乳腺・内分泌外科
メッセージ
乳腺・内分泌外科では乳腺症、乳がんなどの乳腺疾患と手術適応のバセドウ病や甲状腺腫瘍などの甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患を診療しています。
対象疾患と診療内容
乳腺外科
乳がんはライフスタイルの変化から近年日本でも急増しており、発症率は20人に1人と言われています。年間約40,000人の女性に乳癌が見つかり、約 10,000人の女性が亡くなられています。今後もさらに増加していくことが予想されます。なかでも40~50歳代の働き盛りの女性が最も多く、本人だけでなく家族や子供たち、社会にとっても大きなダメージとなります。こういった現状に対し、少しでも多くの女性が安心して日常生活を送っていただけるよう、スタッフ一同取り組んでいます。当院では細胞診、針生検に加え、マンモトーム生検(マンモグラフィガイド下、超音波ガイド下)を開始し、より確実な診断を行なうことが可能となりました。術前検査ではマンモグラフィ、超音波に加え3.0T MRI、320列CTを行なうことにより最適な術式を選択、EBM(Evidence Based Medicine:根拠に基づく医療)に基づき術後の治療、フォローアップを行っていきます。センチネルリンパ節生検(※)は、色素法、RI法の併用、また平成24年4月より形成外科開設に伴い、乳房再建術(一期的、二期的)も選択可能となりました。再発進行乳癌に対してもQOL(Quality Of Life:生活の質)を重視した診療を行っています。
センチネルリンパ節生検とは? センチネルリンパ節生検とは、がんが転移する時に最初に到達するリンパ節を調べて、リンパ節郭清(悪性腫瘍のリンパ行性転移に対する処置としてリンパ節を切除する外科的治療法)の必要性を判断する検査です。 |
【乳腺疾患】
- 乳房症状(乳房痛、腫瘤、乳頭分泌など)に対する精密検査、乳癌検診、二次精密検査
- 細胞診、組織診(針生検、マンモトーム生検、外科的生検)
- 手術
- 化学療法(術前、術後補助、進行再発)
- 内分泌療法
- 放射線療法
【乳がん確定診断までの流れへマンモトーム生検のご案内】
乳がんは早期発見が大切です。乳がんは早期に発見、早期に治療した場合、完治する可能性が高くなります。月に一度は、乳がんの自己検診を行ない、しこりなどの異常を感じたら、すぐに受診するようにしましょう。検査をご希望の方は、お気軽に医師または検査技師、看護師までお尋ねください。
乳がんは早期発見が大切です。乳がんは早期に発見、早期に治療した場合、完治する可能性が高くなります。月に一度は、乳がんの自己検診を行ない、しこりなどの異常を感じたら、すぐに受診するようにしましょう。検査をご希望の方は、お気軽に医師または検査技師、看護師までお尋ねください。
内分泌外科
甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患の診療を行っています。手術療法、薬物療法を必要に応じて行い、副腎腫瘍は鏡視下手術も行っています。内分泌外科は専門性の高い分野で、当院では経験豊かなスタッフが揃っています。
【内分泌疾患(内分泌内科との連携)】
- 甲状腺疾患(腫瘍、機能障害、バセドウ病)
- 副甲状腺疾患(副甲状腺機能亢進症)
- 副腎疾患(ホルモン産生腫瘍、非機能性副腎腫瘍)