西病院 事務長
前田 昌亮
1977年兵庫県神戸市生まれ。同志社大学商学部卒業後、株式会社キーエンスに入社し、法人営業に従事。その後、株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)、レイス株式会社で人材紹介・ヘッドハンティング事業に携わり、延べ2,000人以上のキャリア支援を行う。2013年より杏嶺会に入職し、医師採用を中心とした人事改革に取り組む。
人事部長就任後は、採用戦略や組織体制の再設計、管理職層のマネジメント支援を通じて病院経営の基盤強化を推進。その結果、2013年の杏嶺会着任後、医師数を4倍に拡大し、法人売上は3倍超の成長を達成。現在は法人全体の営業・人事部門を統括すると同時に、一宮西病院の事務長として現場運営にも深く関与している。2度のうつを経験した自身の実体験を背景に、成果だけに依存しない「病まない・病ませない組織づくり」を実践している。
著書に『弱さを装備する 折れずに働くためのキャリア再設計』(マイナビ出版)がある。
前田 昌亮
1977年兵庫県神戸市生まれ。同志社大学商学部卒業後、株式会社キーエンスに入社し、法人営業に従事。その後、株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)、レイス株式会社で人材紹介・ヘッドハンティング事業に携わり、延べ2,000人以上のキャリア支援を行う。2013年より杏嶺会に入職し、医師採用を中心とした人事改革に取り組む。
人事部長就任後は、採用戦略や組織体制の再設計、管理職層のマネジメント支援を通じて病院経営の基盤強化を推進。その結果、2013年の杏嶺会着任後、医師数を4倍に拡大し、法人売上は3倍超の成長を達成。現在は法人全体の営業・人事部門を統括すると同時に、一宮西病院の事務長として現場運営にも深く関与している。2度のうつを経験した自身の実体験を背景に、成果だけに依存しない「病まない・病ませない組織づくり」を実践している。
著書に『弱さを装備する 折れずに働くためのキャリア再設計』(マイナビ出版)がある。
今よりさらに地域へどんなサービスを提供していきたいのか
B棟オープンの後、この地域へさらにどんなサービスを提供していきたいのでしょうか。
一宮西病院が、いま出来ていないことをなくしていきたいと考えています。例えば、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始めた2020年12月には地域の医療崩壊を防ぐべく、新型コロナウイルス感染症に罹患した患者さまを受け入れるための感染症独立病棟(INCC=Ichinomiya Nishi Covid Center / 32床)をオープンいたしました。
コロナ禍を耐え抜き、2023年を迎えた今、私共にできることは何か。地域のクリニックの先生方が対応できないような“夜間診療”、“休日診療”であったり、“がん診療”など。他院ができないこと、マーケットのニーズに対して不足しているところをきちんと埋めていく作業をしていきます。そういったところに大きな価値があるとみています。
コロナ禍を耐え抜き、2023年を迎えた今、私共にできることは何か。地域のクリニックの先生方が対応できないような“夜間診療”、“休日診療”であったり、“がん診療”など。他院ができないこと、マーケットのニーズに対して不足しているところをきちんと埋めていく作業をしていきます。そういったところに大きな価値があるとみています。
“がん診療”というキーワードが出てきましたね。
がんを治すところというのは、日本人が第一想起するのはおそらく大学病院、公的病院、がんセンターだと思います。しかしながら、一宮市には大学病院もがんセンターもありません。そこが不足しているため、患者さまは名古屋や遠方へ流出していかれます。この地域の方であれば、この地域内で完結させたいと考えています。そのために、一宮西病院は化学療法を中心とした腫瘍内科、腎臓内科、がん治療の後に疼痛管理できるような緩和ケア内科、そういった診療科の増設も含めて、総合的ながん診療ができるようになりたいと考えています。
“救急”に関してはいかがでしょうか。

開明の地へ移って12年、一宮西病院は“救急”に重点を置いてつくられてきた歴史があるため、心臓、骨、脳のあたりを中心に存在意義を作ってきました。私たちの歴史的背景の中で成長してきた“救急”ですが、私にはマーケットのニーズが「現状で満足してもらったら困るよ」と言ってるように聞こえます。マーケットの中で成長し続けてきた救急ですが、まだまだ助けられる患者さまはいらっしゃるはず。これからは3次救急指定と救命救急センターの設立を目指して頑張って走っていく時期だと思っています。
