第1回 プロフィール&病院で働く人々
小高 今週からの「健康のつボ!」は、「病院の上手な使い方」、いざという時に頼っていく病院とはどういう付き合い方をしていけば良いのでしょうか。一宮西病院 事務長の前田 昌亮さんにお話をうかがいます。
つボイ 町のかかりつけ医から全身を診てもらえる総合病院まで、私たちの健康を委ねるのが病院というところです。
小高 このコーナーでは、普段は専門のお医者さんをお招きして、それぞれの病気の特性や治療法、予防法などを教えていただいておりますが、今回ね、ちょっと趣向を変えて、そんなお医者さんがいる病院そのものについて教えていただきます。
つボイ 病院の組織とか医療制度を学ぶことで、私たちが病院を上手に使う方法がわかってくるということですね。
小高 はい。一宮西病院の事務長でいらっしゃいます、前田昌亮さんに病院のいろいろを教えていただきます。まずは前田さんのこの「事務長」というお仕事について。
つボイ 町のかかりつけ医から全身を診てもらえる総合病院まで、私たちの健康を委ねるのが病院というところです。
小高 このコーナーでは、普段は専門のお医者さんをお招きして、それぞれの病気の特性や治療法、予防法などを教えていただいておりますが、今回ね、ちょっと趣向を変えて、そんなお医者さんがいる病院そのものについて教えていただきます。
つボイ 病院の組織とか医療制度を学ぶことで、私たちが病院を上手に使う方法がわかってくるということですね。
小高 はい。一宮西病院の事務長でいらっしゃいます、前田昌亮さんに病院のいろいろを教えていただきます。まずは前田さんのこの「事務長」というお仕事について。
前田 事務長といいますと、皆さんイメージが沸き辛いと思いますが、簡単に言いますと、病院にはいろんな職種の人たちがたくさん働いてまして、その方々のまとめ役だと思っていただければいいと思います。イメージでいうと、オーケストラのプロデューサーみたいな、そういう感じで考えていただけるのが一番わかりやすいかなと思っています。いろんな方々がきれいな調和を保つようにまとめていくという仕事ですね。
つボイ いや、大事な仕事ですね。そうしたら!
前田 特に私が今やってる仕事というのは、まずは人を活かした場所にしっかりと配置をして働いていただく仕事。次に、病院というのはずっとその地域にあり続けなければいけませんので、事務長の仕事の2番目に大きなところは収益を作り出すということなんですね。収益の最大化を図るためにどういうことを病院というのはやっていかなければいけないのか、どんな医療をやっていかなければいけないのかとか、そういったところを考えて、職員に指示を出していくというのが2つ目ですね。
つボイ 企業ですから、経営ということですもんね。
小高 前田さんは法人本部の人事本部長も兼ねていらっしゃると言うことですよね。
前田 おっしゃる通りです。人事部というのはいろんな仕事があるんですが、特に私がやっている仕事というのは、ドクターを病院に連れてくる。言い方をちょっと変えると、引き抜く方、スカウトですね。
つボイ ヘッドハンティング。
前田 そうです。例えば私どもの病院は一宮市にありますけれども、一宮の方がこういう医療をやってほしいという時に、できないこともありますよね。そういった際に、それができる方を他のところから引っ張ってくるってことができたら、その医療が私どもの町に提供されるわけです。そういったスカウトをするという仕事も兼務してやっております。
つボイ なるほど~!
小高 広くその病院の全体像を把握して、それをコントロールしていくというようなお仕事になってくるわけですよね。
前田 やはり今、仰っていただきましたように、何でも知っていなければいけません。ただ、一番知っていなければいけないことは、患者様にとって役に立っているのかというところです。ですから、どのような医療サービスをしなければいけないのか、もちろん収益も上げてずっと続いていかなければいけないとか、さらに言いますと、新しいこともやっていかないといけません。ずっと同じことをやっていても、どんどんどんどん今の医療の市場というのは変わっていっていますので、そういった取り組みができないかと考えている仕事だと思ってください。
つボイ 病院も世に連れ人に連れと、こういうことですかね。
小高 病院っていうと、私たちはお医者さんと看護師さんと、あとは受付の事務の方たち・・・
前田 まだまだいますよ!
小高 誰がいるんだろう!どんな人たちがお仕事されてるんだろうっていうのが気になるんですが。
前田 例えばお二人が病気になられた時、レントゲンとかCT撮影とかする時に出てくるのは放射線技師さん。それ以外にもすぐには退院できませんよね。そういった時にリハビリをする方がいらっしゃいます。理学療法士さんや作業療法士さん、いろんな職種の方で支えられてるというのが病院ですね。
小高 医療以外でもスタッフの方たちはたくさんいらっしゃいますよね。
前田 例えば、生活に困られている方とか、お金が払えないような方とかって0じゃないですよね。そういった時に相談に乗るような方々、いわゆる医療事務の方々とか、ソーシャルワーカーさんとか、いろんな方々が医療に関わっていらっしゃいます。
つボイ なるほどね~。
小高 そういった人達がすべて連携がとれていないと、患者さんが病院に行った時に、これはどうしたらいいの、誰に聞いたらいいのって、ちょっとうろうろっとすることになっちゃうわけですもんね。そこをコントロールするのって大変ですよね?日頃気をつけてらっしゃることとか、こういう風にやろうってモットーにされていることとかあるんですか?
