第11回 脳卒中予防10ヶ条

金井 脳卒中の予防や、患者さん・ご家族の支援活動を行っている「日本脳卒中協会」という団体があるのですが、そこでは「脳卒中予防十か条」を提唱しています。十項目すべてをご紹介すると少し長くなりますので、今回はポイントを絞ってお話ししたいと思います。
金井 まず一つ目は、高血圧ですね。そして、糖尿病やコレステロール異常といった、動脈硬化に関わる病気です。さらに、喫煙も大きなリスクになります。高血圧、糖尿病、脂質異常症、そしてタバコ。こうした脳卒中の危険因子をしっかり管理していくことが、予防の基本になりますね。
小高 これでもう四つ出てきました。
金井 食事については、塩分や脂肪を控えめにすることが勧められています。これも結局は、高血圧や脂質異常症、糖尿病とかに繋がってくるところですね。また、太りすぎや食べ過ぎにも注意が必要です。肥満は糖尿病などの原因にもなりますので、適切な食生活を心がけることが脳卒中予防につながります。
金井 そのほかに、脳梗塞の原因となる不整脈にも注意が必要です。以前お話しした「心房細動」が代表的ですね。こうした不整脈が見つかった場合は、早めに治療や対策を行うことが大切です。また、適度な運動を続けることも予防につながります。さらに、脳卒中の症状が現れた場合には、できるだけ早く病院を受診し、速やかに治療を受けることが重要だと言われています。
金井 最後に、アルコールについても述べられているのですが・・・
つボイ おっ!お酒の話ですか。これはちょっと聞いておかないといけませんね。
金井 そうですね。お酒をよく飲まれる方には、少し耳の痛い話かもしれません。以前の「脳卒中予防十か条」では、「アルコール 控え目は薬 すぎれば毒」という表現が使われていました。ところが、2025年に改訂されて、その内容が変わったんですね。これがなかなか厳しい表現になりまして、「飲むならば なるべく少なく アルコール」となりました。以前よりも、飲酒はできるだけ控えたほうがよい、という方向性がより明確になっていますね。
小高 えっ!ちょっと厳しくなってるじゃないですか。
つボイ 厳しいですね(笑)。しかも、それ、きれいに五・七・五調になっていますね。
金井 そうですね、今しゃべりながら僕も気づきました(笑)。
小高 昔あった「控え目は薬」の部分は、残念ながらなくなってしまったんですね(笑)。
つボイ あのー、、、飲まなければ飲まない方がいいですよということですか、、、
金井 そうですね。最近の研究では、お酒の健康効果を積極的に支持するようなデータは少なくなってきています。少量の飲酒であれば、脳卒中のリスクを大きく高めるわけではないと考えられていますが、一方で、がんなど他の病気のリスクとの関連が指摘されています。また、飲酒によって意識状態が悪くなったり、転倒などの事故につながったりすることもあります。
つボイ 私の知り合いがね、酔っ払って足をくじいたんですけどもね(笑)。
小高 誰のことなんでしょうね(笑)。やはり、お酒に対する考え方も少し変わってきているということですね。つボイさんも言ってましたが、アルコールは、やめられるのであればやめたほうがよいということなんでしょうか。
金井 そうですね。あまり推奨されないというのが、現在の流れになっています。
つボイ 私は昔からの「酒は百薬の長」を、なんとか信じていたいんですけどね(笑)。
小高 その考え方も、だんだん厳しくなってきましたか。
金井 お酒に対しては、以前よりも厳しい目が向けられるようになってきています。
小高 でも、今のお話を聞いていると、脳卒中予防十か条の内容は、生活習慣病の予防でよく言われることとほとんど重なっていますね。
金井 高血圧や糖尿病といった生活習慣病は、脳卒中だけでなく、さまざまな病気に関わってきます。私が専門とする神経変性疾患にも関連しており、これらの病気のリスクを高めることがわかっています。高血圧の方は認知症になるリスクが高くなるとも言われていますし、糖尿病もアルツハイマー病などの認知症に良い影響を与えないことが知られています。結果的に、生活習慣を改善することで脳卒中の予防につながるだけでなく、認知症をはじめとするさまざまな病気の予防にもつながります。やはり、生活習慣を見直すということは、健康全般にとって大切なことだと思いますね。
