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上林記念病院の特徴


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上林記念病院の特徴

“こころ” と “からだ” に、安心とやすらぎを

当院は9病棟445床を有し、様々な機能を持った病棟が配置されています。令和2年1月に開設した精神科救急入院料病棟(スーパー救急)、慢性期疾患や認知症状にも対応している精神科一般病棟によるこころの治療だけではなく、内科一般病棟や回復期リハビリテーション病棟、医療療養病棟を備え、こころとからだの治療を提供することが出来る県内でもめずらしい病棟構成が特徴です。
また、精神科デイケア・ショートケア、リワークプログラムの実施など社会生活への復帰を後押しするようなプログラムを実施。グループホームの運営や訪問看護ステーションの設置など地域移行にも力を入れています。
系列病院施設として、一宮西病院、尾西記念病院、いまいせ心療センター、老人保健施設やすらぎ、一宮医療療育センターがあり各病院施設とのコンサルテーション・リエゾン精神医学にも力を入れています。

診療科の特徴

精神科領域を網羅できる態勢を整えており、うつ病、統合失調症、双極性障害、不安障害、認知症等に加え、器質性精神疾患の患者や身体合併症を有した精神疾患者、摂食障害を含め入院治療を要するすべてのケースに対応しています。精神科における一般的な疾患について、画像診断や脳波検査、光トポグラフィー検査などの補助検査、精神科薬物療法の他、クロザピン治療、認知行動療法、SSTなど様々な治療法も実施しています。また専門医及び、精神保健指定医を取得するに充分な症例が揃っています。
外来では不安障害やうつ病患者を中心に、認知行動療法や対人関係療法などの専門的精神療法プログラムを提供しています。
訪問看護や社会復帰部門では、デイケアプログラムを通じて退院後や通院中の地域生活をサポート、またうつ病の再発予防を目的としたリワークプログラムを実施し、復職・就労支援を行っています。

児童精神部門では平成27年よりこども発達センターあおむしを設立し常勤医師5名、非常勤医師4名の体制で地域の発達障害児への早期介入を進めており、言語聴覚療法、作業療法、心理療法など多職種チームで患者の成長をサポートしています。また、発達障害のみに特化せず中学校卒業までのこどもを対象にうつ病などの精神症状への治療を行っていることも特徴です。中学校卒業後は大人の精神心療科で治療にあたるため、切れ目のない治療を行うことが可能です。
 さらに、児童思春期デイケアを設置し、社会的な問題になっている不登校児への支援に力を入れており、公認心理師や精神保健福祉士、看護師、作業療法士などが患者の生活と学校への復帰をサポートしています。
常勤 12名
非常勤医 6名
日本精神神経学会専門医・指導医 4名
精神保健指定医 8名
外来患者数 155.6名/1日
病棟情報 4病棟 188床(内 精神科救急入院料病棟 1病棟 46床)

上林記念病院専門研修プログラムの特徴

地域の中核的な精神科医療体制
民間精神科病院が基幹施設である本プログラムは、我が国の精神科病床のほとんどが民間精神科病院であるという現実に即し、地域社会に根ざした臨床実践的な内容のプログラムを目指しています。このプログラムでは、長い歴史の中で培われてきた地域の精神科医としての基本的な倫理性や学問的な態度を養うとともに、急性期から慢性期、児童期から老年期、任意入院から措置入院など各施設をローテートすることによって多彩な症例を経験することができます。さらに幅広い地域社会の中で実践活動を行っており、社会で生活する精神障害者をどのように支えるのかといった、これからの我が国に求められる社会福祉、地域医療の現場を実際に体験できます。

関連施設ネットワーク
本プログラムの研修施設群は、愛知県尾張西部医療圏、近隣医療圏の医療機関から構成されています。一宮西病院や、一宮市立市民病院、総合大雄会病院など一宮市の中核的な総合病院と連携するとともに、地域のメンタルクリニック(いなざわこころのクリニック)とも連携をとっています。いずれの病院も近隣の病院であり、移動や連携に非常に適しています。一宮市は2020年度に愛知県において中核的都市となるため、研修プログラムにおいて一宮市の中心的な病院と連携することで、地域医療の充実と発展に寄与することができます。さらに、当院は滋賀医科大学プログラムと愛知医科大学プログラムの連携施設でもあり、これらの施設との交流により最新の医療技術及びリサーチマインドの素養を習得することが可能です。