前田 とにかく職員さんと喋るようにしてます。そして、「患者さんってこれどう思うだろうね」ということを一つのキーワードにして喋るようにしています。その中で私たちが足りてないところとか、それこそ連携なのかもしれませんし、それぞれ個人の努力かもしれませんけれども、そこが一番私がモットーにして、病院中を歩きながら聞いてるという感じですね。
つボイ いや、大事な仕事ですね。そうしたら!
前田 特に私が今やってる仕事というのは、まずは人を活かした場所にしっかりと配置をして働いていただく仕事。次に、病院というのはずっとその地域にあり続けなければいけませんので、事務長の仕事の2番目に大きなところは収益を作り出すということなんですね。収益の最大化を図るためにどういうことを病院というのはやっていかなければいけないのか、どんな医療をやっていかなければいけないのかとか、そういったところを考えて、職員に指示を出していくというのが2つ目ですね。
つボイ 企業ですから、経営ということですもんね。
小高 前田さんは法人本部の人事本部長も兼ねていらっしゃると言うことですよね。
前田 おっしゃる通りです。人事部というのはいろんな仕事があるんですが、特に私がやっている仕事というのは、ドクターを病院に連れてくる。言い方をちょっと変えると、引き抜く方、スカウトですね。
つボイ ヘッドハンティング。
前田 そうです。例えば私どもの病院は一宮市にありますけれども、一宮の方がこういう医療をやってほしいという時に、できないこともありますよね。そういった際に、それができる方を他のところから引っ張ってくるってことができたら、その医療が私どもの町に提供されるわけです。そういったスカウトをするという仕事も兼務してやっております。
つボイ なるほど~!
小高 広くその病院の全体像を把握して、それをコントロールしていくというようなお仕事になってくるわけですよね。
前田 やはり今、仰っていただきましたように、何でも知っていなければいけません。ただ、一番知っていなければいけないことは、患者様にとって役に立っているのかというところです。ですから、どのような医療サービスをしなければいけないのか、もちろん収益も上げてずっと続いていかなければいけないとか、さらに言いますと、新しいこともやっていかないといけません。ずっと同じことをやっていても、どんどんどんどん今の医療の市場というのは変わっていっていますので、そういった取り組みができないかと考えている仕事だと思ってください。
つボイ 病院も世に連れ人に連れと、こういうことですかね。
小高 病院っていうと、私たちはお医者さんと看護師さんと、あとは受付の事務の方たち・・・
前田 まだまだいますよ!
小高 誰がいるんだろう!どんな人たちがお仕事されてるんだろうっていうのが気になるんですが。
前田 例えばお二人が病気になられた時、レントゲンとかCT撮影とかする時に出てくるのは放射線技師さん。それ以外にもすぐには退院できませんよね。そういった時にリハビリをする方がいらっしゃいます。理学療法士さんや作業療法士さん、いろんな職種の方で支えられてるというのが病院ですね。
小高 医療以外でもスタッフの方たちはたくさんいらっしゃいますよね。
前田 例えば、生活に困られている方とか、お金が払えないような方とかって0じゃないですよね。そういった時に相談に乗るような方々、いわゆる医療事務の方々とか、ソーシャルワーカーさんとか、いろんな方々が医療に関わっていらっしゃいます。
つボイ なるほどね~。
小高 そういった人達がすべて連携がとれていないと、患者さんが病院に行った時に、これはどうしたらいいの、誰に聞いたらいいのって、ちょっとうろうろっとすることになっちゃうわけですもんね。そこをコントロールするのって大変ですよね?日頃気をつけてらっしゃることとか、こういう風にやろうってモットーにされていることとかあるんですか?
前田 とにかく職員さんと喋るようにしてます。そして、「患者さんってこれどう思うだろうね」ということを一つのキーワードにして喋るようにしています。その中で私たちが足りてないところとか、それこそ連携なのかもしれませんし、それぞれ個人の努力かもしれませんけれども、そこが一番私がモットーにして、病院中を歩きながら聞いてるという感じですね。
つボイ 総合病院にはいろんな仕事の人がいて、それぞれがそれぞれの役割を担うことで患者さんを守っていってくれるということですね。
小高 はい。診断、治療、入院、リハビリと一人の患者さんが回復するまでに、大勢の人が関わってチームを組んで最良の医療が施されているというわけなんですね。その病院の取りまとめ役、さらに地域との関わりなど、病院全体を見るコンダクター、それが事務長さんというわけですね。
つボイ はい。
小高 来週も前田さんに病院の上手な使い方を教えていただきます。
そしてこのコーナー「健康のつボ!」では、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいております。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生に教えていただきます。
つボイ はい、質問お待ちいたしております!
小高 「健康のつボ!~病院の上手な使い方~」でした。
小高 はい。診断、治療、入院、リハビリと一人の患者さんが回復するまでに、大勢の人が関わってチームを組んで最良の医療が施されているというわけなんですね。その病院の取りまとめ役、さらに地域との関わりなど、病院全体を見るコンダクター、それが事務長さんというわけですね。
つボイ はい。
小高 来週も前田さんに病院の上手な使い方を教えていただきます。
そしてこのコーナー「健康のつボ!」では、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいております。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生に教えていただきます。
つボイ はい、質問お待ちいたしております!
小高 「健康のつボ!~病院の上手な使い方~」でした。