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脳神経内科


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メッセージ

脳神経内科

脳神経内科では脳・脊髄・末梢神経・筋肉などの病気の診断と治療を行います。当科が診療する疾患は、頭痛・認知症・脳卒中といった非常に多くの方がお困りになる病気から、非常にまれな病気まで多岐にわたりますが、当科ではほとんどの神経疾患の診断と治療が可能です。外来には頭痛で受診される方が多く、危険な頭痛を見逃さないことも大切ですが、命に関わらなくても生活に支障をきたすほどつらい頭痛もあり、片頭痛など適切な治療で劇的に楽になる頭痛もありますので、適切な診断・治療を心がけています。脳卒中は多くの方がかかる生命に関わる病気ですが、助かった場合でも後遺症を残すことが多く、本人・家族の幸福度を著しく下げる病気と言えます。医療費はがんに次ぐ二位ですが、介護費まで含めた社会保障費全体でみた場合、国民負担が最も大きな病気となっています。脳卒中はひとたび発症してからでは治療の効果はいまだ十分とはいえず、予防に全力を尽くすべきと考えています。当科では、禁煙・高血圧・高脂血症・糖尿病・心房細動などの脳卒中のリスクの発見に努め、地域の医療機関と連携して管理の徹底を図る方針です。神経難病は専門医の診断・治療が不可欠です。中でも最も患者数が多いのがパーキンソン病ですが、治療によって人生が変わったと感謝されることも多く、専門医が責任を持って診療すべき疾患と考えていますので、当院で積極的に診療を行います。いまだに有効な治療法が見つかっていない病気もありますが、iPSに代表されるように医学の進歩は日進月歩ですので、未来を信じて粘り強くサポートします。

*当院は東海地方で5つ目、愛知県内で3つ目の「日本頭痛学会認定教育施設」になりました。(2017年11月現在)

脳卒中に対する24時間365日体制(対談)

HALの可能性(ラジオ出演)

医療従事者の方へ

ロボットスーツ医療用HAL(ハル)

潜因性脳梗塞の診断

対象疾患と診療内容

頭痛

片頭痛・緊張型頭痛など(頭が痛い)

脳卒中

脳梗塞・脳出血など(突然、身体が動かなくなる、感覚が分かりづらくなる、うまくしゃべれない)

神経難病

パーキンソン病(動作が鈍い、体が震える)・脊髄小脳変性症(徐々に転びやすくなり、ろれつが廻らなくなる)
筋委縮性側索硬化症(体に力が入らない、筋肉が細くなってゆく、ろれつが廻らない)など

神経免疫疾患

多発性硬化症(しびれる、力が入らない、目が見えづらい)・重症筋無力症(まぶたが下る、物が二重に見える)など

末梢神経疾患

ギランバレー症候群(風邪をひいた後などに手足がしびれて、力が入りづらくなり、日増しに悪化)
糖尿病性末梢神経障害など

神経感染症

髄膜炎・脳炎など(熱がでて頭が痛くなり、意識がもうろうとする)

筋肉疾患

多発性筋炎(力が入らない、筋肉が痛い)・筋ジストロフィーなど

その他

てんかん(痙攣する、意識がなくなる)・本態性振戦症(緊張すると字が震える)・眼瞼痙攣
片側顔面痙攣(顔面やまぶたがピクピク動く)など

診療内容

診察で必要な検査を判断し、診断を試みます。治療の多くは外来における内服治療ですが、緊急入院を必要とする疾患も少なくなく、入院して点滴やリハビリ などの治療を行う場合もあります。当科では基本的に手術治療は行わず、必要な場合には脳神経外科などに治療を依頼します。

