第4回 腎臓の病気①

小高 水曜日のこの時間は「健康のつボ!~腎臓病について〜」。一宮西病院 腎臓内科 第二部長 / 腎&シャント・レミッションセンター長 福田道雄先生に腎臓のお話を伺っております。
つボイ 腎臓の病気、最初はなかなか症状が出ないもんですから、健康診断で発見されることが多いようですね。
小高 気がつかないうちに機能が弱って、そして透析、なんていう風にならないように、まずは腎臓の病気をしっかり把握しておく必要があります。今日は腎臓の具体的な病気について福田先生に教えていただきましょう
つボイ 腎臓の病気、最初はなかなか症状が出ないもんですから、健康診断で発見されることが多いようですね。
小高 気がつかないうちに機能が弱って、そして透析、なんていう風にならないように、まずは腎臓の病気をしっかり把握しておく必要があります。今日は腎臓の具体的な病気について福田先生に教えていただきましょう
福田 どなたかが腎臓病の病名を言われた時に、腎臓の病理組織の名前を言ってるのか、症状の名前を言ってるのか区別する必要があるんです。例えばその、咳が出るっていう場合に、肺がんでもいいし風邪でもいいですよね。急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ、腎不全、これは症状の名前なんです。
つボイ うん。
福田 糸玉でご説明しました、
つボイ 糸球体。
福田 はい。あいつのどこがどうやられているかっていうので決まる病名もあるんです。
つボイ はい、はい。
福田 なので、片方の病理病名を聞いたら、「私は今、症状の病名はどれなんだろう?」。例えば症状の病名を聞いたら、「私、この病理組織どうなんだろう?」っていう風にすると理解しやすい。現場でもこれがもう入り混じって飛び交ってます。
小高 例えば、腎臓の病気ですごく有名な「糖尿病」っていうのは、これはどっちの話ってことになります?
福田 これは、糖尿病性腎症なので糖尿病性腎症という症状の名前と病理も糖尿病性腎症ですけど、こういう風にこう、両方にその同じ名前が入ったりするからややこしいんです。
小高 それを踏まえた上で、例えばよく言われる病気っていうのは、他にはどんなものがありますか?
福田 まずこの「急性腎炎」っていうのは、もう多くほとんどが、風邪を引いた後で1、2週間して、おしっこが出なくなったり体に水が溜まっちゃう。これはもう急性って、治ることが含まれてます。でも、これ溶連菌っていう菌が原因と言われてます。
小高 はい。
福田 急性腎炎、急に腎炎になった時、急性腎炎って言うんですけど、それは急に見つかっただけで、実は慢性の病気だよということが結構あって。その慢性腎炎の中には、まあ1番多いのがIgA腎症という病気で。
そのほかには特殊な病気があるんですけど、なかなかほかの病気は少なくなったなあっていうのを肌で感じたり、病理組織の勉強会に出ると、今でも新しいカテゴリーとか新しい病名がこれからでも見つかっている。
つボイ はい。
福田 それが現状です。そして、その特に原因がない、今言いましたのが一次性腎臓病だとすると、全身の病気に伴って起きるのが、二次性腎症です。で、小高さんがおっしゃった糖尿病性腎症だったり、膠原病に伴う腎症だったりします。
小高 うん、うん。
福田 で、腎「炎」ではなくて、体の動脈硬化の一部の症状で出るのが「腎硬化症」。これがその、透析の原因としてはどんどんランキングが上がってきてるんですけど、これはもう生活習慣病になってきたという背景と、診断、どんどんいろんな先生が診断つけるようになったという、その2つの理由で増えてるんだと思います。
小高 腎硬化症っていうのは、その、腎臓が硬くなるっていう風に書きますけど、文字通りそういうことなんですか?
福田 高塞という単語が、脳で使うと脳梗塞って血管詰まった場合言いますよね。心臓の場合、心筋梗塞ってありますね。で、腎臓の場合の腎梗塞は、腎臓の一部だけパーンって詰まったものを言うんですけど、むしろ心筋梗塞・脳梗塞に近くて、動脈硬化のせいで腎臓の中の血流が落ちて、身体を綺麗にできないのを腎硬化症って言います。
つボイ なるほど。
小高 そういうことなんだ。カチカチになるみたいなね、字で書くとそんな感じ、そういうことではない。。
福田 糸球体がカチカチになる。血管がカチカチになったせいでなると。実は高血圧から腎臓を守るために腎臓に来る血管が動脈硬化になると。それでもまだ血圧高い時に、この糸球体を守るために、糸球体の入り口の血管がこう、ガラス様の物質で、本当に病理で見ても綺麗なんですけど、目詰まりしてくるんです。その糸球体を守るためなんだろうけど、血が足りないっていう、そういう自己矛盾で悪くなっちゃうんです。
つボイ 他のあの動脈硬化のある人も、糸球体硬化っていうのも正比例として起こってくるわけですか。
福田 そうなんです。あとそれとは別に、泌尿器科、石で腎臓から出る尿管が堰き止められておしっこ出ないと、「水腎症」ですし、腎臓にたくさんたくさん水ぶくれができながら悪くなってしまう、これは遺伝する病気なんですけど、「多発性嚢胞腎」という病気もありますし、それから、僕の領域からは違うんですけど、腎臓にがんが出て、取らなきゃいけない「腎がん」っていう、そういう風に腎臓の病気はいろいろあります。
つボイ うん。
福田 糸玉でご説明しました、
つボイ 糸球体。
福田 はい。あいつのどこがどうやられているかっていうので決まる病名もあるんです。
つボイ はい、はい。
福田 なので、片方の病理病名を聞いたら、「私は今、症状の病名はどれなんだろう?」。例えば症状の病名を聞いたら、「私、この病理組織どうなんだろう?」っていう風にすると理解しやすい。現場でもこれがもう入り混じって飛び交ってます。
小高 例えば、腎臓の病気ですごく有名な「糖尿病」っていうのは、これはどっちの話ってことになります?
