第11回 腎臓検診の意義

小高 水曜日のこの時間は「健康のつボ!~腎臓病について〜」。一宮西病院 腎臓内科 第二部長 / 腎&シャント・レミッションセンター長 福田道雄先生にお話を伺っております。腎臓の機能が落ちていくと、元に戻ることは難しい。だったらこれ以上機能が落ちないように、現在の機能を維持していくことが大切になりますよね。
つボイ そのためには自身の腎臓の今を知る。つまり腎臓の検診が必要になってきます。
小高 このコーナーで色々な病気を取り上げる時に常に言われるのが、やっぱり検診の重要性なんですね。今日は、腎臓の検診について福田先生にお聞きします。
つボイ そのためには自身の腎臓の今を知る。つまり腎臓の検診が必要になってきます。
小高 このコーナーで色々な病気を取り上げる時に常に言われるのが、やっぱり検診の重要性なんですね。今日は、腎臓の検診について福田先生にお聞きします。
福田 まず検尿では、蛋白尿が出ていないかとか血尿が出ていないかというのがメインになります。採血では、クレアチニンという値をだしてそこから前につボイさんがおっしゃってくださったeGFRというのを計算してそれを腎機能の指標として見る。このまあ3本立てが主になります。
小高 ちょっとどこか痛いなとか、お腹が気持ち悪いなとか、そう思ってからお医者さんに行くというのは難しい?
福田 腎臓が急激に悪くなる病気がいくつかあって、そういう場合はもうちょっとの腎機能の低下でも気持ち悪くなります。でも、多くの慢性腎不全という経過の方の場合は、症状が出るときはもう透析手前なんですね。だから無症状で進むのが怖いですね。なので急に悪くなるのは逆に急に治るんですよ、治療すれば。
小高 おー。
福田 検診がなくても症状が出てきた何々っと言って治す。その検診は無症状でこのまま行ったら気がついたとき遅いっていう人を早く見つけるために検診。
小高 じゃ、絶対必要ですね。
福田 ただ見逃さないために網を張っているので、検診で引っかかったからといって「あーもう嫌だ、もう嫌だから病院行かない」って思わない方がいいと思います。
小高 検診が無症状の人にとってみたら早く見つける最良の方法ですけれども、広く網を張っているので、検診で引っかかったから「全てものすごいもう病気で大変なことです」でもない。安心して早いうちに見つける検診によってっていうのをとっても大事になってくると。
福田 はい。
小高 そして、その検診というのがさっき言っていた「尿検査」と「血液検査」。よく健康診断で尿検査っていうと、まず血尿、血が出た。それから蛋白っていうのがよく2つ言われることだと思うんです。
福田 潜血反応も蛋白も、ただおしっこが濃かっただけでも陽性になることがあるんです。それから例えば、膀胱炎で潜血反応が出ることもある。糸球体の壁が破けて出てきている血尿の場合は、大きな病院だと顕微鏡で見て、糸球体から出ている赤血球か、それ以外か、例えば、がんとか尿路結石とかを区別することができるんです。
つボイ それが、分かるわけですね。
福田 どうやって区別するかというと、糸球体から今度は尿細管という雨どいのような流れで腎臓から出てくるんですけど、その雨どいの中でゼリーのようなものに赤血球がパッキングされて、まるで紙パックつき掃除機のあの紙パックみたいにその管の中に赤血球が入ってきたのがおしっこに出ていれば、これは腎炎だな。
小高 うん。
福田 それがなければ「ん?尿路結石ないかな?がんがないかな?」って調べることになります。
福田 蛋白も、低部だと濃いだけなので精密検査、尿中の蛋白と尿中のクレアチニンというのを測ってちょっとした計算をすると、やはり濃いだけなのか本当にたくさん出ているのか計算で出せるんです。なので引っかかった後で大きな病院で2次検診を受けるのが大事なんです。
小高 はい。そしてつボイさんが気になる血液検査ですけれども…
つボイ そうなんですよ。eGFR。
福田 はい。クレアチニンというのは高くなると腎臓が悪いという指標になるんですけども、「eGFR」というのは何歳男か女かでクレアチニンがこのくらいだと腎臓の機能は何%だよっていう、このデータを全国でもう20年30年前に集めて式が作られたわけですね。
つボイ 減っていくんですよ。
小高 減っていくのはダメなんですよね?
福田 そうです。
小高 どのくらいになると要注意なんですか?
福田 広く腎臓病の方を見つけるために60を3ヶ月以上割っていると、CKDというカテゴリーに入れるんですね。それがその1年で5下がるといけないとか、例えばお薬を使ったときに20%以上落ちるといけないとか、そういう使い方をします。
小高 ですから人間ドック、健康診断で腎臓の場合は尿検査、血液検査、そこでもって要注意っていうのが出たら、必ずお医者さんに行って詳しく調べてもらったほうがいいけれど、出たからと言って必ずしも腎臓病っていう直結ではないので、そこは安心してしっかりとお医者さんに見てもらいましょうと、いうことですね。
福田 その通りです。
小高 ちょっとどこか痛いなとか、お腹が気持ち悪いなとか、そう思ってからお医者さんに行くというのは難しい?