主な検査

  • 頭部CT:脳出血や脳腫瘍の発見に役立ちます。通常は当日施行できます。
  • 頭部MRI:脳梗塞や脳の細かい異常の検出に有用です。
  • 頭部MRA:脳の血管のうち、太い部分の検査が可能です。脳動脈瘤や脳の血管が細くなっていないかを調べるのに役立ちます。
  • 脳血流シンチ(SPECT):脳の血液の状態を評価します。最近ではアルツハイマー病の診断の際に補助的に活用されます。
  • 脳波:てんかんや意識障害の際に評価します。
  • 頚動脈エコー:頚動脈が細くなっていないか、動脈硬化が進んでいないかを調べます。
  • MIBG心筋シンチ:当科ではパーキンソン病の診断の際に補助的に活用します。
  • 脊髄MRI:脊椎や脊髄の異常の評価に用います。
  • 髄液検査:髄膜炎などが疑われた場合などに検査します。
  • 末梢神経伝導検査:末梢神経の障害を評価します。
  • 筋生検・神経生検:筋肉の病気や特殊な末梢神経の病気で、病理診断が不可欠な場合に行う、簡易な手術を伴う検査です。

潜因性脳梗塞(原因不明の脳梗塞)の診断

潜因性脳梗塞(原因不明の脳梗塞)の診断

一宮西病院では潜因性脳梗塞(原因不明の脳梗塞)の診断に力を入れています。潜因性脳梗塞の原因の多くは心房細動(不整脈)であるといわれています。 しかしながら、発作性心房細動は短時間の心電図検査では検出するのが困難な場合があり、原因を特定できないことがありました。そこで、当院では患者さまに合わせた長時間の心電図モニタリングをおこない、原因をはっきりさせることで、脳梗塞の再発予防に役立てています。

長時間の心電図モニタリング方法

(1)テレメトリー式心電送信器
【メリット】
  • 脳梗塞の原因となる心房細動(不整脈)を1週間にわたり監視することができます。胸に電極を貼り付けるだけで使用できます。
【デメリット】
  • 1週間以上の連続する心房細動(不整脈)の監視ができません。

テレメトリー式心電送信器

(2)植込み型心臓モニタ
【メリット】
  • 脳梗塞の原因となる心房細動(不整脈)を長期(3年)にわたり監視することができます。
  • 遠隔モニタリングシステムを併用することで、患者さま自身も気づかない不整脈を自動的に医療機関へ送信できます。
【デメリット】
  • 皮膚の下に機器を挿入して使用します。手術時間が10分から30分の比較的簡単な手術です。

植込み型心臓モニタ

実際の症例

植込み型心臓モニタを用いることにより、短時間の心電図検査で心房細動(不整脈)を検出するのが困難な場合においても、長時間のモニタリングをすることにより原因をはっきりさせることができます。不整脈(心房細動)が検出されれば、治療を早期に開始することが可能となります。当院では植込み型心臓モニタを用いた脳梗塞予防に積極的に取り組んでいます。

植込み型心臓モニタの植込み6週間後に心房細動が検出されたケース

植込み型心臓モニタの植込み6週間後に
心房細動が検出されたケース

植込み型心臓モニタの植込み15ヶ月後に心房細動が検出されたケース

植込み型心臓モニタの植込み15ヶ月後に
心房細動が検出されたケース

当院の特長

当院では開業医の先生とも植込み型心臓モニタを用いた連携を行っております。過去の実例としては、開業医の先生より原因不明の脳梗塞の患者さまをご紹介頂き、植込み型心臓モニタを使用させて頂きました。また、不整脈が検出されると自動で当院に通知される遠隔監視システムをご自宅に設置させてもらいました。その後、検出された心房細動(不整脈)の情報を即日、開業医の先生にご報告し、その日のうちに患者さまに治療薬を開始して頂くことが可能でありました。また、開業医の先生方にも患者さまの不整脈の情報を閲覧できるようなシステムをとっております。開業医の先生方とこのような、植込み型心臓モニタを用いた連携を行うことができます。さらには、当院では不整脈専門医が勤務しているため、心房細動が検出された患者さまのその後の治療方法について連携を取り、最善の治療方法を提供できるように努力しております。 一宮西病院脳神経内科では、365日24時間体制でストロークチームとして脳梗塞の予防に力を入れています。

外来担当表

スタッフ紹介


業績目録(神経内科全体)

種別 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
医学雑誌掲載 1 3 2
著書 4 2 2 3 5 4 1
学会・研究会発表 1 4 15 10 14 14
Web講演 8 1 6
特別講演 15 22 11 10 23 22 20
広報(執筆・取材・報道) 1 2 0 2 3 2 2
教育講演・市民公開講座 9 2 2 3 1 1 1
資格・施設認定 神経学会準教育施設 神経内科専門医 内科専門医
  • 脳卒中専門医
  • 頭痛学会教育施設
内科専門医 神経内科専門医
1 0 1 1 2 1 1

