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大動脈弁狭窄症の新しい手術法(Ozaki法)を開始しました


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2016年05月27日

尾﨑重之教授(左)と、山口聖次郎医師(右)

Ozaki法を確立した
東邦大学医療センターの尾﨑重之教授(左)と、
当院心臓血管外科の山口聖次郎医師(右)

一宮西病院心臓血管外科は5月25日、大動脈弁狭窄症の新しい手術法(Ozaki法)を実施しました。これは“自己心膜”を用いた大動脈弁再建手術です。

大動脈弁狭窄症の手術は、硬くなった弁を人工弁に入れ替える「弁置換術」が一般的です。しかし生体弁(豚や牛の組織と金属で加工した人工弁)にはサイズの制約があり、日本人の場合は弁の直径を大きくする弁輪拡大手術が必要となることもあります。また生体弁の金属部分(ステント)が弁輪を固定化し心拍の妨げになるとも言われています。今回実施した自己心膜大動脈弁再建術(Ozaki法)は、これらの問題を解消した手術として注目されています。自己心膜は患者さまご自身の組織なので、免疫反応などによる劣化がありません。生体弁による置換術と異なり、最終的には薬を飲む必要もなくなります。従来の生体弁による置換術と比較しても、心臓にかかる負担が小さいことも確認されています。

大動脈弁狭窄症は、今後高齢者に増えてくる疾患です。一宮西病院心臓血管外科はその新しい手術法として、自己心膜大動脈弁再建術(Ozaki法)をご提案いたします。