福田 腎臓が急激に悪くなる病気がいくつかあって、そういう場合はもうちょっとの腎機能の低下でも気持ち悪くなります。でも、多くの慢性腎不全という経過の方の場合は、症状が出るときはもう透析手前なんですね。だから無症状で進むのが怖いですね。なので急に悪くなるのは逆に急に治るんですよ、治療すれば。
小高 おー。
福田 検診がなくても症状が出てきた何々っと言って治す。その検診は無症状でこのまま行ったら気がついたとき遅いっていう人を早く見つけるために検診。
小高 じゃ、絶対必要ですね。
福田 ただ見逃さないために網を張っているので、検診で引っかかったからといって「あーもう嫌だ、もう嫌だから病院行かない」って思わない方がいいと思います。
小高 検診が無症状の人にとってみたら早く見つける最良の方法ですけれども、広く網を張っているので、検診で引っかかったから「全てものすごいもう病気で大変なことです」でもない。安心して早いうちに見つける検診によってっていうのをとっても大事になってくると。
福田 はい。
小高 そして、その検診というのがさっき言っていた「尿検査」と「血液検査」。よく健康診断で尿検査っていうと、まず血尿、血が出た。それから蛋白っていうのがよく2つ言われることだと思うんです。
福田 潜血反応も蛋白も、ただおしっこが濃かっただけでも陽性になることがあるんです。それから例えば、膀胱炎で潜血反応が出ることもある。糸球体の壁が破けて出てきている血尿の場合は、大きな病院だと顕微鏡で見て、糸球体から出ている赤血球か、それ以外か、例えば、がんとか尿路結石とかを区別することができるんです。
つボイ それが、分かるわけですね。
福田 どうやって区別するかというと、糸球体から今度は尿細管という雨どいのような流れで腎臓から出てくるんですけど、その雨どいの中でゼリーのようなものに赤血球がパッキングされて、まるで紙パックつき掃除機のあの紙パックみたいにその管の中に赤血球が入ってきたのがおしっこに出ていれば、これは腎炎だな。
小高 うん。
福田 それがなければ「ん?尿路結石ないかな?がんがないかな?」って調べることになります。
福田 蛋白も、低部だと濃いだけなので精密検査、尿中の蛋白と尿中のクレアチニンというのを測ってちょっとした計算をすると、やはり濃いだけなのか本当にたくさん出ているのか計算で出せるんです。なので引っかかった後で大きな病院で2次検診を受けるのが大事なんです。
小高 はい。そしてつボイさんが気になる血液検査ですけれども…
つボイ そうなんですよ。eGFR。
福田 はい。クレアチニンというのは高くなると腎臓が悪いという指標になるんですけども、「eGFR」というのは何歳男か女かでクレアチニンがこのくらいだと腎臓の機能は何%だよっていう、このデータを全国でもう20年30年前に集めて式が作られたわけですね。
つボイ 減っていくんですよ。
小高 減っていくのはダメなんですよね?
福田 そうです。
小高 どのくらいになると要注意なんですか?
福田 広く腎臓病の方を見つけるために60を3ヶ月以上割っていると、CKDというカテゴリーに入れるんですね。それがその1年で5下がるといけないとか、例えばお薬を使ったときに20%以上落ちるといけないとか、そういう使い方をします。
小高 ですから人間ドック、健康診断で腎臓の場合は尿検査、血液検査、そこでもって要注意っていうのが出たら、必ずお医者さんに行って詳しく調べてもらったほうがいいけれど、出たからと言って必ずしも腎臓病っていう直結ではないので、そこは安心してしっかりとお医者さんに見てもらいましょうと、いうことですね。
福田 その通りです。
つボイ 私も今聞いてましたけど、数字が本当に先生がおっしゃるような…。60以下のずっとこんな…
小高 うん、ちょっと気になる?
つボイ 気になります。「蛋白が出てへんぞ」とか色んなこと、やっぱりそれぞれ自分のが気になりながら聞いてらっしゃったんじゃないでしょうかね。とにかく腎臓の病気というのは症状が出ない。検査では出るけども、普通症状が出ないので検診では、広く網をかけておくとが大事。
小高 はい。だからつボイさんも検診の数値で気付けたいなっと気を引き締めてるわけですもんね。
つボイ はい。注意、注意。
小高 検診で「2次検査を」って言われたときに、そこで尻込みしちゃうと元も子もないので、腎臓病でないことも多いし、仮に腎臓病であったとしても早く見つかってよかったっていう風に思ったほうがいいわけですから、やっぱり受けたほうがいいんですね。
小高 さあ、来週も福田先生に腎臓病について伺っていきます。
そしてこのコーナー「健康のつボ!」では色々な病気について専門家の先生に解説していただいております。皆さんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生をお呼びして教えていただきます。
つボイ 質問お待ちいたしております。
小高 「健康のつボ!~腎臓病について~」でした。
小高 うん、ちょっと気になる?
つボイ 気になります。「蛋白が出てへんぞ」とか色んなこと、やっぱりそれぞれ自分のが気になりながら聞いてらっしゃったんじゃないでしょうかね。とにかく腎臓の病気というのは症状が出ない。検査では出るけども、普通症状が出ないので検診では、広く網をかけておくとが大事。
小高 はい。だからつボイさんも検診の数値で気付けたいなっと気を引き締めてるわけですもんね。
つボイ はい。注意、注意。
小高 検診で「2次検査を」って言われたときに、そこで尻込みしちゃうと元も子もないので、腎臓病でないことも多いし、仮に腎臓病であったとしても早く見つかってよかったっていう風に思ったほうがいいわけですから、やっぱり受けたほうがいいんですね。
小高 さあ、来週も福田先生に腎臓病について伺っていきます。
そしてこのコーナー「健康のつボ!」では色々な病気について専門家の先生に解説していただいております。皆さんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生をお呼びして教えていただきます。
つボイ 質問お待ちいたしております。
小高 「健康のつボ!~腎臓病について~」でした。

