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第13回 まとめ~改めて病院の上手な使い方~


小高 水曜日のこの時間は「健康のつボ!~病院の上手な使い方〜」。いざという時に頼っていく病院とはどういう付き合い方をしていけば良いのでしょうか。一宮西病院 事務長の前田昌亮さんにお話をうかがってきました。

つボイ いろいろ教えていただいておりますね。つい自分の体のことだけを心配して病院に駆けつけますけれども、病院を取り巻く環境とか医療制度、行政の方向性なども知っておきますと、少し俯瞰的に自分の病気のことも普段の健康についても見つめることができるかもしれませんね。

小高 今回の「病院の上手な使い方」シリーズは、今日が最終回となります。あらためて前田さんに病院の上手な使い方を教えてもらいます。

前田 今までお話ししたことの総まとめのような回にさせていただければなと思っております。病院とみなさまの身近にあるかかりつけのクリニック、この違いをずっと話してまいりました。病院の付き合い方を知るということは、逆に言うと“かかりつけのクリニックの使い方を知る”ということにも繋がるかなという風に思うんですね。

小高 はい。

前田 以前、「クリニックに行くと紹介状がもらえますよ」ってお話しさせていただいたと思うんですけども。まずはじめに、病院を知る時に医療費と賢く付き合ってください。お財布を痛めて欲しくないんです。

小高 お金の問題ですか!?

前田 はい、お金の問題です。紹介状をかかりつけの先生からいただいていく時と、それを持たずに行く時とでは、初診料が全く変わります。「選定療養費」というものがどうしてもかかってしまいます。

つボイ はい。

前田 これは200床以上というある程度の規模の病院を受診した場合、「選定療養費」というものが初診にかかってしまうんです。そういうのもかかりつけの先生から紹介状をいただいていたらありません。

つボイ はい。

前田 また、紹介状にはつボイさんや小高さんがかかりつけの先生に今まで診てきていただいた大事な大事な情報、たとえば病気の今までの履歴等々も載っています。ですので、病院に行った時に速やかに検査をやりましょうと繋がります。非常に短時間で適切な医療が受けれるという意味でもかなり大事です。

小高 はい。

前田 かかりつけ医と病院というのは、やはり密接に関わってるんだっていうのをあらためて知っていただきたいですね。

小高 ネットワークで繋がってますね。

前田 今、お金の話をしましたので合わせて「高額療養費制度」というのもありましたね。

つボイ はい。

前田 入院で医療費が高額になっても家計負担が課題になりすぎないように、1ヶ月の自己負担金額は上限が設けられてます。こういった制度がありますので、もしもの場合も安心して病院にかかれます。お金まわりのことも是非知っていただくと、安心して病院にかかれるかなと思います。

つボイ はい。

前田 でもまずは、病院の人間ですが、病気にならないのがやはり一番です。

小高 あはは、はい(笑)。

前田 本当にそれが一番なので、健康診断を是非受けていただきたいです。健康診断というのは「健診」と「検診」の2つがあって、これもしっかりと必ず受けてください。

つボイ はい。

前田 病院との付き合い方で言うと、「病院に行かない」というのが本当は一番いい付き合い方なのかもしれません。「健診」では、からだ全体の健康状態、血圧や血糖値とかそういったものに何か変化がないのかというのを確認するために必ず受けていただきたいです。

小高 はい。

前田 そして、がん検診などのより細かい専門的な点検をする検査の方の「検診」。これは自覚症状があるなしに関わらず、ご年齢を重ねられましたら必ずやってほしいです。がんで亡くなられる方っていうのはとても多いですので、この「検診」の方もしっかりと受けていただきたいですね。

小高 お金の面でも「検診」は結構高いからちょっと…って言ってやめちゃう人が多いですが、検診で見つかる大きな病気って、入院して手術してってなると、大抵そっちの方が高くかかることが多いですよね。

前田 はい。

つボイ やっぱり早期発見の方が治療費も…。

前田 もちろん少なくなってきます。病院は、地域の医療ネットワークの中の高度な医療を担っている以上、最後の砦のようなところだと思います。なるべく病院のお世話にならないというのが理想かと思いますが、少なからず予防するようなやり方というのは今お伝えした通りです。何かあった場合も、まずはかかりつけ医にご相談いただいた上で、経済的な部分でも紹介状を携えてきていただければ、より適切な医療が受けられるということです。

小高 地域のかかりつけのクリニックと病院っていうネットワークを、患者である私たちが上手に回して、回っていくっていうことをやらないと、ネットワークそのものが崩壊してしまって、私たちがスムーズに病気を診てもらえなくなっちゃう。そこもちょっと気にかけながら、病院と付き合っていく、クリニックと付き合っていくということですね。

つボイ いろんな制度を上手く使って、病院と上手く付き合っていきたいなと私も思いました。

小高 そして、現在の医療を守っていくことができるように、地域の医療ネットワークの中で自分たちでできることはしっかりやっていきたいですね。病院と医療のいろいろ、一宮西病院の事務長 前田昌亮さんに教えていただきました。どうもありがとうございました。

つボイ ありがとうございました。

小高 「健康のつボ!」では、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいております。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生に教えていただきます。

つボイ はい、質問お待ちいたしております!

小高 「健康のつボ!~病院の上手な使い方~」でした。

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