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第8回 脳出血について


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(小高)
毎週この時間は「健康のつボ」のコーナーです。日本人の死因の第4位となっている「脳卒中」について、専門家の先生に色々と教えていただいております。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。よろしくお願いします。

(宮嵜)
よろしくお願いいたします。

(小高)
脳の病気の中にも色々あって、先週までは「くも膜下出血」を教えていただきました。

(宮嵜)
今日は「脳出血」のお話をさせていただきたいと思います。

(小高)
でも、くも膜下出血も“出血”ですよね?

(宮嵜)
「脳出血」はくも膜下出血とは違いまして、脳の中で起こる出血です。

(つボイ)
くも膜下出血は、くも膜の下のところの、脳の表面で起こってくる出血でしたよね?

(宮嵜)
そうですね。くも膜下出血の場合は脳の表面に出血を起こしましたけれど、脳出血に関しては脳の中で起こります。

(小高)
いわゆる“脳みそ”の中で?

(宮嵜)
そうですね。

(つボイ)
先生に向かって“脳みそ”ってあんた・・・。内部に出血が起こった場合はどんな症状になるんでしょうか?

(宮嵜)
やはり脳の中に出血が起こることによって、神経の障害が出ます。例えば手足の麻痺・言語障害・意識障害などがあります。

(小高)
くも膜下出血のときは激しい痛みがあると伺いました。

(つボイ)
ハンマーで殴られような痛みがあるって言っていましたよね。

(小高)
脳出血は痛みはないんですか?

(宮嵜)
脳出血のときは、必ずしも頭痛があるわけではないんです。脳の中に出血を起こされますから、頭痛がある場合もあるんですが、神経症状がメインになって出てきます。

(つボイ)
例えば言葉がちょっと出なくなったり手足が麻痺したりしたときは、自分で疑ったほうが良いんですね。

(宮嵜)
もちろんそうですね。

(小高)
逆に脳の病気だと気付けないとこもありますよね。

(宮嵜)
そうですね。症状が軽い場合には、これが例えば「手足の調子が悪いのは全身の調子が悪いからたまたまそうなっているんだ」と思ってなかなか病院に来られない方もいらっしゃいます。ただ、やはり早めに治療することが非常に大事ですので、脳の病気を疑うような場合には医療機関を受診されるといいと思います。

(つボイ)
先生、くも膜下出血のときは意識を失ってもあとで意識が戻るというのがありましたよね。この脳出血の場合も、手足の痺れが起こってもまたスッと治るということもあるんですか?

(宮嵜)
脳出血の場合には可能性は少ないですね。

(つボイ)
痺れた状態がずっと続くんですか。

(宮嵜)
そうですね。

(小高)
でもこれもなるべく早く病院に行かないと危険ですもんね。

(宮嵜)
はい。最初に脳出血を起こしてから、だんだん出血が広がってくる場合があります。その場合にはやはり症状は進行していきますから、早めに病院に来ていただいたほうが良いと思います。

(小高)
これは治療はどんな感じになるんですか?

(宮嵜)
よっぽど出血が大きくて生命に関わる場合は緊急手術になりますが、だいたい8割くらいは点滴で様子を見て、早期からリハビリテーションを行って、後遺症の軽減に努めるのは基本になります。

(つボイ)
はぁ~なるほど~。

(小高)
後遺症というのは、要は治せないということになりますよね。

(宮嵜)
脳出血は脳梗塞に比べると、重篤な後遺症が残りやすい方が多いです。ですので、はやり早期からリハビリテーションを行います。ただ、リハビリテーションでかなり良くなる方もいらっしゃいますので、こちらとしては後遺症を軽減できるように、発症したときからリハビリを始めていきます。

(小高)
これはもう・・・ならないようにするためには・・・。

(宮嵜)
これはぜひ強調したいには、50年前には脳出血が日本人の死因第1位だったんです。ところがいまここまで減ってきているのは、はやり「高血圧の管理」ですね。これに尽きると思います。

(つボイ)
ということは高血圧が大きな原因になる、と。

(宮嵜)
それからもう1つは「飲酒」ですね。特に脳出血に関しては、飲酒によって肝臓の機能が悪い方は血が止まりにくいという傾向がありますので、お酒をたくさん飲まれる方ははやり要注意とだと思います。「血圧をとにかく下げる」、または「飲酒を少し控える」ということは予防で行っていただきたいです。

(小高)
今日はお酒やめる!

(つボイ)
1日やめてどうこうなるもんじゃないの!生活習慣病だから生活習慣を変えなきゃ!

(小高)
皆さんも気をつけましょう!

(つボイ)
あんた自分に言っているやろ・・・。

(小高)
ありがとうございました。一宮西病院の宮嵜章宏先生に伺いました。

(宮嵜)
りがとうございました。

(小高)
「健康のつボ~脳卒中について~」でした。