第1回 脳卒中は日本人の死因第4位
(小高)
この時間は、先週までは3ヶ月にわたって日本人の死因の第2位となっている心臓病についてお勉強してきましたよね。
(つボイ)
胸の痛みや息切れはもちろん、肩や首が痛かったりと色んな形で症状が出てくるので、とにかく早めに病院に行って診断を受けることが大切だと教えていただきました。
(小高)
そして今日からはその心臓病と共に、こちらも恐ろしい病気ですね、脳卒中について専門家の先生に伺っていきます。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。こんにちは!
(宮嵜)
こんにちは。よろしくお願いいたします。
(つボイ)
よろしくお願いします。脳卒中というのもよく聞きますので色々知っておきたいですね。
(小高)
脳卒中というのは、ざっくり言うとどういう病気なんでしょうか?
(宮嵜)
はい、脳の血管の病気になります。脳には多くの血管がありますが、その血管が「破れる」もしくは「詰まる」病気を総称して「脳卒中」と呼びます。
(小高)
破れるのと、詰まるのがあるんですね。
(宮嵜)
そうです。その中で、脳の血管が破れる場合は、突然死の原因になる「くも膜下出血」や「脳内出血」、脳の血管が詰まる場合は「脳梗塞」。主にこの3つのタイプがあります。
(小高)
それらをまとめて「脳卒中」というんですね。やはり心臓病と同じで、原因は生活習慣病なんでしょうか?
(宮嵜)
そういうことになります。
(小高)
ありゃーー!!
(つボイ)
ありゃーって!健全な生活をしていないから、もうここでドキっとしていますよ!
(小高)
例えば、身近で言うと私は高血圧なんですが・・・。
(宮嵜)
それは脳卒中の1番の危険因子になると思います。
(つボイ)
脳卒中予備軍や・・・。
(小高)
つボイさんもですよ!
(つボイ)
あとはどんな要素があると脳卒中になりやすいでしょうか?
(宮嵜)
他には糖尿病や、資質異常症、メタボリックシンドローム、喫煙や飲酒がリスク因子になります。
(小高)
飲酒・・・。
(つボイ)
飲酒・・・。その結果、死を招くということになるんですね。
(宮嵜)
その可能性もあるということです。
(小高)
どのくらい脳卒中の人がいるんですか?
(宮嵜)
年間30万人くらい新たに脳卒中を発症しています。
(小高)
他の病気を比べると多いんですか?
(宮嵜)
やはり国民のいわゆる生活習慣病の中では多い病気です。癌とか心疾患と並んで多い病気ですが、30万人というのはかなり多い数字だと思います。
(つボイ)
何位くらいなんですか?
(宮嵜)
癌、心疾患に次いでになります。
(小高)
癌、心疾患、肺炎に次ぐ4位らしいですよ。
(つボイ)
肺炎も多いんですか!
(宮嵜)
肺炎も多いです。4位というのは死因の統計になりますが、癌には胃がん・肺がん・大腸がんなどいろんな臓器が含まれます。それではなく、単一の臓器の疾患としては、心臓病と脳卒中が2つ大きな病気になります。おそらく、血管の病気である心臓病と脳卒中を合わせると癌より多くなります。
(つボイ)
いろいろ聞いておかなきゃいけないね!
(小高)
ね! 脳卒中もしっかり勉強していかないと・・・自分たちのこととして!
(つボイ)
だって高血圧やら飲酒やら、気になるところがいろいろありますもん!
(小高)
さっき先生がおっしゃった色んな要因からいくと、チクッと心当たりがある人は多いと思いますよ! 来週からも色々お話を伺っていきたいと思います。
(つボイ)
生活習慣病ですから! 毎日の生活の中に病気の要素が潜んでますよ、と!
