診療内容と医療設備
IPL (インテンスパルスライト; 光治療)

治療の特徴
さまざまな波長の光をお顔全体に照射することで、シミ、そばかす、赤ら顔など、複数の肌トラブルを同時に改善する治療です。異なる波長の光を組み合わせることで、表皮層のメラニン色素だけでなく、真皮層の血管やコラーゲン生成にも働きかけるため、肌のハリや質感の向上にも期待できます。効果の実感目安としては3〜5回を推奨しています。
施術の流れ
-
準備
皮膚を保護するため、冷却したジェルを顔全体に塗布します。
1 -
照射
シミ・赤みに合わせてフィルターを選び、顔全体に光を照射します(約15〜30分)。
2 -
仕上げ
ジェルを拭き取り、スキンケアをおこなって施術終了です。
3
痛み・ダウンタイム
- 照射時には、ゴムで弾かれたようなパチッとする瞬間的な刺激があります。
- 赤みは照射直後から数時間程度で軽快することが多いです。
- 反応したシミが薄いかさぶた(黒浮き)になることがあり、通常7〜10日程度で自然にはがれ落ちます。
- メイクは施術直後から可能です。
- 洗顔は施術当日の夜から可能です。黒浮きがみられても無理にはがさず、泡でやさしく洗ってください。
- 入浴は施術当日から可能ですが、当日の長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒はお控えください。
副作用・注意点
- 照射後、一時的にシミが濃く見える(黒浮き)ことや軽いヒリヒリ感が出ることがあります。これは治療後の正常な反応としてみられることがあります。
- 非常に稀ではありますが、肌の状態や照射条件によっては熱傷(水疱を含む)や炎症後色素沈着が生じることがあります。水ぶくれができた場合や、強い痛みが続く場合はご連絡ください。
- 治療中はメラニンが活性化しやすく、紫外線を浴びると色素沈着を生じることがあるため、外出時は日焼け止めを使用し、最低3ヶ月間は紫外線対策を継続してください。
安全性と承認状況について
当院では、米国Lumenis社製の医療機器・ステラM22を使用しています。
承認状況について
本体の主要なパーツは日本の厚生労働省による承認を取得していますが、治療の幅を広げるための構成品(一部の特殊フィルターや6mmサークルスポットなど)には、米国FDA(食品医薬品局)の認可のみを取得した本邦未承認の製品が含まれる場合があります。これら本邦未承認のパーツも、世界的にはその有効性と安全性が広く確立されているものであり、当院では医師の責任のもと医学的根拠に基づいた適切な設定で、安全に治療をおこなっております。
本体の主要なパーツは日本の厚生労働省による承認を取得していますが、治療の幅を広げるための構成品(一部の特殊フィルターや6mmサークルスポットなど)には、米国FDA(食品医薬品局)の認可のみを取得した本邦未承認の製品が含まれる場合があります。これら本邦未承認のパーツも、世界的にはその有効性と安全性が広く確立されているものであり、当院では医師の責任のもと医学的根拠に基づいた適切な設定で、安全に治療をおこなっております。
ピコレーザー (アレキサンドライトレーザー)

治療の特徴
当院で使用するPICOSURE®proは、755nmのアレキサンドライトレーザーを用いたピコ秒レーザー治療です。“アレキサンドライト”はレーザーの波長・種類を表し、“ピコ秒”はレーザーを照射する時間の短さを表しています。アレキサンドライトレーザーは、シミやくすみの原因となるメラニン色素に反応しやすい特性があります。そのレーザーを非常に短い時間(ピコ秒)で照射することで、色素に効率よく働きかける治療がピコレーザー治療です。
当院では、症状や目的に応じて、同じ755nmアレキサンドライトレーザーを使いながら、最適なアプローチをご提案しております。
当院では、症状や目的に応じて、同じ755nmアレキサンドライトレーザーを使いながら、最適なアプローチをご提案しております。
ピコスポット
気になるシミに対して、755nmのアレキサンドライトピコ秒レーザーを病変部へ限局して照射する治療です。主に老人性色素斑(いわゆるシミ)やADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など、境界が比較的はっきりした色素性病変に適応があります。メラニン色素に集中的に働きかけることで、シミを目立ちにくくしていく治療です。
病変の種類や深さ、肌質によって適した治療法が異なるため、すべての色素斑に同じ方法が適するわけではありません。診察のうえで、ピコスポットが適しているかを判断し、医師が施術をおこないます。
病変の種類や深さ、肌質によって適した治療法が異なるため、すべての色素斑に同じ方法が適するわけではありません。診察のうえで、ピコスポットが適しているかを判断し、医師が施術をおこないます。
施術の流れ
-
確認
治療するシミの部位を確認します。
