リウマチ・膠原病内科
メッセージ
リウマチ膠原病内科では、関節リウマチ、膠原病患者の診療を行うと同時に、原因がはっきりしない持続する発熱や関節痛の診療を得意としています。これらの疾患の多くは原因不明の「難病」ですが、最新の科学的根拠に基づいて医療を行うと同時に、患者様の不安を少しでも取り除けるように、心を込めて診療をさせていただきます。
検査の過程でリウマチ膠原病以外の疾患であると判明することがあります。その際にも、適切な治療、また適切な診療科をご紹介させていただきます。
検査の過程でリウマチ膠原病以外の疾患であると判明することがあります。その際にも、適切な治療、また適切な診療科をご紹介させていただきます。
関節リウマチ
左右対称性に関節の痛みや腫れが数週間以上持続したときに関節リウマチを疑います。朝のこわばりが30分以上続くのが特徴です。関節リウマチは早くから治療を開始すれば、関節を壊さず、痛みのない生活を送ることが可能な病気です。当院では、関節リウマチを早期に診断し治療をする体制が整っております。抗リウマチ薬・生物学的製剤・関節内ステロイド注射、リハビリテーション、適切な時期の手術など、「関節リウマチのトータルケア」を目指し努力しています。
膠原病
原因不明の発熱、原因不明の関節痛や、原因不明に眼・皮膚・肺・腎臓など複数の場所に症状が出たときに膠原病を疑います。当院では全身性エリテマトーデス、強皮症、筋炎、ベーチェット病、血管炎など、多く自己免疫疾患の診療にあたっています。最新の知見をもとにステロイド・免疫抑制剤・生物学的製剤を使用し、治療を行います。
対象疾患
- 関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- 抗リン脂質抗体症候群
- シェーグレン症候群
- 全身性強皮症
- 炎症性筋疾患
- 混合性結合組織病
- 高安動脈炎
- 巨細胞性動脈炎
- 結節性多発動脈炎
- 顕微鏡的多発血管炎
- 多発血管炎性肉芽腫症
- 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
- 脊椎関節炎(乾癬性関節炎、SAPHO症候群など)
- IgG4関連疾患
- ベーチェット病
- 再発性多発軟骨炎
- リウマチ性多発筋痛症
- 結晶性関節炎(痛風・偽痛風)
- 自己炎症性症候群
症例数
2020年 | 2021年 | |
関節リウマチ | 199 | 94 |
全身性エリテマトーデス | 8 | 2 |
皮膚筋炎 | 3 | 3 |
強皮症 | 2 | 2 |
混合性結合組織病 | 1 | 2 |
シェーグレン症候群 | 17 | 12 |
顕微的多発血管炎 | 3 | 0 |
ベーチェット病 | 1 | 4 |
リウマチ性多発性筋痛症 | 55 | 41 |
痛風 | 9 | 7 |
偽痛風 | 31 | 34 |