第4回 保険診療と自由診療
小高 水曜日のこの時間は「健康のつボ!~病院の上手な使い方」、いざという時に頼っていく病院とはどういう付き合い方をしていけば良いのでしょうか。一宮西病院 事務長の前田 昌亮さんにお話をうかがいます。
つボイ 病院のこととか医療制度を教えていただければいただくほど、奥が深いなと思いました。
小高 私たちは自分の体のことだけが心配で病院に行くわけですが、いろんな症状の患者さんを受け入れる病院の方は、全体がうまく回るような設計がちゃんとなされているんですね。
つボイ 勉強になりますね。
小高 今日はお医者さんに診てもらったときに支払う診療費について。日本は医療保険制度がしっかりしているから助かりますよね。前田昌亮さんです。
つボイ 病院のこととか医療制度を教えていただければいただくほど、奥が深いなと思いました。
小高 私たちは自分の体のことだけが心配で病院に行くわけですが、いろんな症状の患者さんを受け入れる病院の方は、全体がうまく回るような設計がちゃんとなされているんですね。
つボイ 勉強になりますね。
小高 今日はお医者さんに診てもらったときに支払う診療費について。日本は医療保険制度がしっかりしているから助かりますよね。前田昌亮さんです。
前田 日本の医療費の制度っていうのは、シンプルにいうと「保険診療」と「自由診療」。言葉は皆さん聞かれたことあると思います。今日はこの2つを理解をいただく日にしたいなと思っております。
つボイ はい。
前田 保険診療は、わかりやすく言うと、日本中どこの病院で受けていただいたとしても、全国完全に一律の価格になっています。自己負担って聞かれたことあると思うんですが、自己負担に関しては基本的に現役の世代は原則3割、3割は自分で払ってください、7割は国ですという形ですね。
小高 はい。
前田 やはりとても価格も安いですし、安心して受けられますよね。ただ、国が認めた医療に対しては保険診療は効きます。逆に言うと、国がそれは認めてないですよっていうものに関しては、全部自由診療の部類に入るんですね。
小高 よくこれは保険が効きますからとか、これはね、保険効かないんですよ~なんてね、そこの分かれ目ってことですね。
つボイ 自由診療は高いもんやと。
前田 例えばつボイさん、小高さんがですね、若返りたい、よし美容整形行くぞ!インプラントでもしてみようかな?なんていろんなことを考えた時に、果たしてこれは国が認めた公的な医療保険で適応できますか?って言われると、これは自由診療に入るんですね。先ほど小高さんが言われたように、保険が効く効かないっていうのを聞いていただくのはとても大事です。あと、美容整形をやろうと思った時に、いろんなところに行っていただくと、値段が全部バラバラだと思います。
つボイ そうですね。
前田 それぞれ自分たちで値段を決めてしまう。これが自由診療というふうに思っていただければと思います。
つボイ 保険診療は一律でしたよね。
小高 なんとなく今の例で聞くと、やっぱり健康に関わる、生命に関わる、そういうものは保険が効いて、そこまでじゃなく、自分の中でもうちょっとここをこうしたいああしたいみたいなものは保険効かないのかなって。でもそういう区別の仕方ってのはちょっと違います?
前田 いや、すごく捉えてまして、これは国が有効性と安全性を認めた治療とか検査とかお薬、これは大体保険診療という形で適用されているという形になってますね。
小高 でも、最先端医療とか高度医療の医療とか、保険効かないって聞いたことありますけど。
前田 そうなんです。初めは保険が効かない、そしてそれが保険が効くようになったみたいなニュースありますよね。そういうのは治験を繰り返していきまして、何度も何度もテスト、ジャッジを繰り返した結果、安全性が高いと認められたものは、自由診療から保険診療の方に移行していくというのはよくあるケースですね。
つボイ なるほど。
前田 なので、最先端でアメリカとかでやってましたみたいなものが、日本でいきなり保険診療扱いで治療が受けれますか?というと、まだ受け入れていないという治療もたくさんありますね。
小高 そうやって聞くと、保険診療は国がいろいろ精査して、これは大丈夫といったものを割安で受けることができるっていうメリットってのはすごくわかりやすいんですが、自由診療のメリットっていうと、どういうものなんでしょうか?
