第6回 脳梗塞④~治療法その2

金井 脳梗塞を引き起こすリスクが高い病気はいろいろありますが、その中の一つに頸動脈狭窄症があります。
小高 頸動脈がものすごく狭くなっちゃっている?
金井 首の血管ですね。血液っていうのは基本的に、心臓から首を通って脳の方にいきます。その中間のところに位置する頸動脈は特に狭くなりやすいですね。頸動脈がひどく狭くなってきますと、シンプルに脳に血液がいかなくなってしまって、脳梗塞になってしまうっていう場合もあります。また、狭さがそこまでではなくても、プラークと言われる油の塊が付着していると、それが剥がれてしまい、血管の中を通って脳の方まで飛んでいってしまう場合もあるんですね。
つボイ 脳の中に入っちゃうわけです。
小高 そうですね。そして脳の血管が詰まると。
金井 脳の血管は細いため、プラークが飛んでいって脳血管が詰まってしまうことで脳梗塞になるケースもあります。そういった理由で、頸動脈狭窄症が脳梗塞を引き起こすということになります。
小高 頸動脈が狭くなっている狭窄症だよという段階で、このままだとプラークが飛んでって詰まるとか、どんどん狭くなって詰まるとか、そういったリスクがあるよという時に、頸動脈狭窄症を治療すると?
金井 そうです。頸動脈の狭窄部分を広げにいくという治療があります。
小高 頸動脈狭窄症って、どうやったらわかるんですか?
金井 一番手軽なのは、超音波の検査ですね。超音波を首に当てると狭さが分かりますし、他にも造影剤使ったCTですとか、もしくはMRIですね。MRIの中のMRAという血管を見る検査もあります。それらの検査で診断をつけていきます。少し狭い程度であれば様子見ることも多々ありますが、かなり狭くなっていたり、リスクが高いようなものであれば、治療介入していくということになりますね。
小高 私ちょっと血管が狭くなってる気がするわ…みたいな、自覚症状っていうのは?
金井 おそらく無いことが多いです。
小高 ないですよね。そうするともう検診でしか分からない?
金井 そうですね。検診で発見されるか、もしくは脳梗塞の症状が出てから、精査をしていくことになります。できれば検診で見つかると良いですね。
小高 幸いにもと言いますか、大変な脳梗塞になっちゃう前に、頸動脈狭窄症があるよと分かった場合、どうやって治療するんでしょうか。
金井 基本的には軽症であるなら、薬物治療だけで全然問題ないと思います。それなりに狭窄度が高い場合ですとか、剥がれ飛んでいってしまいそうな場合に対しては、外科的治療やカテーテル治療を行います。もともとは外科的治療を先行してやっていたんですけれども、手術は全身麻酔で首を切開するという形になりますので、どうしても回復までに少し時間がかかってしまいます。
つボイ 会社員なんか困っちゃうよな。
小高 首を切って、血管を切って、直接的に出すっていうことですか?
金井 そうですね。首を切開して、血管も切ってからプラークを出すという手術になります。術後は腫れてしまうなど、患者さんの負担はそれなりに高いと思います。
つボイ となると、もう一個が。
金井 カテーテルの治療でして、頸動脈のステント留置術ですね。足若しくは手からカテーテルを入れて、カテーテルを首の動脈の方まで持っていき、ステントを置いてくる治療です。そして、風船(バルーン)を膨らませて狭窄を広げつつ、ステントで油の塊を覆うことで、剥がれて飛んでいかないようにしたり、狭くなった箇所を広げたりするといったことを行います。
つボイ 二つの役割があるわけですね。飛ばないようにすることと、広げるということ。
金井 その通りですね。結果、脳梗塞を予防するという形になります。
小高 先ほどの外科的治療より、患者さんの負担が少なくなりますか?
