第1回 脳卒中とは?

金井 脳卒中とは、脳血管障害による病気の総称で、基本的には3つに分類されます。頭の血管が詰まってしまう「脳梗塞」、頭の中の血管が破れてしまう「脳出血」、あとは同じような出血ではあるんですが、特に動脈瘤(血管のこぶ)から出血が起きる「くも膜下出血」の大きく3つに分けられます。
つボイ これはだんだん増えているのか、それとも少なくなっている病気なのか、どうなんでしょうか?
金井 過去は日本人の死亡原因としてもっと順位が高かったんですが、今は4位。ただ、順位は下がってはいるんですが、今は介護が必要となる原因の第2位ということです。第1位は認知症なんですが、第2位が脳卒中。亡くなる方は少なくなっているんですけれども、後遺症として障害が残る割合はまだ高いということが言えると思いますね。
つボイ じゃあ、本人もまわりの人も大変ですよね。
小高 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、いずれもちょっと調子が悪いんですって言ったら病名を言われて、「しばらくお薬を飲んで様子を見ましょうか」というものではなく、非常に恐ろしい病気のイメージがありますもんね。
金井 そうですね。できるだけ早い診断、早い治療が必要ですね。それは神経学的な予後に強く影響しますので、できるだけ早く診断して治療することは大事です。病院に早く来ていただくことが重要だと思います。
小高 急にものすごく大きな痛みが出て、救急車で運ばれて、秒を争うような治療っていうイメージがあるんですが、やはり時間がシビアなものなんですか?
金井 そうですね、時間という意味ではシビアですね。脳梗塞は時間が経てば経つほど、どんどん予後が悪くなってきてしまいます。また、痛みに関して意外に間違えられがちなんですけど、「くも膜下出血」はかなり強い頭痛というのが有名です。ただ、それ以外の脳梗塞や脳出血はあまり痛みが起きないですね。
つボイ ということは気を失っちゃうんですかね。
金井 重症の脳卒中に関しては全て、意識が悪くなるということがあります。また、脳自体には痛覚がないため、脳梗塞や脳出血では頭痛を訴えることは少ないです。くも膜下出血は脳の膜に強い刺激が入りますので、かなり頭が痛くなります。痛みがないからと言って大丈夫というわけでもないということですね。
つボイ どういう症状になるんでしょうか?
金井 症状の点に関して言いますと、有名なのは麻痺ですね。半身の手足の動きが悪いですとか、喋りにくいですとか、ふらつく、めまいが起きるといったような症状が出てきます。特に重症なものになってきてしまうと、意識が朦朧としたり、完全に意識がないというようなものまであります。
小高 人間、痛みがなくて、なんか動きがおかしいな~とか、ちょっと麻痺するな~っていう程度だと、すぐ病院に行かなきゃっていう気持ちが薄れると思うんです。
つボイ ちょっと動きがおかしいなとか、言葉がちょっとおかしいなって思っても、放っておいてしまう場合ってありませんかね?
金井 あり得ると思います。実際、時間を経ってから来院される場合もあります。最初の段階は軽かったので、しばらく様子を見ていたら悪化して、それで来られる方もいらっしゃいます。もちろん改善はしていくんですけれども、悪化してしまいますと神経学的予後というのは発症前より悪くなってしまいますので、やはり早期に来ていただくということは非常に重要だと思います。
つボイ これはだんだん増えているのか、それとも少なくなっている病気なのか、どうなんでしょうか?
金井 過去は日本人の死亡原因としてもっと順位が高かったんですが、今は4位。ただ、順位は下がってはいるんですが、今は介護が必要となる原因の第2位ということです。第1位は認知症なんですが、第2位が脳卒中。亡くなる方は少なくなっているんですけれども、後遺症として障害が残る割合はまだ高いということが言えると思いますね。
つボイ じゃあ、本人もまわりの人も大変ですよね。
小高 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、いずれもちょっと調子が悪いんですって言ったら病名を言われて、「しばらくお薬を飲んで様子を見ましょうか」というものではなく、非常に恐ろしい病気のイメージがありますもんね。
金井 そうですね。できるだけ早い診断、早い治療が必要ですね。それは神経学的な予後に強く影響しますので、できるだけ早く診断して治療することは大事です。病院に早く来ていただくことが重要だと思います。
小高 急にものすごく大きな痛みが出て、救急車で運ばれて、秒を争うような治療っていうイメージがあるんですが、やはり時間がシビアなものなんですか?
金井 そうですね、時間という意味ではシビアですね。脳梗塞は時間が経てば経つほど、どんどん予後が悪くなってきてしまいます。また、痛みに関して意外に間違えられがちなんですけど、「くも膜下出血」はかなり強い頭痛というのが有名です。ただ、それ以外の脳梗塞や脳出血はあまり痛みが起きないですね。
つボイ ということは気を失っちゃうんですかね。
金井 重症の脳卒中に関しては全て、意識が悪くなるということがあります。また、脳自体には痛覚がないため、脳梗塞や脳出血では頭痛を訴えることは少ないです。くも膜下出血は脳の膜に強い刺激が入りますので、かなり頭が痛くなります。痛みがないからと言って大丈夫というわけでもないということですね。
つボイ どういう症状になるんでしょうか?
金井 症状の点に関して言いますと、有名なのは麻痺ですね。半身の手足の動きが悪いですとか、喋りにくいですとか、ふらつく、めまいが起きるといったような症状が出てきます。特に重症なものになってきてしまうと、意識が朦朧としたり、完全に意識がないというようなものまであります。
小高 人間、痛みがなくて、なんか動きがおかしいな~とか、ちょっと麻痺するな~っていう程度だと、すぐ病院に行かなきゃっていう気持ちが薄れると思うんです。
つボイ ちょっと動きがおかしいなとか、言葉がちょっとおかしいなって思っても、放っておいてしまう場合ってありませんかね?
金井 あり得ると思います。実際、時間を経ってから来院される場合もあります。最初の段階は軽かったので、しばらく様子を見ていたら悪化して、それで来られる方もいらっしゃいます。もちろん改善はしていくんですけれども、悪化してしまいますと神経学的予後というのは発症前より悪くなってしまいますので、やはり早期に来ていただくということは非常に重要だと思います。

