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単独インタビュー


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クローズドICUのスペシャリスト 麻酔科医・集中治療医 坪内宏樹

クローズドICUの先駆者 麻酔科医・集中治療医 坪内宏樹



坪内 宏樹(つぼうち ひろき)先生

所属:麻酔科・集中治療部 部長
卒業:1995 年卒(名古屋市立大学)
経歴:岐阜県立多治見病院 麻酔科・救命救急センター、JA愛知厚生連海南病院 集中治療部・救急部・麻酔科、いなべ総合病院 麻酔科。


充実した体制 医療圏の中心的存在を目指す

現在の麻酔科・集中治療部について教えてください。

私は「麻酔」と「集中治療」をさせてもらっています。当院の麻酔管理は、年間約3600件くらい、今年(2020年)に関しては4000件くらいになるか?という感じです。ICUに関しては、年間約750~800人くらいの患者さんが入室されます。

体制は常勤医師15名、人数としては充実しています。雰囲気に関しては、チームワークの良さは当院では一番ではないかと思っております!(笑)麻酔科は一般的に女性が多い診療科ですが、お子さんができたりご結婚されたり等のライフイベントに関しては、男性陣の協力体制がすごく良いです。それに対してしっかり感謝して働いている女性陣の姿勢にも非常に好感を持っています。

尾張西部医療圏とはどんな所だという印象ですか?

県内でも人口が多い方のエリアですので、大きな医療圏だと感じています。当院で出来ることは全て当院で行い、この医療圏の中心的存在になっていければいいなと思っています。

衰えることのない勢い 他科との連携も密に

この病院の印象はどうですか?

今年で5年お世話になっていますが、「勢い」が一番ですね!5年前に比べて医者の数は2倍!手術件数も2倍近くになっているので、この勢いはすごいなという印象しかないです。個人的にも楽しくやらせてもらっています。

他科との連携についてはどうですか?

他科との連携は多いですね~!そして他科との連携が非常に良い印象がありますね!各科の先生方とのコミュニケーションで困ることはないし、むしろ何かあれば相談して助けていただいてばかりです。朝のカンファレンスでは麻酔科だけではなく各科の先生、ICU看護師、ME、理学療法士、薬剤師、栄養科、検査技師といった、色んな科・職種の人達が集まって方針について検討しています。

「人を助ける」という強い志

この病院に来た経緯を教えてください。

私はずっと大学医局で麻酔と集中治療をやっていたのですが、少し窮屈な感じがしていました。私は集中治療医でもあるので、集中治療もやらせていただける病院で働きたいと思っていました。そんな時に一宮西病院のことを知り、無医局で集中治療もやらせてもらえるという話でしたので、こちらにお世話になることを決めました。

この病院にはどんな思考の医師があうとお考えですか?

最近、麻酔科の中でも集中治療の研修が出来るところが少なくなり、集中治療を目指す医師が減っています。集中治療も麻酔もしっかり学びたい、経験したいという方には当院がすごくあうと思いますし、私も嬉しいです。そして何よりも「人を助けたい」という強い意志を持った人こそ、当院にあっていると思います。

「救える命は必ず救う」 それを実現する医師を育てたい

先生の今後の目標を教えてください。

私は麻酔科医であり集中治療医でもありますが、一人で出来ることは限られ、特に集中治療はチームでないと出来ないことがたくさんあります。しかし逆に言えば、しっかりとした集中治療の体制があれば、必ず患者さんを救えると考えています。当院の紹介ページにも記載されておりますが、私のポリシーは「救える命は必ず救う」です。世の中にはまだ「あそこの病院だったから救われた、こっちの病院だったら…」という状況が散見されます。それは非常に腹立たしいことで、本来あってはいけないことだと思います。そこに一番関わるのが重症患者さんを診る我々であり、しっかりと集中治療が出来る医師がたくさんいれば、世の中の救われる人が増えることになります。私がここにいる一番の理由は、数多くの集中治療医を育て、彼らを世の中へバラまいていきたいからです。当院はそのレベルの医師を育てられる環境ですし、私自身、若い医師が育つためには応援したいと思っています。そんな医師をたくさん生み出せる病院になればいいな、と思っています。



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