症例数(いずれも年度合計)

入院診療実績

分類 入院病名 2014 2015 2016 2017 2018 2019
脳梗塞 アテローム血栓性梗塞 30 128 140 147 147 181
心原性塞栓症 3 36 51 84 69 87
ラクナ梗塞 13 70 52 74 91 80
分類不能脳梗塞 - 21 32 60 68 55
脳梗塞・計 46 255 275 365 375 403
脳内出血 7 8 5 5 11 3
TIA 16 52 38 51 53 40
脳動脈瘤 2 - - 8 1 0
脳梗塞後遺症 20 11 21
脳出血後遺症 12 10 15
小計 71 315 318 461 461 482
(2)腫瘍 脳腫瘍 1 1 - 2 1 2
(3)脳圧 正常圧水頭症 3 7 13 15 8 14
(4)感染症・炎症 髄膜炎・脳炎 ウイルス性髄膜炎 4 11 17 7 2 1
細菌性髄膜炎 1 - 1 1 0 2
結核性髄膜炎 - - - 0 0 0
ウイルス性脳炎 2 4 1 4 0 0
自己免疫性脳炎 - - 4 6 3 1
その他 2 1 5 8 8 10
神経梅毒 0 1
肥厚性硬膜炎 0 2
クロイツフェルト・ヤコブ症 2 0
脳症 橋本脳症 - - - 0 1
肝性脳症 - - 1 0 1
高血圧性脳症 - - 2 0 0
PLES - - - 2 0
その他脳症 - - - 3 3
血管炎 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 3 5
その他の血管炎 1 1
ラムゼイ・ハント症候群 2 - - 0 0
トロサ・ハント症候群 1 - - 0 0
小計 12 16 31 26 24 28
(5)変性疾患 パーキンソン病 14 36 33 47 59 48
多系統萎縮症 4 3
進行性核上性麻痺 4 2 6
パーキンソン症候群(他) 1 1 3 8 6 0
脊髄小脳変性症 6 12 9 12 13 15
筋萎縮性側索硬化症 4 7 21 47 68 76
球脊髄性筋委縮症 - 1 - 15 13
認知症 アルツハイマー型認知症 - 6 1 0 1 4
レビー小体型認知症 6 5 5 0 0 4
その他の認知症 - - 3 1 0
不随意運動症 1 - 1 0 0
小計 17 32 39 71 169 169
(6)脱髄疾患 多発性硬化症 13 14 17 14 19 11
視神経脊髄炎 0 0 1 1 2
tumefactive MS 0
ADEM 2 - - 0 0
小計 15 14 18 14 20 13
(7)中毒 薬物中毒 0 2 0 4 4 4
(8)脊髄障害 脊髄梗塞 0 0 0 0 1 1
脊髄炎 0 5 1 1 3 4
脊柱管狭窄症 0 0 0 2 2 1
頚椎症 0 3 4 3 1 2
小計 0 8 5 6 7 12
(9)末梢神経障害 ギランバレー症候群 4 1 6 7 8 9
CIDP 0 6 2 1 2 5
脳神経障害 1 0 0 0 0 0
末梢性顔面神経麻痺 1 1 0 1 1 2
その他 4 2
小計 6 8 8 9 15 18
(10)筋疾患 重症筋無力症 1 4 7 9 3 6
筋ジストロフィー 肢体型筋ジストロフィー 3 2 8 9 10
筋強直性ジストロフィ― 8 8
その他 1 0
ミトコンドリア病 0 0 0 0 0
筋炎 多発筋炎 0 0 1 2 3
皮膚筋炎 2 1 0 0 1
封入体筋炎 1 1 1 2 0
横紋筋融解症 0 0 1 6 9
ミオパチー 0 0 2 0 0
リウマチ性多発筋痛症 1 0 3 1 2
小計 8 8 23 9 32 39
(11)機能性疾患 てんかん、けいれん 11 55 69 96 96 86
めまい 4 52 31 31 55 27
一過性全健忘 0 1 0 4 2 1
片頭痛 2 3 1 4 1 1
群発頭痛 0 1
薬物乱用頭痛 0 0
その他の頭痛 7 4 2
睡眠時無呼吸症候群 0 0 0
小計 17 111 101 142 158 118
(12)その他の神経疾患 低髄圧症候群 - - 4 1 0
その他 0 0
小計 0 0 4 0 1 0
(13)その他の疾患(誤嚥性肺炎など) 69 127 97 167 243 303
総計 241 706 725 973 1143 1198
延べ入院数 15665