1 -
照射
シミに対して、ピンポイントでレーザーを照射します。
2 -
処置
炎症止めの軟膏を塗り、絆創膏を貼って施術終了です。
3
痛み・ダウンタイム
- ゴムで強く弾かれたような痛みがあります。施術範囲が広い場合、麻酔クリームを使用することがあります。
- 照射直後は、灰白色の反応や赤み、ヒリつきが出ることがあります。
- 多くの場合、施術後1週間程度で照射部位が痂皮(かさぶた)となり、その後自然にはがれて徐々になじみます。
- 施術後7日間は保護テープでの保護、または外用治療が必要です。
- 患部への直接のメイクは、テープ保護が終了したのちに可能です。
副作用・注意点
- 照射後に赤み、ヒリつき、軽い腫れが生じることがあります。
- 炎症後色素沈着により、シミが一時的に濃く見えることがあります。
- 保護テープは、当日の洗顔後に貼付し、はがれた場合は貼り直してください。
- 洗顔はテープを貼ったまま、泡でやさしく洗い、こすらないようにしてください。
- 入浴は施術当日から可能ですが、当日は長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒はお控えください。
- 外出時は日焼け止めを使用し、最低3ヶ月間は紫外線対策を続けてください。
- 色素が残る場合には、少なくとも2ヶ月以上あけて追加照射を検討します。
ピコトーニング
755nmのアレキサンドライトピコ秒レーザーを低出力でお顔全体に照射し、肌の中のメラニンに少しずつ働きかける治療です。主に肝斑、くすみ、色ムラに配慮しながら、肌全体のトーンを整えることを目的としておこないます。肝斑、くすみ、色ムラは1回で大きく変わる治療ではなく、複数回の継続治療を前提としています。5〜10回程度をひとつの目安とし、肌状態をみながら調整します。
施術の流れ
-
洗顔
皮脂やメイク汚れを完全に落とします。
1 -
照射
顔全体にレーザーを照射します。
2 -
処置
照射部位に保湿クリームを塗って施術終了です。
3
痛み・ダウンタイム
- チクチクとする軽い刺激がありますが、通常は麻酔を必要としません。
- 赤みはほんのり出る程度で、多くは数時間以内に軽快します。
- メイクは施術直後から可能です。
治療の特徴
ピコレーザーは衝撃波(光音響効果)でメラニンを壊すことで、肌くすみの改善効果が期待できます。刺激に弱い肝斑に対しても、炎症による悪化リスクを抑えながら、安全に治療が可能です。
副作用・注意点
- 治療後は乾燥しやすいため、しっかり保湿してください。
- 肝斑は摩擦で悪化しやすいため、洗顔やスキンケアはこすらずやさしくおこなってください。
- 稀に発疹や白斑が生じることがあります。
- 入浴は施術当日から可能ですが、当日は長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒はお控えください。
- 外出時は日焼け止めを使用し、最低3ヶ月間は継続してください。
ピコフラクショナル
755nmのアレキサンドライトピコ秒レーザーを点状に照射し、肌の内側へ微細な刺激を与えることでコラーゲン生成を促し、肌質改善を目指す治療です。主に毛穴の開き、ニキビ跡の凹凸、小じわなどに対しておこないます。毛穴、ニキビ跡、小じわなどの肌質改善は、一般に3〜5回程度の施術が目安となっています。
施術の流れ
-
麻酔
痛みを緩和するため、麻酔クリームを塗布します(約30分)。
1 -
照射
高密度のレーザーを全顔または対象部位に照射します。
2 -
冷却
ほてりを抑えるため、十分に冷却します。
3
痛み・ダウンタイム
- 必要に応じて麻酔クリームを塗布したうえで照射します。
- 照射時には、熱い針で刺されるようなチクチクした痛みと熱感があります。
- 赤みは節術後24〜72時間程度続くことがあります。
- 点状出血が出ることがありますが、3〜5日程度で目立たなくなります。
- メイクは施術翌日からを推奨しますが、赤みが強くなければ当日から可能です。
副作用・注意点
- 治療後は乾燥しやすいため、十分に保湿してください。
- 照射後の赤みが強い場合には、軟膏を処方いたします。施術後3日間、洗顔後に外用してください。
- 洗顔は施術当日から可能ですが、熱いお湯は避け、ぬるま湯をご使用ください。
- 一時的に白いプツプツ(毛嚢炎)が出ることがありますが、多くは数日で軽快します。
- 入浴は施術当日から可能ですが、当日は長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒はお控えください。
- 外出時は日焼け止めを使用し、最低3ヶ月間は継続してください。
ピコトーニング・フラクショナル併用治療
このようなお悩みに
施術の流れ
-
麻酔
痛みを緩和するため、麻酔クリームを塗布します(約30分)。
1 -
1回目の照射
まずはトーニングでメラニンに働きかけます。
