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第3回 脳梗塞とは


ホーム > 病院紹介 > 健康のつボ! > 脳卒中について② > 第3回 脳梗塞とは

(小高)
毎週この時間は「健康のつボ」です。日本人の死因の第3位となっている『脳卒中』について伺っております。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。よろしくお願いします。

(宮嵜)
よろしくお願いします。

(小高)
先週、先々週と脳卒中の全体のお話を伺ってきましたが、今日からもうちょっと詳しく聞いていきたいと思っております。

(つボイ)
いろんな話題を僕らの番組ではやるんですが、別のコーナーで前にいびきの話をしたときに、ペンネーム『ためになるやろか』さんから『今度また一宮西病院の先生が来たときに聞いてください』とメーッセージをいただきました。猛烈ないびきの件ですけれども、『いびきって周りの人に迷惑だっていうだけでは終わらん、なんか危険なものもあるんですか?』とのことです。

(小高)
まず脳卒中にいびきは関係あるんですか?

(宮嵜)
関係します。いびきが具体的にどういう風に出るかと言うと、気道という空気の通りが防がれることによって起こるものなんです。寝ている時、意識がない時に舌が落ち込んで空気の通り道を塞いでしまうといびきが起こります。つまり意識が障害されているような場合にいびきが出ることがあるんです。寝ている最中に脳卒中になった方で、いびきがおかしいということで気がつかれて救急搬送されたという場合があります。

(小高)
よく「無呼吸症候群」でいびきが出るって言いますよね?

(宮嵜)
いわゆる「睡眠時無呼吸症候群」がいびきの原因になって、日中の眠気と関係するということも言われてますが、「睡眠時無呼吸症候群」自体も脳卒中の原因にもなりうる・危険因子にもなるので、やっぱりいびきが脳卒中と関係していないとはいえないですね。

(つボイ)
脳卒中になったときのいびきって、何か特徴はあるんでしょうか?

(宮嵜)
普通のいびきと脳卒中のいびきが違うというわけではないです。今までそういうことはなかったのに、突然いびきをかくような場合には要注意ということになります。

(小高)
すごく疲れていたらいびきが出るときもありますが、単なるいびきだと思わずに、脳卒中の可能性もあることってこと覚えておいた方がいいですね。さらに今日は、いろんな脳卒中の中でも脳梗塞について詳しくいただけますか?

(宮嵜)
脳梗塞というのは脳卒中全体の中で言うと一番多くて、脳卒中の大体7割ぐらいが脳梗塞なんです。これは血管が詰まる病気で、血管が詰まってしまうと脳の障害が起こります。例えば、片方の手足の麻痺、急にろれつが回りにくくなる、言葉が喋れなくなる、歩くことができなくなる、場合によっては意識がなくなってしまう、というようなものです。

(つボイ)
意識はなくなったらしょうがないでしょうけども、ろれつが回らなくなったり片方の手がおかしくなったりしたら自分で気付けますよね。

(宮嵜)
そうですね。ただ実際に脳梗塞になって症状が出たとしても、心筋梗塞と違って、ものすごい痛みっていうのは少ないんです。

(小高)
ここが大きな違いですね。

(宮嵜)
そうなんです。なので様子見られる方が結構いらっしゃるんです。

(小高)
「なんかちょっと変だな~・・・」「ん~~?」っていう感じなんですかね。

(宮嵜)
そうなんですよ。本当は少しでも早く病院に来ていただきたいんですけれど、様子を見て時間が経ってから来られるという方もたくさんいらっしゃるのは事実です。

(小高)
早く来て欲しいにも関わらず、自覚症状があっても“気になる”程度でおさまっちゃうんですね。

(つボイ)
もっと言うならば、「我慢しよう」「日本人は我慢が大切だとだ!」とか思っている人もいるかもしれないよ。変な我慢しているとアカンですよ、ということですよね。

(宮嵜)
そのような症状があった場合には、一刻も早く病院に来ていただきたい、というのがこちらの希望ですね。

(小高)
さっき言った、ろれつが回らないとか片方の手足が動かなくなるとかがあったら、そんなに痛くなくても先生とこに駆け込んでみる、ということですね。

(宮嵜)
突然起こることが多いですから、そういうような場合にはやはり一刻も早く受診していただきたい。

(つボイ)
そもそも普段起こっていない事が起こったということは、何らかおかしいってことでしょうね。

(宮嵜)
そうですね。

(小高)
私たちはその症状に早く気づくことが大事なんですけれども、来週は『脳梗塞の治療法』にはどんなものがあるのかを詳しくお聞きしていきます。先生、来週もよろしくお願いいたします。

(宮嵜)
よろしくお願いいたします。

(小高)
一宮西病院の宮嵜章宏先生でした。「健康のつボ~脳卒中について~」でした。