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睡眠外来(睡眠時無呼吸症候群、不眠症)


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睡眠外来

※土日診療はありません
※紹介状がおありの方は、必ずご持参ください
診療時間
午前 9:00~12:00 - - - - -
午後 13:30~16:30 - - - ↓初診
13:00受付
13:30受付
14:00受付
↓再診
14:30受付
15:00受付
-

睡眠外来 ご予約の流れ

※初診は木曜午後のみ
(土日診療無し)
※問診を「紙面」で回答される方は回答いただいた問診用紙をご持参ください。
(WEBで事前回答済みの方は、持参不要)

※事前問診は「精神科問診」と「睡眠問診」の2つに回答いただきます。
直近の症状についてご回答ください。(回答〆切:前日)

睡眠外来のWEB問診は2つございます。「精神」「睡眠」2つにご回答ください。

睡眠外来のWEB問診は2つございます。「精神」「睡眠」2つにご回答ください。


ご挨拶

当院では、2025年4月から「睡眠外来」を開設しました。
主に「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」と「不眠症」の診療を行っています。

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まる病気で、無呼吸の状態が繰り返されることがあります。これにより、いびきや日中の強い眠気、集中力の低下などの症状が現れます。医学的には、呼吸が10秒以上止まることを「無呼吸」と言い、耳鼻咽喉科などで診断されることもあります。もし、寝ている間に何度も呼吸が止まると、睡眠の質が悪くなり、日中の眠気や疲れが取れにくくなり、仕事や家事などの日常生活にも支障が出ることがあります。さらに、血中の酸素不足が続くことで、心臓や脳、血管に負担がかかり、心筋梗塞脳卒中などの重大な病気を引き起こすリスクも高まります。

また、不眠症寝つきが悪い、途中で目が覚める、朝早く目が覚めるなどの症状が続く病気です。慢性的な不眠は、体調不良や精神的なストレス、日中の眠気を引き起こし、生活の質に大きな影響を与えることがあります。ストレス生活習慣の乱れなどが原因となることが多いため、早期に専門的な治療を受けることが大切です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)や不眠症は、どちらも早期の診断適切な治療が重要ですので、気になる症状がある方はぜひご相談ください。

対象疾患

・睡眠時無呼吸症候群(SAS)
・不眠症
・確定診断済みのナルコレプシーまたは特発性過眠症の継続フォロー

対象者

・日中の強い眠気、集中力低下、倦怠感などでお悩みの方
・睡眠中大きないびきや息が止まってしまう方、ひどいいびきでお悩みの方
・不眠(睡眠障害)でお悩みの方
・睡眠に関してご相談がおありの方
・検査でナルコレプシー、特発性過眠症と診断されている方

検査、治療の流れ

主な医療機器使用メーカー
・株式会社フィリップス・ジャパン
・チェスト株式会社 等

診療内容

10秒以上、呼吸(気流)が止まってしまうことを無呼吸といい、睡眠時、無呼吸が1時間の間に5回以上、または7時間の間に30回以上の無呼吸があることを、睡眠時無呼吸症候群(SAS)といいます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・診断・治療には下記を用います。
・簡易検査:アプノモニター(簡易睡眠時呼吸検知装置)
・精密検査:ポリソムノグラフィー(PSG)
・治療方法:CPAP(シーパップ)療法

検査内容

【簡易検査】アプノモニター検査(①病院で実施 ②ご自宅にて実施)

※Philips(フィリップス)社のレンタルアプノモニター イメージ画像

病院またはご自宅で実施できる、簡易的な睡眠時無呼吸の検査です。
着脱は数分、着けたまま一晩寝ていただきます。
眠る前に指・胸・鼻などにセンサーを装着し、血中酸素度、いびき、睡眠時の呼吸状態等を記録し、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。

※検査機器の貸出・返却のお願い※

当院では、院内機器レンタルと、外部業者レンタルがございます。
 ①当院レンタル機器をご利用の方は、必ず当院へご返却ください。
 ②外部業者レンタル機器をご利用の方は、ご自身で外部業者へご返却をお願いします。
※病院での検査は<完全予約制>です。
※レンタル機器の返却期限は厳守願います

記録終了後、必ず病院へ検査機器をおご返却願います。(ご本人様でなくても構いません。)
貸出時に、院内機器レンタル同意書にサインいただきます。スムーズにご返却いただけない場合は当院からご連絡差し上げる場合がございます。

【精密検査】ポリソムノグラフィー(PSG)検査

▼検査対象
・簡易検査で著しい酸素濃度の低下を認めた方
・十分な睡眠時間をとっていても、「日中の眠気」や「倦怠感」「集中力などの低下」など、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を疑う症状がある方

在宅PSG検査は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」を診断するために、ご自宅での睡眠時の状態を記録する検査です。
株式会社フィリップス・ジャパン(以下フィリップス社)より検査機器が配送されますので、メーカーの指示のもと取り扱いに気を付けてご使用ください。検査が終了しましたら機器の返送をお願いいたします。
***簡易検査とのちがい***
・正確に無呼吸の回数が測定できる
・脳の呼吸中枢の機能異常により、睡眠時に無呼吸を起こしている”中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA)”を診断できる
・睡眠の周期や、睡眠時の姿勢による無呼吸の変化を判別できる

【治療】CPAP(シーパップ)療法

CPAP(シーパップ/持続陽圧呼吸療法)とは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法の一つであり、1998(平成10)年に健康保険適用になった治療法です。

使用方法は、睡眠時にホース・マスクを装着し、機械で圧力をかけた空気を、鼻から気道へ送り、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止します。この療法を適切に行うことで睡眠中の無呼吸やいびきが減少し、症状改善が期待されます。
視力矯正のために眼鏡を使い続けるようにCPAP療法も継続することで効果を発揮するため、外来への定期受診が必要となります。


医師コラム・外部リンク

医師コラム「眠れない…いまこそ知っておくべき!睡眠障害の5つのこと」

医師コラム「眠れない…いまこそ知っておくべき!睡眠障害の5つのこと」

山田医師監修 ⇒ Suimin.net(スイミンネット)ヤマネ先生の眠れる森の診療所

山田医師監修 ⇒ ヤマネ先生の睡眠日誌