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下肢静脈瘤とは


下肢静脈瘤とは?

足にある静脈に血液がたまって血管が拡張し、外見上、こぶ(瘤)のようになった状態をいいます。
『知って下さい下肢静脈瘤のこと』はこちら *別ウィンドウで開きます

● 下肢静脈瘤の種類

(左)伏在静脈瘤、(中)側枝静脈瘤、(右)網目静脈瘤

● 下肢静脈瘤の原因

下肢の静脈には血液が重力によって足先へ逆流しないように弁がついていますが、それらの弁が壊れると血液の逆流が起こり、うっ血が生じて血管が拡張したり、血流が蛇行することにより、こぶができます。これが下肢静脈瘤の原因です。

下肢静脈瘤の原因

● 下肢静脈瘤の症状

足がだるい、足が痛む、足が疲れ易い 、足が重い、足がつる、足がむくむ 、こむら返りが起こる、足がかゆい、皮膚から出血する、皮膚に色素沈着が起こる、皮膚に潰瘍ができた、皮膚が硬くなった、足の血管が浮き出てきた、生理時に不快感がある…などが挙げられます。

● 下肢静脈瘤になりやすい人の特徴

  • 女性に多い。女性ホルモンの減少が影響しやすい。
  • 加齢とともに症状が進む。
  • 立ち仕事に従事する人(美容師、調理師など)に多い。
  • 妊娠、出産をきっかけにして、静脈瘤ができやすくなる。特に二度目の妊娠でできる人が多い。
  • 遺伝的な要因もある。

● 下肢静脈瘤を放置した場合

下肢静脈瘤を放置した場合

そのまま放置しても、生命の危険や、足を切断することはありません。症状の進行も非常にゆっくりです。ただし自然に治ることはなく、長期間放置すると、静脈の中に血栓ができ、炎症を起こすことがあります。重症化すると、皮膚の色が黒ずんだり(色素沈着)皮膚に穴が空いたり(皮膚潰瘍)することがあります。