金井 はい。見た目の傷といいますと、ちょっと切る場合もありますけど、カテーテルを通すためにあける針の穴ぐらいになりますので、基本的には翌日から普通に動けますし、侵襲性はかなり低い治療かと思います。
小高 頸動脈がものすごく狭くなっちゃっている?
金井 首の血管ですね。血液っていうのは基本的に、心臓から首を通って脳の方にいきます。その中間のところに位置する頸動脈は特に狭くなりやすいですね。頸動脈がひどく狭くなってきますと、シンプルに脳に血液がいかなくなってしまって、脳梗塞になってしまうっていう場合もあります。また、狭さがそこまでではなくても、プラークと言われる油の塊が付着していると、それが剥がれてしまい、血管の中を通って脳の方まで飛んでいってしまう場合もあるんですね。
つボイ 脳の中に入っちゃうわけです。
小高 そうですね。そして脳の血管が詰まると。
金井 脳の血管は細いため、プラークが飛んでいって脳血管が詰まってしまうことで脳梗塞になるケースもあります。そういった理由で、頸動脈狭窄症が脳梗塞を引き起こすということになります。
小高 頸動脈が狭くなっている狭窄症だよという段階で、このままだとプラークが飛んでって詰まるとか、どんどん狭くなって詰まるとか、そういったリスクがあるよという時に、頸動脈狭窄症を治療すると?
金井 そうです。頸動脈の狭窄部分を広げにいくという治療があります。
小高 頸動脈狭窄症って、どうやったらわかるんですか?
金井 一番手軽なのは、超音波の検査ですね。超音波を首に当てると狭さが分かりますし、他にも造影剤使ったCTですとか、もしくはMRIですね。MRIの中のMRAという血管を見る検査もあります。それらの検査で診断をつけていきます。少し狭い程度であれば様子見ることも多々ありますが、かなり狭くなっていたり、リスクが高いようなものであれば、治療介入していくということになりますね。
小高 私ちょっと血管が狭くなってる気がするわ…みたいな、自覚症状っていうのは?
金井 おそらく無いことが多いです。
小高 ないですよね。そうするともう検診でしか分からない?
金井 そうですね。検診で発見されるか、もしくは脳梗塞の症状が出てから、精査をしていくことになります。できれば検診で見つかると良いですね。
小高 幸いにもと言いますか、大変な脳梗塞になっちゃう前に、頸動脈狭窄症があるよと分かった場合、どうやって治療するんでしょうか。
金井 基本的には軽症であるなら、薬物治療だけで全然問題ないと思います。それなりに狭窄度が高い場合ですとか、剥がれ飛んでいってしまいそうな場合に対しては、外科的治療やカテーテル治療を行います。もともとは外科的治療を先行してやっていたんですけれども、手術は全身麻酔で首を切開するという形になりますので、どうしても回復までに少し時間がかかってしまいます。
つボイ 会社員なんか困っちゃうよな。
小高 首を切って、血管を切って、直接的に出すっていうことですか?
金井 そうですね。首を切開して、血管も切ってからプラークを出すという手術になります。術後は腫れてしまうなど、患者さんの負担はそれなりに高いと思います。
つボイ となると、もう一個が。
金井 カテーテルの治療でして、頸動脈のステント留置術ですね。足若しくは手からカテーテルを入れて、カテーテルを首の動脈の方まで持っていき、ステントを置いてくる治療です。そして、風船(バルーン)を膨らませて狭窄を広げつつ、ステントで油の塊を覆うことで、剥がれて飛んでいかないようにしたり、狭くなった箇所を広げたりするといったことを行います。
つボイ 二つの役割があるわけですね。飛ばないようにすることと、広げるということ。
金井 その通りですね。結果、脳梗塞を予防するという形になります。
小高 先ほどの外科的治療より、患者さんの負担が少なくなりますか?
金井 はい。見た目の傷といいますと、ちょっと切る場合もありますけど、カテーテルを通すためにあける針の穴ぐらいになりますので、基本的には翌日から普通に動けますし、侵襲性はかなり低い治療かと思います。