2 -
2回目の照射
続けてフラクショナルで真皮層を活性化させます。
3 -
鎮静
最後に十分な冷却と保湿をおこないます。
4
痛み・ダウンタイム
- 必要に応じて麻酔クリームを塗布したうえで施術をおこないます。
- フラクショナル照射時には、熱い針で刺されるようなチクチクした痛みと熱感があります。
- 赤みは単独治療よりやや強く出ることがあり、施術後1〜3日程度続くことがあります。
- 点状の出血斑が出た場合は、数日程度で次第に軽快します。
- メイクは施術翌日からを推奨しますが、赤みが強くなければ当日から可能です。
副作用・注意点
- 治療後は乾燥しやすいため、十分な保湿をおこなってください。
- 照射後の赤みが強い場合には、軟膏を処方いたします。施術後3日間、洗顔後に外用してください。
- 洗顔は施術当日から可能ですが、熱いお湯は避け、ぬるま湯を使用してください。
- 一時的に白いプツプツ(毛嚢炎)が出ることがありますが、多くは数日で軽快します。
- 入浴は施術当日から可能ですが、当日は長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒はお控えください。
- 外出時は日焼け止めを使用し、最低3ヶ月間は継続してください。
炭酸ガスレーザー治療

治療の特徴
熱エネルギーを利用して、ほくろやイボなどの盛り上がった病変を少しずつ蒸散させ、取り除いていく治療です。メスを使わずに治療でき、出血が比較的少ないことが特徴です。主に色素性母斑(ほくろ)、脂漏性角化症(イボ)、アクロコルドン(首イボ)などにおこないます。病変の大きさや深さ、部位によっては1回の施術で取り切れない場合や、傷あと・赤みが残る場合があります。診察のうえで、炭酸ガスレーザーによる治療が適しているかを判断いたします。
施術の流れ
-
麻酔
治療前に、必要に応じて外用麻酔または局所麻酔注射をおこないます。
1 -
照射
レーザーで病変を蒸散・除去し、処置方法に応じて軟膏を塗布して絆創膏で保護、または保護シート(ハイドロコロイド)で被覆して終了します。
2
痛み・ダウンタイム
麻酔注射をおこなう場合、その際に痛みがあり、治療後も洗顔時などに傷がしみることがあります。傷は通常1〜2週間程度で上皮化し、赤みとなります。その後もしばらく赤みが残ることがありますが、3〜6ヶ月かけて徐々に肌色になじんでいきます。
術後管理について
処置方法によって、ご自宅でのケアが異なります。
軟膏処置の場合
施術当日の夜から洗顔可能です。泡でやさしく洗い、こすらないようにしてください。
洗顔後は、傷が乾かない程度の厚さに軟膏を塗布します。通常は1日2回、朝夕の洗顔後におこない、傷がふさがるまで(1週間程度)継続します。かさぶたは無理にはがさないでください。メイクは傷の部分を避ければ可能です。
施術当日の夜から洗顔可能です。泡でやさしく洗い、こすらないようにしてください。
洗顔後は、傷が乾かない程度の厚さに軟膏を塗布します。通常は1日2回、朝夕の洗顔後におこない、傷がふさがるまで(1週間程度)継続します。かさぶたは無理にはがさないでください。メイクは傷の部分を避ければ可能です。
被覆材処置の場合
施術当日の夜から洗顔可能です。泡でやさしく洗い、水分を拭き取ったあと、保護シートを貼付します。
シートは傷よりやや大きめに切って密着させ、施術後1〜2日は毎日、その後は状態に応じて交換します。シートが白く膨らむのは治癒の過程でみられる正常な反応です。メイクは保護シートの上からであれば可能です。
施術当日の夜から洗顔可能です。泡でやさしく洗い、水分を拭き取ったあと、保護シートを貼付します。
シートは傷よりやや大きめに切って密着させ、施術後1〜2日は毎日、その後は状態に応じて交換します。シートが白く膨らむのは治癒の過程でみられる正常な反応です。メイクは保護シートの上からであれば可能です。
日常生活においての注意点
入浴は施術当日から可能ですが、赤みが長引く原因となるため、当日は長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒はお控えください。また、被覆材処置をおこなっている場合、施術当日は浴槽に浸からず、原則としてシャワー浴で済ませていただくようお願いいたします。
紫外線対策について
治療後の皮膚は非常にデリケートで、普段以上に紫外線の影響を受けやすい状態にあります。色素沈着を防ぐため、傷が治った後も最低3ヶ月間は日焼け止めを使用するなど、紫外線対策を継続してください。また、保護シートを使用されている期間中も、その上から日焼け止めを塗るとより効果的です。
副作用・注意点
治療後は赤み、ヒリつき、軽い腫れ、かさぶた形成がみられることがあります。
また、炎症後色素沈着、再発、瘢痕、ケロイドなどが生じる可能性があります。
また、炎症後色素沈着、再発、瘢痕、ケロイドなどが生じる可能性があります。

