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乳がんの基礎知識


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女性がかかるがんで最も多い乳がん。早期に発見できれば良好な経過が期待できます。

乳がんとは

女性がかかるがん第1位

女性が多くかかるがん

乳房は乳腺と脂肪からできていますが、乳がんはその乳腺を構成する乳管(母乳を乳頭まで運ぶ管)で多く発生します。進行するとがん細胞が乳腺の外へ広がり、転移する危険もあります。乳がんにかかる方は30歳代から増え、40歳代後半が発症のピークとなっています。

乳がんの症状

乳がんは自分で気づくことのできるがん

乳がんは乳房に腫瘍ができるので、注意深く触るとしこりがわかるようになります。また、腫瘍が皮膚の近くに達すると、乳房にエクボのようなくぼみができます。リンパ節への転移が疑われる場合は、脇の下にしこりができたり、腕のむくみやしびれが現れます。

乳がんを予防しよう

女性ホルモンの影響の他、肥満や飲酒に気をつける

乳がんの発生や進行には、女性ホルモンの「エストロゲン」が関係しています。これは月経の終わりごろから排卵前に多く分泌されます。初潮年齢が早い、閉経が遅い、出産経験がないなど、エストロゲンにさらされる期間が長い人は、それだけ乳がんになりやすいと言えます。

乳がんの予防法

  • 禁煙する
  • 受動喫煙を避ける
  • 飲酒は適量にとどめる
  • 肥満を防ぐ
  • 運動を習慣づける

乳がんのセルフチェック

□ 乳房の変形や左右に形の差はありませんか?
□ しこりによる皮膚のひきつれはありませんか?
□ 乳頭や乳房の皮膚にただれはありませんか?
□ 乳房や脇の下にしこりはありませんか?
□ 乳房にえくぼのようなへこみはありませんか?
□ 乳頭から出血や異常な分泌物はありませんか?

※乳房がやわらかくなる月経終了後1週間~10日の間に、毎月1回おこないましょう。
※本ページに掲載されている情報は、2019年8月時点のものです。
※2025年10月20日 がん罹患数・死亡数のグラフを更新