外来診療実績

2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
初診 1804 1535 2042 2149 2169 2165 2213
紹介 719 717 958 1053 1163 1174 1254
再診 5537 5548 7725 11195 11169 11239 14058
情報提供 655 800 771 608 713 775 773
難病外来指導算定患者 1318 1150 819
特定疾患診断書算定患者数 157 173 185

画像検査実績

2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
CT 1092 965 1050 1328 1857 2071 1726
MRI 1600 1484 2200 2337 3255 3643 3015
SPECT 218 225 336 316 321 340 386
MIBG 99 83 110 128 125 100 101
DAT - 9 30 94 54 53 108

その他検査実績

2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
筋電図 17 32 33 31 38 34 52
誘発筋電図 94 60 91 134 127 139 118
髄液検査 43 39 54 95 134 122 101
筋生検 2 3 0 5 1 2 1
神経生検 1 0 0 0 0 3 1
Reveal LINQ 15 23 23 12
Duranta 209 375 412

特殊検査実績

2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
HAL(延べ患者数) 32 99 118 145
tPA(神経系チーム) 3 8 17 12 17 17 16
血栓回収療法(神経系チーム) 19 25 26
ボトックス投与(延べ) 25 67 75 94 121 143 146
アポカイン新規導入 6 2 0
リュープリン 5 7 10
タイサブリ 2 1 2

HAL実績

2016 2017 2018 2019
のべ実施数 のべ患者数 のべ実施数 のべ患者数 のべ実施数 のべ患者数 のべ実施数 のべ患者数
保険
適応
筋萎縮性側索硬化症 47 7 159 22 321 44 392 55
筋ジストロフィー 肢帯型 20 3 35 6 36 8 35 9
筋強直性 28 3 65 7 54 7 84 16
その他 0 0 9 1 0 0 0 0
球脊髄性筋萎縮症 0 0 43 5 92 11 80 15
脊髄性筋萎縮症 0 0 9 1 0 0 0 0
封入体筋炎 0 0 9 1 9 1 0 0
合計(保険適応) 95 13 329 43 512 71 591 95
保険
適応外
急性期脳卒中 脳梗塞 136 11 235 20 0 0 14 2
脳出血 15 2 37 2 0 0 0 0
慢性期脳卒中 BTX 0 0 0 0 14 2 17 3
ITB 0 0 0 0 10 1 8 1
パーキンソン病 13 2 46 6 63 7 77 13
脳血管性パーキンソンニズム 0 0 70 8 72 8 24 3
その他のパーキンソン症候群 0 0 18 2 39 5 0 0
多系統萎縮症 9 1 27 3 27 3 18 2
進行性核上性麻痺 0 0 0 0 9 1 0 0
脊髄小脳変性症 18 2 108 11 36 4 41 5
多発性硬化症 0 0 0 0 27 3 33 4
視神経脊髄炎 0 0 0 0 9 1 24 3
頸椎症性脊髄症 0 0 0 0 18 2 27 3
頚髄損傷 0 0 0 0 6 1 49 2
OPLL 0 0 0 0 18 2 14 3
痙性対麻痺 0 0 0 0 8 1 18 2
家族性痙性対麻痺 9 1 0 0 0 0 0 0
亜急性連合性脊髄変性症 0 0 0 0 9 1 0 0
HTLV-1関連脊髄症 0 0 0 0 18 2 18 2
ギランバレー症候群 0 0 14 2 14 3 8 1
神経核内封入体病 0 0 9 1 0 0 0 0
てんかん 0 0 1 1 0 0 0 0
脊髄梗塞 0 0 0 0 0 0 22 1
合計(保険適応外) 200 19 565 56 397 47 412 50
総合計(保険適応+保険適応外) 295 32 894 99 909 118 1003 145