つボイ 僕らからすると高いなぁというデメリットをまず感じてしまうんですけれども。
前田 一番のメリットは、最新の治療自体は受けられますから、治療の選択肢は広がりますよね。例えばがんとかでも、こんな薬が使えればってがんになられた患者様は思われると思います。どうしても選択肢を広げたいということでしたら、自由診療扱いの新しい抗がん剤でチャレンジもできますから、一番のメリットは、治療の選択肢が最新のものも含めて広がっていくということになると思います。
つボイ そうかそうか。
小高 だからやっぱり保険診療と自由診療、それぞれにメリットとデメリットっていうものがあるんですね。
つボイ そういった時にもやっぱりお医者さんはアドバイスはしてくれますよね。
前田 アドバイスはもちろんしてくれますし、あとやはり皆さん気になられることは、医療費がどれくらいの値段になっちゃうんだろうっていうのはあると思います。病院にはそういった医療費、お金に関わることの専門的な部署がありますので遠慮なくご相談いただければと思います。
つボイ はい。
前田 保険診療は、わかりやすく言うと、日本中どこの病院で受けていただいたとしても、全国完全に一律の価格になっています。自己負担って聞かれたことあると思うんですが、自己負担に関しては基本的に現役の世代は原則3割、3割は自分で払ってください、7割は国ですという形ですね。
小高 はい。
前田 やはりとても価格も安いですし、安心して受けられますよね。ただ、国が認めた医療に対しては保険診療は効きます。逆に言うと、国がそれは認めてないですよっていうものに関しては、全部自由診療の部類に入るんですね。
小高 よくこれは保険が効きますからとか、これはね、保険効かないんですよ~なんてね、そこの分かれ目ってことですね。
つボイ 自由診療は高いもんやと。
前田 例えばつボイさん、小高さんがですね、若返りたい、よし美容整形行くぞ!インプラントでもしてみようかな?なんていろんなことを考えた時に、果たしてこれは国が認めた公的な医療保険で適応できますか?って言われると、これは自由診療に入るんですね。先ほど小高さんが言われたように、保険が効く効かないっていうのを聞いていただくのはとても大事です。あと、美容整形をやろうと思った時に、いろんなところに行っていただくと、値段が全部バラバラだと思います。
つボイ そうですね。
前田 それぞれ自分たちで値段を決めてしまう。これが自由診療というふうに思っていただければと思います。
つボイ 保険診療は一律でしたよね。
小高 なんとなく今の例で聞くと、やっぱり健康に関わる、生命に関わる、そういうものは保険が効いて、そこまでじゃなく、自分の中でもうちょっとここをこうしたいああしたいみたいなものは保険効かないのかなって。でもそういう区別の仕方ってのはちょっと違います?
前田 いや、すごく捉えてまして、これは国が有効性と安全性を認めた治療とか検査とかお薬、これは大体保険診療という形で適用されているという形になってますね。
小高 でも、最先端医療とか高度医療の医療とか、保険効かないって聞いたことありますけど。
前田 そうなんです。初めは保険が効かない、そしてそれが保険が効くようになったみたいなニュースありますよね。そういうのは治験を繰り返していきまして、何度も何度もテスト、ジャッジを繰り返した結果、安全性が高いと認められたものは、自由診療から保険診療の方に移行していくというのはよくあるケースですね。
つボイ なるほど。
前田 なので、最先端でアメリカとかでやってましたみたいなものが、日本でいきなり保険診療扱いで治療が受けれますか?というと、まだ受け入れていないという治療もたくさんありますね。
小高 そうやって聞くと、保険診療は国がいろいろ精査して、これは大丈夫といったものを割安で受けることができるっていうメリットってのはすごくわかりやすいんですが、自由診療のメリットっていうと、どういうものなんでしょうか?
つボイ 僕らからすると高いなぁというデメリットをまず感じてしまうんですけれども。
前田 一番のメリットは、最新の治療自体は受けられますから、治療の選択肢は広がりますよね。例えばがんとかでも、こんな薬が使えればってがんになられた患者様は思われると思います。どうしても選択肢を広げたいということでしたら、自由診療扱いの新しい抗がん剤でチャレンジもできますから、一番のメリットは、治療の選択肢が最新のものも含めて広がっていくということになると思います。
つボイ そうかそうか。
小高 だからやっぱり保険診療と自由診療、それぞれにメリットとデメリットっていうものがあるんですね。
つボイ そういった時にもやっぱりお医者さんはアドバイスはしてくれますよね。
前田 アドバイスはもちろんしてくれますし、あとやはり皆さん気になられることは、医療費がどれくらいの値段になっちゃうんだろうっていうのはあると思います。病院にはそういった医療費、お金に関わることの専門的な部署がありますので遠慮なくご相談いただければと思います。
小高 「保険診療」と「自由診療」を覚えておくといいですね。
つボイ 国によって有効性安全性が確認されてるものは、「保険診療」。自己負担は基本は3割とこういうことになりますね。
小高 はい。それでもどうしてもこの治療が受けたいというときは、「自由診療」で、という選択肢もあるということですね。来週も前田さんに病院の上手な使い方を教えていただきます。
そしてこのコーナー「健康のつボ!」では、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいております。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生に教えていただきます。
つボイ はい、質問お待ちいたしております!
小高 「健康のつボ!~病院の上手な使い方~」でした。
つボイ 国によって有効性安全性が確認されてるものは、「保険診療」。自己負担は基本は3割とこういうことになりますね。
小高 はい。それでもどうしてもこの治療が受けたいというときは、「自由診療」で、という選択肢もあるということですね。来週も前田さんに病院の上手な使い方を教えていただきます。
そしてこのコーナー「健康のつボ!」では、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいております。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生に教えていただきます。
つボイ はい、質問お待ちいたしております!
小高 「健康のつボ!~病院の上手な使い方~」でした。