放射線診断科
放射線診断科では、各診療科の依頼に基づき、検査は主に診療放射線技師、IVRは各診療科医師および放射線科医師、また得られた結果に対して放射線専門医が速やかに分析し報告書を作成しています。
診断機器はデジタルPET-CT装置1台、320列CTを含めマルチスライスCT装置7台、高磁場MRI装置5台(3.0テスラ×3台、1.5テスラ×2台)、ガンマカメラ1台、血管造影装置5台(ハイブリッド含む)を導入しています。これらを駆使して、無駄な被ばくがないように適切なPET-CT検査、CT・MRI検査、核医学検査、血管造影検査をおこない、放射線被ばくや防護についても管理・監視し、かつ身体的負担の少ない画像診断を心掛けています。また、地域のクリニックの先生方からご依頼の検査もおこなっております。
PET-CT、CT、MRI、RIを中心に検査をおこない、画像および報告書を速やかにお渡しいたします。
診断機器はデジタルPET-CT装置1台、320列CTを含めマルチスライスCT装置7台、高磁場MRI装置5台(3.0テスラ×3台、1.5テスラ×2台)、ガンマカメラ1台、血管造影装置5台(ハイブリッド含む)を導入しています。これらを駆使して、無駄な被ばくがないように適切なPET-CT検査、CT・MRI検査、核医学検査、血管造影検査をおこない、放射線被ばくや防護についても管理・監視し、かつ身体的負担の少ない画像診断を心掛けています。また、地域のクリニックの先生方からご依頼の検査もおこなっております。
PET-CT、CT、MRI、RIを中心に検査をおこない、画像および報告書を速やかにお渡しいたします。
ページ内目次
一宮西病院 放射線診断科の特長
1
診断の精度を支える
専門医の読影体制
専門医の読影体制
2
的確かつ安全な
治療・検査に対応
治療・検査に対応
当院の放射線診断科では、他診療科からの依頼に応じて、血管内治療(IVR; Interventional Radiology)や画像ガイド下の検査・処置をおこなっています。カテーテル治療や血管塞栓術、CTや超音波を用いた生検やドレナージなど、身体への負担を抑えながら的確な治療・検査を提供。チーム医療の一員として、安全で質の高い医療を支えています。
主な対象疾患と診療内容
PET-CT検査
当院では、半導体を用いた最新鋭のデジタルPET-CT装置・Cartesion Prime (Canon Medical Systems製)を導入し、がんをはじめとするさまざまな疾患の診断に活用しています。PET-CTは微量の放射性薬剤(FDGなど)を体内に投与し、その分布を画像化することで、体内の代謝異常をとらえる検査です。これにより、がんの早期発見、転移の有無の確認、治療効果の判定などに高い有用性を発揮します。
地域の医療機関からの紹介検査も随時受け付けております。地域連携室までお気軽にお問い合わせください。
当院が導入しているCartesion Primeは、以下の技術を備えたPET-CT装置です。
地域の医療機関からの紹介検査も随時受け付けております。地域連携室までお気軽にお問い合わせください。
当院が導入しているCartesion Primeは、以下の技術を備えたPET-CT装置です。
検査の詳細や注意事項については、以下のリンクをご参照ください。
CT検査
頭部領域
心臓領域
当院では健診部門を含め7台のMSCT(320列、80列、64列、16列)を保有しております。320列CT(Canon Medical Systems製 Aquilion ONE)では撮影範囲が16cmに拡大されています。これにより主要臓器全体を一回転で撮影可能となり、従来CTでは得られなかった3D-CTの動態情報が得られるようになり、臨床的メリットは極めて大きくなっています。
頭部領域では1回の低被ばくスタディ(検査)で全脳の3D-CT Arteriography、Venography、並びにその高精度フュージョン画像、さらにはSubtraction CT Angiography (CT-DSA)による血流の動態観察も可能です。加えて1回のスタディ(検査)で全脳のCT Perfusion検査もでき、虚血性脳疾患に対し、低被ばくで形態、動態と機能、そしてそれらの高精度フュージョン画像が得られます。
また、心臓領域では従来の64列CTでは達成できなかったデータの等時相性(16cmのArea Detectorによる一回転でのシンプルなデータ収集)のため、画質の飛躍的な向上が得られます。しかも低被爆撮影であることと、より少ない造影剤での検査であること、加えて1回のスタディ(検査)で機能解析も可能で、従来の生理学的検査に置き換わる可能性もあります。
頭部領域では1回の低被ばくスタディ(検査)で全脳の3D-CT Arteriography、Venography、並びにその高精度フュージョン画像、さらにはSubtraction CT Angiography (CT-DSA)による血流の動態観察も可能です。加えて1回のスタディ(検査)で全脳のCT Perfusion検査もでき、虚血性脳疾患に対し、低被ばくで形態、動態と機能、そしてそれらの高精度フュージョン画像が得られます。
また、心臓領域では従来の64列CTでは達成できなかったデータの等時相性(16cmのArea Detectorによる一回転でのシンプルなデータ収集)のため、画質の飛躍的な向上が得られます。しかも低被爆撮影であることと、より少ない造影剤での検査であること、加えて1回のスタディ(検査)で機能解析も可能で、従来の生理学的検査に置き換わる可能性もあります。
MRI検査
当院では健診部門を含め5台のMRI装置(3.0テスラ/Canon Medical Systems製 Galan、3.0テスラ/Philips社製 Ingenia、1.5テスラ/Canon Medical Systems製 Fortianなど)を保有しています。テスラとは磁力の大きさを示す単位で、基本的にはその数値が大きいほど高精細な画像を得ることができますが、検査の目的に応じて磁力による得意不得意を考慮しながら装置の性能をより発揮できるように使い分けて検査を実施しています。3.0テスラMRIの利点として、その得られる信号の強さが挙げられます。従来の1.5テスラ装置に比べ約2倍の信号が得られ、解像度が向上します。またその信号の強さを検査時間の短縮に利用することも可能です。MRIの特徴として造影剤を用いずに血管撮像(MRA)ができることが挙げられますが、頭部を例にすると穿通枝と呼ばれる従来見えなかった微小な血管も描出できます。