外科専門プログラム
豊富な症例が多岐にわたる手技の習得を実現
サブスペシャリティ領域を意識した柔軟なプログラム
サブスペシャリティ領域を意識した柔軟なプログラム
専攻医1年目では基幹施設である一宮西病院において外科サブスペシャルティ領域(消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺・内分泌外科)をローテーションし、外科医としての基本的診療能カ・態度、基本的知識と技能を身につけます。2年目は「浦添総合病院」「手稲渓仁会病院」「聖路加国際病院」「愛知医科大学病院」などの豊富な連携施設の中から選択し、連携施設にて外科基本的知識・技能を実際の診断・治療へ応用する力を養うことができます(連携施設6ヵ月以上+一宮西病院)。3年目は一宮西病院にてサブスペシャルティ領域各科を組み合わせることで、外科全般を広く研修したり、カリキュラムを習得したと認められる専攻医はサブスペシャルティ領域に軸足を置いた研修計画をたてることも可能です。研修医の数だけあるキャリアパスに対し、フレキシブルに対応できるプログラムになっています。
ページ内目次
外科専門研修概念図
外科紹介
消化器外科
QOLを重視した低侵襲手術・根治性を重視した高難度拡大手術を実施
消化器外科は定型的な外科手術に加え、1)肝胆膵領域の癌・超進行癌の切除など根治性を重視した高難度拡大手術、2)腹腔鏡を用いた低侵襲手術を積極的に行っています。
年間手術件数は1300を超え、現在も増加の一途をたどっておリ、腹腔鏡手術に関しては全身麻酔880例中440例と半数の患者様に提供しています。緊急手術は年間250例で、ファーストタッチをした若手医師に難易度の高い手術でも基本全て執刀してもらっています。定期手術では専攻医1年目に開腹での胃癌・大腸癌手術、腹腔鏡での胆石症・鼠径ヘルニアの手術、専攻医2年目以降には肝胆膵の癌・食道癌の手術、腹腔鎧を用いた胃癌・大腸癌の手術など、若いうちから多くの手術(執刀)を経験してもらっています。
年間手術件数は1300を超え、現在も増加の一途をたどっておリ、腹腔鏡手術に関しては全身麻酔880例中440例と半数の患者様に提供しています。緊急手術は年間250例で、ファーストタッチをした若手医師に難易度の高い手術でも基本全て執刀してもらっています。定期手術では専攻医1年目に開腹での胃癌・大腸癌手術、腹腔鏡での胆石症・鼠径ヘルニアの手術、専攻医2年目以降には肝胆膵の癌・食道癌の手術、腹腔鎧を用いた胃癌・大腸癌の手術など、若いうちから多くの手術(執刀)を経験してもらっています。
専攻医1年目執刀数 | 57例/3か月 |
専攻医2年目執刀数 | 136例/年間 |
専攻医3年目執刀数 | 163例/年間 |
※2018年 |
呼吸器外科
侵襲を少なく痛みも減らすために胸腔鏡下手術を積極的に実施
肺がんの外科治療を中心に、縦隔腫瘍、転移性肺腫瘍、気胸など呼吸器外科全般について学ぶことができます。研修全体の最終目的は呼吸器外科学会の専門医を取得し、外科学を通して社会に貢献できる医師になっていただくことです。そのために、呼吸器外科スタッフとチームを組み、入院患者の診察、検査、処置、治療をman to manで懇切丁寧に指導します。習得できる手技の目標は「気管支鏡検査」「胸腔鏡検査」「リンパ節生検」「胸腔穿剌、胸腔ドレナー ジ」「気管内挿管」「気管切開」「肺摘除・肺葉切除・区域切除・部分切除の標準開胸手術」「肺葉切除・区域切除・部分切除の胸腔鏡下手術」などです。来たれ、若き外科医のみなさん。予ハ常二諸子ノ先頭二在リ。(現代語訳:責任はすべて私が負いますので、存分に闘ってください)
肺がん(うち胸腔鏡下手術) | 87件(44件) |
呼吸器外科全体(うち胸腔鏡下手術) | 168件(98件) |
※2018年 |
心臓血管外科
最先端の低侵襲心臓手術から大動脈緊急手術、静脈瘤まで豊富な経験を!
当院の心臓大血管の治療数は200例/年を超えます。そのなかでハートチームの一員として幅広い心臓血管外科の医療を実践します。
【MICS(低侵襲心臓手術)センター 】小開胸による冠動脈バイパス術や、3D内視鏡による弁膜症手術を数多く手がけております。特に低侵襲冠動脈バイパス術は、当院が世界をリードしています。
【大動脈センター】年間症例数は100例以上。ステントグラフトによる治療は40例を超え、さらに急性大動脈解離に対する緊急手術も40例を超えています。
下肢静脈瘤に対する日帰り手術も300例を超えます。
通常の心臓手術も数多く、心臓血管外科領域において豊富な経験を積むことができます。またICUには集中治療専門医が常駐し重症当直はありません。様々なディスカッションを通して専門に特化した修錬を積むことができます。
【MICS(低侵襲心臓手術)センター 】小開胸による冠動脈バイパス術や、3D内視鏡による弁膜症手術を数多く手がけております。特に低侵襲冠動脈バイパス術は、当院が世界をリードしています。
【大動脈センター】年間症例数は100例以上。ステントグラフトによる治療は40例を超え、さらに急性大動脈解離に対する緊急手術も40例を超えています。
下肢静脈瘤に対する日帰り手術も300例を超えます。
通常の心臓手術も数多く、心臓血管外科領域において豊富な経験を積むことができます。またICUには集中治療専門医が常駐し重症当直はありません。様々なディスカッションを通して専門に特化した修錬を積むことができます。
心臓手術(うち低侵襲心臓手術)/年 | 112件(46件) |
大動脈手術/年 | 胸部:50件 腹部:10件 |
ステントグラフト/年 | 胸部:22件 腹部:19件 |
※2018年 |
乳腺・内分泌外科
患者さんにとって最良の治療を選択するよう心がけています
【乳腺・乳癌】
年闇120例以上の乳癌診療を3人の乳腺専門医、2人の乳腺認定医で行っています。乳腺専門医を目指すなら、まずは外科専門医が必要ですが、外科内での研修なので消化器症例も十分経験できる環境です。また、半年間、基幹施設である聖路加国際病院での研修も行っています。2年間で50例以上の執刀が可能です。
【甲状腺・副甲状腺】
低侵襲で、合併症をできる限り起こさない手術を心がけています。食道がんの頸部郭清にも協力しています。
年闇120例以上の乳癌診療を3人の乳腺専門医、2人の乳腺認定医で行っています。乳腺専門医を目指すなら、まずは外科専門医が必要ですが、外科内での研修なので消化器症例も十分経験できる環境です。また、半年間、基幹施設である聖路加国際病院での研修も行っています。2年間で50例以上の執刀が可能です。
【甲状腺・副甲状腺】
低侵襲で、合併症をできる限り起こさない手術を心がけています。食道がんの頸部郭清にも協力しています。
乳腺・乳癌(悪性) | 125件/年 |
乳腺・乳癌(良性) | 22件/年 |
甲状腺・副甲状腺 | 20件/年 |
※2018年 |