いま最も注力すべきは“がん診療の確立”と“救命救急センターの設立(3次救急指定の取得)”、この2つのサービスを確立させることです。ただ、それはあくまでゴールイメージであって、元々やりたいと思っているのはマーケットのニーズに応えるということです。
他の病院にできないこと、クリニックの先生ができない領域を当院がカバーするということに重点を置いていきたいと思っています。
いま最も注力すべきは“がん診療の確立”と“救命救急センターの設立(3次救急指定の取得)”、この2つのサービスを確立させることです。ただ、それはあくまでゴールイメージであって、元々やりたいと思っているのはマーケットのニーズに応えるということです。
他の病院にできないこと、クリニックの先生ができない領域を当院がカバーするということに重点を置いていきたいと思っています。
801床が意味するもの
現状から約2倍の病床数となる“801床”が意味するものとは、何なのでしょうか。2病院統合におけるメリットなどもお聞きしたいです。
いま私たちがやっていることは、上林記念病院といまいせ心療センターの2病院を統合し、機能集約させるという大事業です。なぜこれを進めたかと申しますと、一番の背景はユーザビリティの向上です。“患者さまにとって、私たちの医療サービスが果たして利用しやすいのか?”、一番はここだと思っています。当院をより一層、患者さまにとって使い勝手のよい場所にしていきたいと考えています。経営的な側面から言うと、間接的人件費の削減が可能です。2病院ほどの人員を必要とせず、今よりもっと少ない人数で組織を運営できます。
801床という規模は国内の大学病院とほぼ同じ規模、とても巨大な規模です。800床以上の病院も、国内でそんなに多くありません。この規模の病院を運営しようと思うと医師の配置には医局人事が必須ですし、看護部であれば看護専門学校をもっていることが然るべきですが、当院はそうではありません。すべて人員は自主調達で賄っています。自立した採用力が当院の強みであると認識すると同時に、非常に自立・自律しながら組織をつくろうとしているところが当組織のすごいところだと心から思っています。
801床という規模は国内の大学病院とほぼ同じ規模、とても巨大な規模です。800床以上の病院も、国内でそんなに多くありません。この規模の病院を運営しようと思うと医師の配置には医局人事が必須ですし、看護部であれば看護専門学校をもっていることが然るべきですが、当院はそうではありません。すべて人員は自主調達で賄っています。自立した採用力が当院の強みであると認識すると同時に、非常に自立・自律しながら組織をつくろうとしているところが当組織のすごいところだと心から思っています。
11階建ての高層ビルが2棟並ぶとなると、まるでツインタワーですね。
そうですね、ここは尾張西部医療圏のシンボルのような存在になると思います。一宮市に松坂屋や名鉄百貨店を誘致したかのようなイメージのそれです。規模に見合った確固たるサービス価値の提供がマストだと考えています。ハードは一流、ソフトはもっと高みを目指さないといけません。杏嶺会にとって“801床”というのは、1つの通過点にしか過ぎないのですから。
通過点に見出すものとその先
“1つの通過点に過ぎない”という言葉から、5年先以上の景色が見えてくるように感じます。具体的にはどんな未来を見据えておられるのでしょうか。

私たちが今後見据える未来というのは、少子高齢化が進んでいて、10〜20年後は今よりさらに人口が減少し、マーケットの取り合いになります。医療は地域に根差したサービスなので、地域の人口が減れば継続運営ができなくなりますが、マーケットのシェア率を上げていくことができれば生き残れると考えています。
今よりもサービス価値を発揮し、マーケットシェアのトップをとっていくことが最低限のラインだと思っています。それこそが私たちが最も取り組むべきこと。例えば職員一人ひとりの接遇レベルはどうなのか、一人ひとりの感染管理の意識はどうなのかなど。職員の意識改革も必要だと感じています。「ここに来たら命が助かる」、「ここに来たら身体が健康になる」という価値を患者さまに感じていただかなければ、患者さまはご来院されません。
従って、我々は“患者さまを救う・助ける”という医療人としてのサービス価値の圧倒的な価値の追求と、経営としてはマーケットシェアを極限まで高めていくという両輪を回していくことが、将来の杏嶺会にとって必要だと考えています。その将来の布石を、この一宮西病院という箱を使って、杏嶺会の職員は経験値を養います。その成功体験をもって、これから私たちのやらなければいけないことはM&Aです。