(宮嵜)
そういうことですね。
(小高)
脳卒中は怖いですもんね。来週も先生、よろしくお願いします。
(宮嵜)
よろしくお願いいたします。
(小高)
一宮西病院の宮嵜章宏先生でした。「健康のつボ~脳卒中について~」でした。
この時間は、先週までは3ヶ月にわたって日本人の死因の第2位となっている心臓病についてお勉強してきましたよね。
(つボイ)
胸の痛みや息切れはもちろん、肩や首が痛かったりと色んな形で症状が出てくるので、とにかく早めに病院に行って診断を受けることが大切だと教えていただきました。
(小高)
そして今日からはその心臓病と共に、こちらも恐ろしい病気ですね、脳卒中について専門家の先生に伺っていきます。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。こんにちは!
(宮嵜)
こんにちは。よろしくお願いいたします。
(つボイ)
よろしくお願いします。脳卒中というのもよく聞きますので色々知っておきたいですね。
(小高)
脳卒中というのは、ざっくり言うとどういう病気なんでしょうか?
(宮嵜)
はい、脳の血管の病気になります。脳には多くの血管がありますが、その血管が「破れる」もしくは「詰まる」病気を総称して「脳卒中」と呼びます。
(小高)
破れるのと、詰まるのがあるんですね。
(宮嵜)
そうです。その中で、脳の血管が破れる場合は、突然死の原因になる「くも膜下出血」や「脳内出血」、脳の血管が詰まる場合は「脳梗塞」。主にこの3つのタイプがあります。
(小高)
それらをまとめて「脳卒中」というんですね。やはり心臓病と同じで、原因は生活習慣病なんでしょうか?
(宮嵜)
そういうことになります。
(小高)
ありゃーー!!
(つボイ)
ありゃーって!健全な生活をしていないから、もうここでドキっとしていますよ!
(小高)
例えば、身近で言うと私は高血圧なんですが・・・。
(宮嵜)
それは脳卒中の1番の危険因子になると思います。
(つボイ)
脳卒中予備軍や・・・。
(小高)
つボイさんもですよ!
(つボイ)
あとはどんな要素があると脳卒中になりやすいでしょうか?
(宮嵜)
他には糖尿病や、資質異常症、メタボリックシンドローム、喫煙や飲酒がリスク因子になります。
(小高)
飲酒・・・。
(つボイ)
飲酒・・・。その結果、死を招くということになるんですね。
(宮嵜)
その可能性もあるということです。
(小高)
どのくらい脳卒中の人がいるんですか?
(宮嵜)
年間30万人くらい新たに脳卒中を発症しています。
(小高)
他の病気を比べると多いんですか?
(宮嵜)
やはり国民のいわゆる生活習慣病の中では多い病気です。癌とか心疾患と並んで多い病気ですが、30万人というのはかなり多い数字だと思います。
(つボイ)
何位くらいなんですか?
(宮嵜)
癌、心疾患に次いでになります。
(小高)
癌、心疾患、肺炎に次ぐ4位らしいですよ。
(つボイ)
肺炎も多いんですか!
(宮嵜)
肺炎も多いです。4位というのは死因の統計になりますが、癌には胃がん・肺がん・大腸がんなどいろんな臓器が含まれます。それではなく、単一の臓器の疾患としては、心臓病と脳卒中が2つ大きな病気になります。おそらく、血管の病気である心臓病と脳卒中を合わせると癌より多くなります。
(つボイ)
いろいろ聞いておかなきゃいけないね!
(小高)
ね! 脳卒中もしっかり勉強していかないと・・・自分たちのこととして!
(つボイ)
だって高血圧やら飲酒やら、気になるところがいろいろありますもん!
(小高)
さっき先生がおっしゃった色んな要因からいくと、チクッと心当たりがある人は多いと思いますよ! 来週からも色々お話を伺っていきたいと思います。
(つボイ)
生活習慣病ですから! 毎日の生活の中に病気の要素が潜んでますよ、と!
(宮嵜)
そういうことですね。
(小高)
脳卒中は怖いですもんね。来週も先生、よろしくお願いします。
(宮嵜)
よろしくお願いいたします。
(小高)
一宮西病院の宮嵜章宏先生でした。「健康のつボ~脳卒中について~」でした。