PSA検査
PSA検査とは?
PSA検査は1mlほどの血液があればおこなうことができる、簡便な前立腺がんの検査です。PSAとは“Prostate Specific Antigen”の略で、日本語にすると“前立腺特異抗原”です。
PSAはがんや炎症で前立腺組織が壊れると、血液中に漏れ出します。そのため、血液中のPSA濃度が高い場合、前立腺に何らかの異常があると考えられ、その中の一つに“前立腺がん”があります。
PSAの血中濃度が高かったとしても、必ずしも前立腺がんとは限りません。ですが前立腺がんの早期発見に役立つ検査法として、健康診断や人間ドックなどでは広くおこなわれています。
また、前立腺がん以外にも前立腺肥大症や前立腺炎など、他の病気が原因でPSA値が上昇したり、前立腺肥大症や男性型脱毛症の薬を服用している場合には、逆に本来よりも値が低下することがあります。
PSAはがんや炎症で前立腺組織が壊れると、血液中に漏れ出します。そのため、血液中のPSA濃度が高い場合、前立腺に何らかの異常があると考えられ、その中の一つに“前立腺がん”があります。
PSAの血中濃度が高かったとしても、必ずしも前立腺がんとは限りません。ですが前立腺がんの早期発見に役立つ検査法として、健康診断や人間ドックなどでは広くおこなわれています。
また、前立腺がん以外にも前立腺肥大症や前立腺炎など、他の病気が原因でPSA値が上昇したり、前立腺肥大症や男性型脱毛症の薬を服用している場合には、逆に本来よりも値が低下することがあります。
PSA値と前立腺がんの関係
企業健診や人間ドックでも実施可能
PSA検査は、自治体や職場の健康診断で受けることができます。もちろん人間ドックの検査項目にオプションとして加えることも可能です。
健康診断や人間ドック以外で個別にPSA検査を受けたい場合には、かかりつけの主治医に相談してください。かかりつけの診療科によっては、相談したその場でPSA検査を受けられる場合もあります。
自治体や職場の健康診断でPSA検査を受ける場合の費用は、無料~3,000円程度※です。
なお、健康診断や人間ドックとは別で、前立腺がんの疑いにより個別でPSA検査を受けた場合、検査費用は保険適用となります。
※各自治体や勤務先へご確認ください。
健康診断や人間ドック以外で個別にPSA検査を受けたい場合には、かかりつけの主治医に相談してください。かかりつけの診療科によっては、相談したその場でPSA検査を受けられる場合もあります。
自治体や職場の健康診断でPSA検査を受ける場合の費用は、無料~3,000円程度※です。
なお、健康診断や人間ドックとは別で、前立腺がんの疑いにより個別でPSA検査を受けた場合、検査費用は保険適用となります。
※各自治体や勤務先へご確認ください。
コラム監修
一宮西病院
泌尿器科部長
永田 大介
愛知県豊橋市出身。1996年、名古屋市立大学卒業。名古屋市立大学病院、豊川市民病院、名古屋市立東部医療センター、江南厚生病院を経て、2018年より一宮西病院。
⇒プロフィールの詳細はこちら
泌尿器科部長
永田 大介
愛知県豊橋市出身。1996年、名古屋市立大学卒業。名古屋市立大学病院、豊川市民病院、名古屋市立東部医療センター、江南厚生病院を経て、2018年より一宮西病院。
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※本ページに掲載されている情報は、2024年6月時点のものです。
※2025年9月12日 前立腺がんの年齢階級別罹患率グラフを更新
※2025年9月12日 前立腺がんの年齢階級別罹患率グラフを更新
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