金井 まず一つ目は、高血圧ですね。そして、糖尿病やコレステロール異常といった、動脈硬化に関わる病気です。さらに、喫煙も大きなリスクになります。高血圧、糖尿病、脂質異常症、そしてタバコ。こうした脳卒中の危険因子をしっかり管理していくことが、予防の基本になりますね。
小高 これでもう四つ出てきました。
金井 食事については、塩分や脂肪を控えめにすることが勧められています。これも結局は、高血圧や脂質異常症、糖尿病とかに繋がってくるところですね。また、太りすぎや食べ過ぎにも注意が必要です。肥満は糖尿病などの原因にもなりますので、適切な食生活を心がけることが脳卒中予防につながります。
金井 そのほかに、脳梗塞の原因となる不整脈にも注意が必要です。以前お話しした「心房細動」が代表的ですね。こうした不整脈が見つかった場合は、早めに治療や対策を行うことが大切です。また、適度な運動を続けることも予防につながります。さらに、脳卒中の症状が現れた場合には、できるだけ早く病院を受診し、速やかに治療を受けることが重要だと言われています。
金井 最後に、アルコールについても述べられているのですが・・・
つボイ おっ!お酒の話ですか。これはちょっと聞いておかないといけませんね。
金井 そうですね。お酒をよく飲まれる方には、少し耳の痛い話かもしれません。以前の「脳卒中予防十か条」では、「アルコール 控え目は薬 すぎれば毒」という表現が使われていました。ところが、2025年に改訂されて、その内容が変わったんですね。これがなかなか厳しい表現になりまして、「飲むならば なるべく少なく アルコール」となりました。以前よりも、飲酒はできるだけ控えたほうがよい、という方向性がより明確になっていますね。
小高 えっ!ちょっと厳しくなってるじゃないですか。
つボイ 厳しいですね(笑)。しかも、それ、きれいに五・七・五調になっていますね。
金井 そうですね、今しゃべりながら僕も気づきました(笑)。
小高 昔あった「控え目は薬」の部分は、残念ながらなくなってしまったんですね(笑)。
つボイ あのー、、、飲まなければ飲まない方がいいですよということですか、、、
金井 そうですね。最近の研究では、お酒の健康効果を積極的に支持するようなデータは少なくなってきています。少量の飲酒であれば、脳卒中のリスクを大きく高めるわけではないと考えられていますが、一方で、がんなど他の病気のリスクとの関連が指摘されています。また、飲酒によって意識状態が悪くなったり、転倒などの事故につながったりすることもあります。
つボイ 私の知り合いがね、酔っ払って足をくじいたんですけどもね(笑)。
小高 誰のことなんでしょうね(笑)。やはり、お酒に対する考え方も少し変わってきているということですね。つボイさんも言ってましたが、アルコールは、やめられるのであればやめたほうがよいということなんでしょうか。
金井 そうですね。あまり推奨されないというのが、現在の流れになっています。
つボイ 私は昔からの「酒は百薬の長」を、なんとか信じていたいんですけどね(笑)。
小高 その考え方も、だんだん厳しくなってきましたか。
金井 お酒に対しては、以前よりも厳しい目が向けられるようになってきています。
小高 でも、今のお話を聞いていると、脳卒中予防十か条の内容は、生活習慣病の予防でよく言われることとほとんど重なっていますね。
金井 高血圧や糖尿病といった生活習慣病は、脳卒中だけでなく、さまざまな病気に関わってきます。私が専門とする神経変性疾患にも関連しており、これらの病気のリスクを高めることがわかっています。高血圧の方は認知症になるリスクが高くなるとも言われていますし、糖尿病もアルツハイマー病などの認知症に良い影響を与えないことが知られています。結果的に、生活習慣を改善することで脳卒中の予防につながるだけでなく、認知症をはじめとするさまざまな病気の予防にもつながります。やはり、生活習慣を見直すということは、健康全般にとって大切なことだと思いますね。

