関節痛の基礎知識
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関節の痛みの原因

筋肉や腱に由来するもの
肩関節の筋肉や腱に起因する疾病が、四十肩・五十肩と呼ばれる凍結肩や、腱板断裂などです。原因は関節を構成する組織の老化のほかに、凍結肩の場合は運動不足や姿勢の悪さ、腱板断裂の場合は関節の使いすぎも発症の要因となります。
痛みの原因
- 老化
- 運動不足
- 姿勢の悪さ
- 関節の使いすぎ
骨や軟骨に由来するもの
加齢によって引き起こされるのが変形性の関節症です。関節を構成する骨と骨の間にある軟骨が徐々にすり減っていき、滑らかな動きや衝撃をやわらげるクッションの役目を果たせなくなります。そうなると関節の骨同士が擦れ合うようになり、痛みが生じます。ひざ関節、股関節の痛みの原因となることが多いです。
関節の疾病を予防しよう
筋肉や腱の損傷を予防する
肩や首の筋肉や腱をしなやかに保つことが、肩や首の痛みの予防になります。
日常でできる肩の痛みの予防
□ ストレッチで筋肉や腱をほぐす
□ 荷物はいつも同じ側で持たないようにする
□ 姿勢に気をつけ、猫背にならないようにする
□ 肩や首を冷やさない など
□ 荷物はいつも同じ側で持たないようにする
□ 姿勢に気をつけ、猫背にならないようにする
□ 肩や首を冷やさない など
骨や軟骨の損傷を予防する
体重が重いと、膝や腰にかかる負担が大きくなります。関節を構成する骨や軟骨の損傷を防ぐためにも、肥満を解消しましょう。
肥満度を示す体格指数(BMI)の計算式
BMI=体重(kg)÷(身長(m))²
→BMI指数22が標準体重です
※BMIは、18.5〜25未満を普通体重、25以上の場合を肥満、18.5未満を低体重としています。
→BMI指数22が標準体重です
※BMIは、18.5〜25未満を普通体重、25以上の場合を肥満、18.5未満を低体重としています。


