第3回 脳梗塞①~時間との闘い~

金井 脳梗塞ですね。血管が詰まり血流が止まってしまう状態ですね。詰まった後、脳の細胞がだんだん壊れていくという形になります。重症の場合、1分間で約190万個の神経細胞が壊れていくと言われています。神経細胞は一度壊れてしまうと、基本的に再生することがありませんので、早めに治療していくことが重要となります。
小高 壊れていった神経細胞を司っているところが、例えば手足だったら、手足が動かしにくくなったり。っていうことになっていくから、壊れれば壊れるほど、いろんなところが動かなくなったり、不自由になっていくわけですね。
金井 そうですね。体の動き、喋り方などに影響が出てくると思います。
小高 そうするとやっぱり1秒でも早くっていうのは、やらなきゃいけないんでしょうけれども。ただ、ものすごく痛ければ「痛い痛い痛い」ってなって、救急車で病院へ!って、割と早く動けると思うんですけど。先日のお話だと、脳梗塞だとそこまで痛くなくて、若干の痺れであったりって。
つボイ 手の動きがちょっとおかしいかなとか、言葉がちょこっとおかしくなったかなということですよね。
金井 はい、そうですね。少し様子見ようというふうになりがちなんですけれども、脳梗塞(脳卒中)の早期発見・早期受診を促すための4つのポイントとして「FAST(ファスト)」というものがあります。「Face(顔)」「Arm(腕)」「Speech(言葉)」「Time(時間)」の頭文字をとった合言葉です。少し顔が歪んでしまっているとか。手に力が入らないですとか。顔にも繋がってきますけども、喋りにくくなったりとか。そういった症状が出てきます。そのような場合は、脳梗塞を強く疑いますので、遠慮せずに救急車を呼んでいただくのが良いと思いますね。
つボイ ファストって言うんですね。
小高 頭文字を取ってFAST。このFのフェイス、顔の歪みとかって、本人よりもご家族の方が「あなたちょっとおかしいわよ」って気づくことが結構あるって聞きました。そんなに見てわかるものなんですか。
金井 そうですね。重症度にもよりますけれども、顔の口角が上がりにくくなってしまいますので、そこで気づかれることが多いのかなと思います。
つボイ じゃ、周りの人が気づいてあげるのも大切。
金井 そうですね。それも重要だと思います。
小高 そしてAがアーム。片腕に力が入らない。これ、両腕じゃなくて片腕ってことですか。
金井 基本的に足もそうなんですけども、片側というのが非常に重要で、両側に出てきますと脳疾患の可能性としてはかなり低くなります。ポイントは片側の麻痺ですね。それは程度が軽くてもです。「なんかちょっと手が握りにくいなあ」とか、それぐらいでも脳梗塞の可能性は十分ありえます。
小高 うん。Sのスピーチ。言葉が出てこない、呂律が回らないって、これ、年取ってくると結構「全然出てこないわ、言葉が」。
つボイ あの人誰やった、あの人誰やった、ほら、あの人、あの人とか言ってますもんね。
小高 これとは全く違うんですか。
金井 そうですね(笑)。基本的に喋りにくさになってきます。舌(べろ)ですとか、口の周りの動きですとか、そういったところの問題であることが多いですね。しゃべりにくさと顔の歪みは、連動して現れる場合も多々あります。
小高 そしてTがタイム。こういった症状に気づいたら、もうすぐに病院に行くことを考えましょうと。救急車も呼ぶレベルのお話ですよね。
金井 そうですね。症状が軽くても、その後、結構早い段階で悪くなってしまうということもありえますので、早めに来ていただいた方がよろしいかと。
つボイ この症状というのは同時に必ず出るもんなんですか。それとも一個だけなのか。
金井 全部出る場合もありますし、「手がちょっと握りにくいな」というぐらいで来られた方もいます。「喋りにくいな」だけの方もいらっしゃいますので、一つでも当てはまればですね。
小高 これに気づいて病院に行ったら、病院では分刻み秒刻みで治療っていうのが、速やかに行われるような体制を整えていただいてるって考えていいんですか。
