第11回 肥満症の治療法③~薬物療法

伏見 薬物療法には、「飲み薬」と「注射剤」があります。飲み薬は、従来からありました。食欲を抑えたり、漢方薬などが代表的ですが、やはり今までの薬では十分な効果を得られないケースがありました。
つボイ 運動療法と言うと「汗かいて、一生懸命して、薬をパッと飲めば痩せますよ」という都合の良いことを考えてしまいますが、この考えはどうですか?
伏見 やはり食事、運動というのが基本であくまで薬物療法は補助という位置づけです。
つボイ そうですか。
小高 もう一つの注射というのはどういうものなんですか?
伏見 大変注目を浴びているものになりまして、「GLP-1受容体作動薬」と「GIP/GLP-1受容体作動薬」という2種類が今、保険で使えるようになっております。
つボイ これは腕に打つんですか?
伏見 お腹に打ちます。インスリンの注射のようなイメージになると思います。
小高 今、2つ挙げていただきましたが「GLP-1受容体作動薬」こちらはどのようなものですか?
伏見 両薬剤とも作用機序は似ていまして、この注射を打つことによって食欲を抑えることが主な作用になっております。元々、糖尿病の薬として出てきたものです。実際、臨床の現場では昔から使っている成分ですが、体重が減るという作用が分かってきたので使えるようになってきてるということです。
両薬剤とも週1回の注射で済むというところが非常に利便性高く、続けやすいのかなというふうに考えられます。
小高 副作用などはないんですか?
伏見 やはり薬ですので一定の副作用はあります。食欲が落ちすぎてしまうと胃腸症状が出ることが分かってますね。「ご飯が食べられなくなってしまう」や「気持ち悪くなってしまう」、「お腹が張ってしまう」ということが言われております。もちろん副作用が出すぎるとそういうこともありますけれども、用量が調整できますので多くの方は合った量というのを見つけることが可能だろうと思います。
小高 お腹が痛くなって食べられなくなるわけではなくて、あくまでそれは副作用。
伏見 きちんと体に合った量であれば、そういうこともなく、日常生活も通常に送れます。
小高 保険適用ということで、条件はどのぐらいでしょうか?
伏見 条件は、高血圧や脂質異常、または2型糖尿病のいずれかがある方で、そして6ヶ月以上ちゃんと食事療法、運動療法を行っても十分な効果が得られなかった場合というところが制限になります。
つボイ さっき私が言ったように「運動療法もしんどいから、先生、注射今日1本頼みますよ!」これは?
小高 わがまま(笑)
伏見 あくまで肥満症の治療目的ですので、美容等目的ではダメです。
小高 もう一度整理してすると「単なる肥満ではなくて肥満症ですよ」ということになると「痩せましょう」という話になり、まずは運動療法や食事療法を行っていく。これに効果なかなか際立った効果が現れなかったら、薬物療法も考えていきましょうということでしょうか?
伏見 おっしゃる通りです。追加でBMIの条件もあります。BMIは、体重(kg)÷身長(m)2ですね。この数値が27以上の方は、肥満症の関連する健康障害が2つ以上必要であったり、35以上であれば、高血圧や脂質異常、2型糖尿病のいずれかがあればいいなど細かい条件があります。また病院の方で最終的には確認をして、かかりつけの先生と相談してやっていただくような治療になります。
つボイ 肥満の病気ですから、いろんな病気も伴ってきている場合も多いわけですものね。
伏見 あくまで病気を治す目的のお薬だということは、しっかりと押さえていただきたい点です。
小高 最近とても進歩しているということでしたが、そんなにこのジャンルは進歩してるんでしょうか?
伏見 世界中でやはり肥満症っていうのは増えてきておりますので、世界規模での話ですね。日本においても肥満症の方は増えてきておりますので、また今後もこういったお薬がどんどん出てくると言われております。非常に発展するところですね。
つボイ 運動療法と言うと「汗かいて、一生懸命して、薬をパッと飲めば痩せますよ」という都合の良いことを考えてしまいますが、この考えはどうですか?
伏見 やはり食事、運動というのが基本であくまで薬物療法は補助という位置づけです。
つボイ そうですか。
小高 もう一つの注射というのはどういうものなんですか?