今よりもサービス価値を発揮し、マーケットシェアのトップをとっていくことが最低限のラインだと思っています。それこそが私たちが最も取り組むべきこと。例えば職員一人ひとりの接遇レベルはどうなのか、一人ひとりの感染管理の意識はどうなのかなど。職員の意識改革も必要だと感じています。「ここに来たら命が助かる」、「ここに来たら身体が健康になる」という価値を患者さまに感じていただかなければ、患者さまはご来院されません。
従って、我々は“患者さまを救う・助ける”という医療人としてのサービス価値の圧倒的な価値の追求と、経営としてはマーケットシェアを極限まで高めていくという両輪を回していくことが、将来の杏嶺会にとって必要だと考えています。その将来の布石を、この一宮西病院という箱を使って、杏嶺会の職員は経験値を養います。その成功体験をもって、これから私たちのやらなければいけないことはM&Aです。
俯瞰して広い視野をお持ちなんですね。“M&A”を視野に入れられる背景というのはなんでしょうか。
他の医療機関を、私たちの方でどれだけ買い取っていけるか。なぜなら人口減少に陥った日本では、経営が立ち行かなくなる医療機関がこれからたくさん出てきます。経営が立ち行かなくなった医療機関というのは、その地域の方々に医療サービスの提供ができなくなるため、その地域にお住まいの方々は適切な医療サービスを受けるために遠方まで足を運ばざるを得ません。たまたまそのエリアに住んでいたというだけで、医療サービス格差ができてしまう。それは避けたい事象です。ですので、私たちのやり方をM&Aを通してさまざまなエリアに伝播していく。それが私たち杏嶺会の使命だと思っています。また、それがなぜ可能なのかと申しますと、やはり医療の中心的な役割を担う医師・看護師を自力で確保(採用)することが可能だからです。
法人職員のみなさんへ伝えたいこと
変革の過渡期にいる法人職員のみなさんへ向けて、メッセージをお願いします。
“脇役はいない”ということを伝えたいです。医療というものは、基本的にはチームでおこないます。チームでおこなう以上、全員が共通のゴールの方を向いて、患者さまのために病院をより良くしようと考え、行動する必要があると考えています。そうでなければ、患者さまがよりストレスなくサービスを受けることができないと考えるからです。
医療サービスを提供しない事務職員もチームの1人です。心・技・体の中で最も重要な要素は“心”。「患者さまのために真摯に取り組んでいる」、「少しでも病院を良くしようと思っている」、そういった“心”を持ち、患者さまがよりよいサービスを受けられるよう、全員で努力することが必要です。この病院の職員は誰一人として“脇役はいない”ということです。
私が病院職員のみなさんに期待することは、変化を起こすことを恐れず、改革をしよう、前に進もうと思った自分の気持ちを信じて、何かひとつでもできることをやってほしいということを伝えたいです。「今まで忖度して言わなかったことを言ってみる」ですとか、1つ1つの行動を積み重ねることで、後で振り返ったときに大きな前進の1歩だったと思えるはずです。勇気をもって、昨日よりも今日、今日よりも明日、何か小さなことでもいいから1つ1つ行動を変えてみてください。すべては患者さまのためです。
人事部という“人にかかわる”人間は、より一層ここを意識していてほしいです。“変革”を起こすために集められたチームなので、人にいい影響を与えられる組織でいてほしいなと思っています。誰かの少しの変革が、患者さまに良い影響をもたらし、職員が個々に呼応して、良い化学反応が起こることを期待しています。
医療サービスを提供しない事務職員もチームの1人です。心・技・体の中で最も重要な要素は“心”。「患者さまのために真摯に取り組んでいる」、「少しでも病院を良くしようと思っている」、そういった“心”を持ち、患者さまがよりよいサービスを受けられるよう、全員で努力することが必要です。この病院の職員は誰一人として“脇役はいない”ということです。
私が病院職員のみなさんに期待することは、変化を起こすことを恐れず、改革をしよう、前に進もうと思った自分の気持ちを信じて、何かひとつでもできることをやってほしいということを伝えたいです。「今まで忖度して言わなかったことを言ってみる」ですとか、1つ1つの行動を積み重ねることで、後で振り返ったときに大きな前進の1歩だったと思えるはずです。勇気をもって、昨日よりも今日、今日よりも明日、何か小さなことでもいいから1つ1つ行動を変えてみてください。すべては患者さまのためです。
人事部という“人にかかわる”人間は、より一層ここを意識していてほしいです。“変革”を起こすために集められたチームなので、人にいい影響を与えられる組織でいてほしいなと思っています。誰かの少しの変革が、患者さまに良い影響をもたらし、職員が個々に呼応して、良い化学反応が起こることを期待しています。


