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第2回 どんな人がなりやすいの?


ホーム > 病院紹介 > 健康のつボ! > 前立腺がんについて > 第2回 どんな人がなりやすいの?

(小高)
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~前立腺がんについて~』。昨今、日本で罹患数増加が最も著しいと言われているがん、「前立腺がん」について、一宮西病院・泌尿器科部長の永田大介(ながただいすけ)先生にお話を伺っていきます。お勉強しました、前立腺は男性にのみある器官です。

(つボイ)
ということは前立腺がんになるのは男性のみということで、怖いな~と思いますね!

(小高)
男性は気になりますよね。しかも、最近は罹患数が増える!?ということなんですね。

(つボイ)
お便りもこちらに来てますけれども。たきのなっちゃん(女性の方)からいただいています。「新生活フロッピーの先生のお話とても勉強になりました。女性には分からない病気なんですね、知識が身につきました。以前、叔父が前立腺がんと診断されたと年末に叔母から聞きまして、心配していました。今後の先生のお話もお聞きして勉強させていただきます」。やっぱり身近にあるんですよね。滅多にない病気とは違うんですよ。お身内の方にもいらっしゃる。動物奇想天ぷらさんという方のお父さんも前立腺がんだったと。こういうようなお便りがあり、身近に発症する病気だなと思いました。

(小高)
かかる人が増えてますよ!というわけですもんね。そうなってくるとこの前立腺がんというのは、一体どんな人がなりやすいのか?気になるでしょ?

(つボイ)
これはちょっと聞かないといけないね。

(小高)
はい。永田先生のお話です。


~~~~~~~


(永田)
まずは、典型的な「高齢者に発生しやすいがん」ということです。

(小高)
高齢者というと何歳ですか?

(永田)
50歳くらいを超えてからが、発症率がどんどん増えてると言われています。

(小高)
そのくらいの年齢になってくると罹る人は結構多いんですか?

(永田)
そうですね。男性の中で10人に1人くらいは前立腺がんになるといわれていて、女性でいうと乳がんと一緒くらいのレベルです。

(小高)
乳がんはね、男の人もたまになるって言われていますけど、前立腺がんは男の人だけやもんね。

(つボイ)
よかったなぁ。

(小高)
(笑)でも、その数を聞くと、男性の方はみなさん非常に気になさるのは確かにそうですね。昔に比べて罹る人が増えてるとか減ってるとかそういうのはあるんですか?

(永田)
昔に比べると非常に数が増えているので、日本が高齢化社会になってきている、長寿になってきている、あとはPSAという血液検査で分かるので、健康意識が高まっている、その2つが患者さんの数を押し上げている、というふうに思っています。

(つボイ)
数が増えると聞くと悪いことに思うけども、そういう検査がきちっとやられているということですね。

(永田)
そうですね。それで早期で見つかって治っていくと。それが一番僕らにとってはハッピーです。

(小高)
早期に見つかったらホントに治るんですよっていうことだとすると、早期に見つけないでほったらかしておくとどうなるんですか?

(永田)
ほったらかしておくとですね、骨とか肺だとかに転移して、そこに伴う症状が出てきたりとか、あとは骨がもろくなってくるのですぐ折れやすい骨になってしまいます。

(小高)
前立腺がんの、前立腺だけの部分においては痛みが出てくるとかはないんですか?

(永田)
そういうこともほとんどなく。

(小高)
出血も?

(永田)
ほとんどないですね。

(つボイ)
これはがんに共通した感じですよね。あんまり症状がなくて、症状があらわれた頃にはもう…

(永田)
ちょっと手遅れ。

(小高)
前立腺がんは比較的治りやすいっていうけど、他に転移したら非常に難しくなってくるよっていうなんて種類のがんもありましたし。

(永田)
そうですね、前立腺がんは転移しなければ、ほとんど5年生存率は100%に近いよって僕らはお話しするんですけど、転移している場合は、申し訳ないけど5年生存率は60%くらいかなっていうお話になってしまいます。

(小高)
ちょっと脅すような流れで言っちゃいましたけど、だからこそ検査で転移する前に早く見つければ、比較的、そんなに心配しなくても良いですよって言っちゃっても良いですか?

(永田)
言っちゃって良いと思います!

(つボイ)
それとやっぱり、がんによってはスピードがありますよね。この前立腺がんはどうなんですか?

(永田)
非常にゆっくりゆっくり、成長するんですね。

(小高)
全般的に日本人って、検査の比率って、外国に比べて少ないよっていうのは他の病気の時にもよく言われてたと思うんですが、日本では、ほんとはもっと早く検査でわかってれば助かったのにというか、亡くなった方というのはどのくらいいらっしゃるんですか?

(永田)
年間で1万人くらいの方は、前立腺がんで亡くなられているんですね。そういう方ははっきり言うと、転移がある状態で見つかった方がほとんどです。

(小高)
今の先生のお話だと、早めに見つけていればきっと助かったであろうにということですね。

(永田)
そうですね。

(つボイ)
私なんか人間ドックはね、ちゃんとオプション入れてますもん。これ。

(小高)
前立腺がんの?

(永田)
素晴らしい!

(小高)
またそんな検査についても、今後先生に伺っていきたいなと思っています。

(つボイ)
何にしろ早期に発見するということですね!

(永田)
そうですね。


~~~~~~~


(つボイ)
ということでね。長寿になってくると、ということでしょうね。長生きすればいろんなリスクも増えてくると。であるならば、早期発見・早期治療、これがポイントになるんだろうな、ということがわかります。

(小高)
じゃあどうやったら早期発見が可能なのか?ということになりますよね!そのあたりのことも、今後このコーナーで伺っていきます。一宮西病院・泌尿器科部長の永田大介(ながただいすけ)先生でした。『健康のつボ~前立腺がんについて~』でした。