福田 これは、糖尿病性腎症なので糖尿病性腎症という症状の名前と病理も糖尿病性腎症ですけど、こういう風にこう、両方にその同じ名前が入ったりするからややこしいんです。
小高 それを踏まえた上で、例えばよく言われる病気っていうのは、他にはどんなものがありますか?
福田 まずこの「急性腎炎」っていうのは、もう多くほとんどが、風邪を引いた後で1、2週間して、おしっこが出なくなったり体に水が溜まっちゃう。これはもう急性って、治ることが含まれてます。でも、これ溶連菌っていう菌が原因と言われてます。
小高 はい。
福田 急性腎炎、急に腎炎になった時、急性腎炎って言うんですけど、それは急に見つかっただけで、実は慢性の病気だよということが結構あって。その慢性腎炎の中には、まあ1番多いのがIgA腎症という病気で。
そのほかには特殊な病気があるんですけど、なかなかほかの病気は少なくなったなあっていうのを肌で感じたり、病理組織の勉強会に出ると、今でも新しいカテゴリーとか新しい病名がこれからでも見つかっている。
つボイ はい。
福田 それが現状です。そして、その特に原因がない、今言いましたのが一次性腎臓病だとすると、全身の病気に伴って起きるのが、二次性腎症です。で、小高さんがおっしゃった糖尿病性腎症だったり、膠原病に伴う腎症だったりします。
小高 うん、うん。
福田 で、腎「炎」ではなくて、体の動脈硬化の一部の症状で出るのが「腎硬化症」。これがその、透析の原因としてはどんどんランキングが上がってきてるんですけど、これはもう生活習慣病になってきたという背景と、診断、どんどんいろんな先生が診断つけるようになったという、その2つの理由で増えてるんだと思います。
小高 腎硬化症っていうのは、その、腎臓が硬くなるっていう風に書きますけど、文字通りそういうことなんですか?
福田 高塞という単語が、脳で使うと脳梗塞って血管詰まった場合言いますよね。心臓の場合、心筋梗塞ってありますね。で、腎臓の場合の腎梗塞は、腎臓の一部だけパーンって詰まったものを言うんですけど、むしろ心筋梗塞・脳梗塞に近くて、動脈硬化のせいで腎臓の中の血流が落ちて、身体を綺麗にできないのを腎硬化症って言います。
つボイ なるほど。
小高 そういうことなんだ。カチカチになるみたいなね、字で書くとそんな感じ、そういうことではない。。
福田 糸球体がカチカチになる。血管がカチカチになったせいでなると。実は高血圧から腎臓を守るために腎臓に来る血管が動脈硬化になると。それでもまだ血圧高い時に、この糸球体を守るために、糸球体の入り口の血管がこう、ガラス様の物質で、本当に病理で見ても綺麗なんですけど、目詰まりしてくるんです。その糸球体を守るためなんだろうけど、血が足りないっていう、そういう自己矛盾で悪くなっちゃうんです。
つボイ 他のあの動脈硬化のある人も、糸球体硬化っていうのも正比例として起こってくるわけですか。
福田 そうなんです。あとそれとは別に、泌尿器科、石で腎臓から出る尿管が堰き止められておしっこ出ないと、「水腎症」ですし、腎臓にたくさんたくさん水ぶくれができながら悪くなってしまう、これは遺伝する病気なんですけど、「多発性嚢胞腎」という病気もありますし、それから、僕の領域からは違うんですけど、腎臓にがんが出て、取らなきゃいけない「腎がん」っていう、そういう風に腎臓の病気はいろいろあります。
つボイ 腎臓内科で診る病気と、泌尿器科で診る病気があるぞと。
小高 腎臓の病気と言ってもね。そして腎臓の組織の異常からくる病気もあれば、糖尿病や動脈硬化など体全体の病気から影響を受けるものもあるということで、腎臓の病気というのもいろいろなんですね。さあ、来週も福田先生に腎臓の病気について教えていただきます。
このコーナー「健康のつボ!」では色々な病気について専門家の先生に解説していただいております。皆さんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生をお呼びして教えていただきます。
つボイ 質問お待ちいたしております。
小高 「健康のつボ!~腎臓病について~」でした。
小高 腎臓の病気と言ってもね。そして腎臓の組織の異常からくる病気もあれば、糖尿病や動脈硬化など体全体の病気から影響を受けるものもあるということで、腎臓の病気というのもいろいろなんですね。さあ、来週も福田先生に腎臓の病気について教えていただきます。
このコーナー「健康のつボ!」では色々な病気について専門家の先生に解説していただいております。皆さんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生をお呼びして教えていただきます。
つボイ 質問お待ちいたしております。
小高 「健康のつボ!~腎臓病について~」でした。