金井 そうですね。救急外来もありますし、MRIは通常は予約の検査ではあるんですけれども、緊急度によっては、順番を前後して撮影するというような体制もとっておりますので、可能な限り早く診断はつけられると思います。
小高 壊れていった神経細胞を司っているところが、例えば手足だったら、手足が動かしにくくなったり。っていうことになっていくから、壊れれば壊れるほど、いろんなところが動かなくなったり、不自由になっていくわけですね。
金井 そうですね。体の動き、喋り方などに影響が出てくると思います。
小高 そうするとやっぱり1秒でも早くっていうのは、やらなきゃいけないんでしょうけれども。ただ、ものすごく痛ければ「痛い痛い痛い」ってなって、救急車で病院へ!って、割と早く動けると思うんですけど。先日のお話だと、脳梗塞だとそこまで痛くなくて、若干の痺れであったりって。
つボイ 手の動きがちょっとおかしいかなとか、言葉がちょこっとおかしくなったかなということですよね。
金井 はい、そうですね。少し様子見ようというふうになりがちなんですけれども、脳梗塞(脳卒中)の早期発見・早期受診を促すための4つのポイントとして「FAST(ファスト)」というものがあります。「Face(顔)」「Arm(腕)」「Speech(言葉)」「Time(時間)」の頭文字をとった合言葉です。少し顔が歪んでしまっているとか。手に力が入らないですとか。顔にも繋がってきますけども、喋りにくくなったりとか。そういった症状が出てきます。そのような場合は、脳梗塞を強く疑いますので、遠慮せずに救急車を呼んでいただくのが良いと思いますね。
つボイ ファストって言うんですね。
小高 頭文字を取ってFAST。このFのフェイス、顔の歪みとかって、本人よりもご家族の方が「あなたちょっとおかしいわよ」って気づくことが結構あるって聞きました。そんなに見てわかるものなんですか。
金井 そうですね。重症度にもよりますけれども、顔の口角が上がりにくくなってしまいますので、そこで気づかれることが多いのかなと思います。
つボイ じゃ、周りの人が気づいてあげるのも大切。
金井 そうですね。それも重要だと思います。
小高 そしてAがアーム。片腕に力が入らない。これ、両腕じゃなくて片腕ってことですか。
金井 基本的に足もそうなんですけども、片側というのが非常に重要で、両側に出てきますと脳疾患の可能性としてはかなり低くなります。ポイントは片側の麻痺ですね。それは程度が軽くてもです。「なんかちょっと手が握りにくいなあ」とか、それぐらいでも脳梗塞の可能性は十分ありえます。
小高 うん。Sのスピーチ。言葉が出てこない、呂律が回らないって、これ、年取ってくると結構「全然出てこないわ、言葉が」。
つボイ あの人誰やった、あの人誰やった、ほら、あの人、あの人とか言ってますもんね。
小高 これとは全く違うんですか。
金井 そうですね(笑)。基本的に喋りにくさになってきます。舌(べろ)ですとか、口の周りの動きですとか、そういったところの問題であることが多いですね。しゃべりにくさと顔の歪みは、連動して現れる場合も多々あります。
小高 そしてTがタイム。こういった症状に気づいたら、もうすぐに病院に行くことを考えましょうと。救急車も呼ぶレベルのお話ですよね。
金井 そうですね。症状が軽くても、その後、結構早い段階で悪くなってしまうということもありえますので、早めに来ていただいた方がよろしいかと。
つボイ この症状というのは同時に必ず出るもんなんですか。それとも一個だけなのか。
金井 全部出る場合もありますし、「手がちょっと握りにくいな」というぐらいで来られた方もいます。「喋りにくいな」だけの方もいらっしゃいますので、一つでも当てはまればですね。
小高 これに気づいて病院に行ったら、病院では分刻み秒刻みで治療っていうのが、速やかに行われるような体制を整えていただいてるって考えていいんですか。
金井 そうですね。救急外来もありますし、MRIは通常は予約の検査ではあるんですけれども、緊急度によっては、順番を前後して撮影するというような体制もとっておりますので、可能な限り早く診断はつけられると思います。