伏見 大変注目を浴びているものになりまして、「GLP-1受容体作動薬」と「GIP/GLP-1受容体作動薬」という2種類が今、保険で使えるようになっております。
つボイ これは腕に打つんですか?
伏見 お腹に打ちます。インスリンの注射のようなイメージになると思います。
小高 今、2つ挙げていただきましたが「GLP-1受容体作動薬」こちらはどのようなものですか?
伏見 両薬剤とも作用機序は似ていまして、この注射を打つことによって食欲を抑えることが主な作用になっております。元々、糖尿病の薬として出てきたものです。実際、臨床の現場では昔から使っている成分ですが、体重が減るという作用が分かってきたので使えるようになってきてるということです。
両薬剤とも週1回の注射で済むというところが非常に利便性高く、続けやすいのかなというふうに考えられます。
小高 副作用などはないんですか?
伏見 やはり薬ですので一定の副作用はあります。食欲が落ちすぎてしまうと胃腸症状が出ることが分かってますね。「ご飯が食べられなくなってしまう」や「気持ち悪くなってしまう」、「お腹が張ってしまう」ということが言われております。もちろん副作用が出すぎるとそういうこともありますけれども、用量が調整できますので多くの方は合った量というのを見つけることが可能だろうと思います。
小高 お腹が痛くなって食べられなくなるわけではなくて、あくまでそれは副作用。
伏見 きちんと体に合った量であれば、そういうこともなく、日常生活も通常に送れます。
小高 保険適用ということで、条件はどのぐらいでしょうか?
伏見 条件は、高血圧や脂質異常、または2型糖尿病のいずれかがある方で、そして6ヶ月以上ちゃんと食事療法、運動療法を行っても十分な効果が得られなかった場合というところが制限になります。
つボイ さっき私が言ったように「運動療法もしんどいから、先生、注射今日1本頼みますよ!」これは?
小高 わがまま(笑)
伏見 あくまで肥満症の治療目的ですので、美容等目的ではダメです。
小高 もう一度整理してすると「単なる肥満ではなくて肥満症ですよ」ということになると「痩せましょう」という話になり、まずは運動療法や食事療法を行っていく。これに効果なかなか際立った効果が現れなかったら、薬物療法も考えていきましょうということでしょうか?
伏見 おっしゃる通りです。追加でBMIの条件もあります。BMIは、体重(kg)÷身長(m)2ですね。この数値が27以上の方は、肥満症の関連する健康障害が2つ以上必要であったり、35以上であれば、高血圧や脂質異常、2型糖尿病のいずれかがあればいいなど細かい条件があります。また病院の方で最終的には確認をして、かかりつけの先生と相談してやっていただくような治療になります。
つボイ 肥満の病気ですから、いろんな病気も伴ってきている場合も多いわけですものね。
伏見 あくまで病気を治す目的のお薬だということは、しっかりと押さえていただきたい点です。
小高 最近とても進歩しているということでしたが、そんなにこのジャンルは進歩してるんでしょうか?
伏見 世界中でやはり肥満症っていうのは増えてきておりますので、世界規模での話ですね。日本においても肥満症の方は増えてきておりますので、また今後もこういったお薬がどんどん出てくると言われております。非常に発展するところですね。
つボイ 最近、糖尿病用の薬を美容目的のダイエットに使用するというようなことの是非が問われてニュースなんかでも私も見ましたけれども、薬はお医者さんに処方された方法で正しく使いたいです。
小高 そうですね。ましてや違法転売などもってのほかですよ。来週も伏見先生に肥満症についてうかがいます。
「健康のつボ!」では、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいています。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生をお呼びして、教えていただきます。
つボイ 質問、お待ちいたしております!
小高 「健康のつボ!~肥満症について~」でした。
小高 そうですね。ましてや違法転売などもってのほかですよ。来週も伏見先生に肥満症についてうかがいます。
「健康のつボ!」では、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいています。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生をお呼びして、教えていただきます。
つボイ 質問、お待ちいたしております!
小高 「健康のつボ!~肥満症について~」でした。

