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医療機器最前線【眼科篇】



リアルタイム映像システム(NGENUITY®3Dビジュアルシステム)

ビデオカメラを搭載した眼科用リアルタイム映像システムで、硝子体手術において待望されていた可視化を3D映像として実現します。光学顕微鏡と比較して、低光量でありながらも高度な映像処理が可能であり、術中の患者さんの眩しさや光暴露による黄斑部への影響を軽減することも期待できます。

 術中患者さんの
まぶしさの低減


 高度な画像処理による手術精度
の向上

 術中眼状態を55インチ大型モニターで一括管理

眼灌流圧センサー内蔵 白内障手術用超音波ハンドピース (CENTURION® ACTIVE SENTRY® ハンドピース)

白内障手術中の眼圧を一定に保つ独自の機能を搭載しており、従来よりも急な眼圧の変動に素早く反応することが出来きます。また、超音波振動と特殊形状の吸引チップにより短時間で水晶体の破砕と吸引が可能です。手術時間短縮により眼にかかる負担が軽減し、手術の安全性も向上します。

 眼圧コントロール機能による
安全性の向上

 独自の破砕技術による手術時間
の短縮

 セーフティ機能による合併症リスクの低減

半導体レーザー装置(CYCLO G6®)

2020年10月、半導体レーザー装置CYCLO G6®を導入いたしました。中程度~末期の緑内障患者さんに対して有効な「マイクロパルス経強膜毛様体光凝固(MPCPC)」が可能です。MPCPCの特徴は、①術中疼痛が少ないこと、②合併症リスクが低いこと、③多様な緑内障病型に効果を示すこと、④外来通院でおこなえること、⑤複数回施行可能なこと…などが挙げられます。これらの理由から、現在では様々な大学病院でこの治療が行われています。施行時間は約10分ほどです。眼圧下降率に差はありますが、早い方だと翌日から眼圧下降がみられます。

 術中疼痛が
少ない

 合併症リスクが
低い

 外来通院で
施行可能

手術顕微鏡(Proveo8®)

眼科手術顕微鏡の上位モデルの中でも新しい機種となります(2023年8月時点)。レンズの特性上、難しいとされていた「高い解像度」と「深い焦点深度」の両立を実現した観察システム(フュージョンオプティクス)を搭載、従来より細かく繊細な手術も対応できるようになりました。また、数ある手術顕微鏡の中でも比較的大きなレンズを使用することで、術野の光を多く集めることができます。さらにその光を100%術者に届けるシステムにより、術野を照らす光量を減らすことができるため、患者さんのまぶしさをやわらげ、光障害を低減することにも繋がります。

「高い解像度」と「深い焦点深度」

術中患者さんの
ストレス軽減

光障害を
低減

術中OCT(エンフォーカス®)

一般的に、手術中は顕微鏡で組織の表面を見ながら治療を行います。この装置は組織の断層像を得ることができるため、この画像を顕微鏡の所見に加えることで、術中により詳しく病態を把握し、その場で治療方針を決定することが可能となります。米国では術中OCT診断により、約30%の症例の手術手技が変更になったと報告されています。エンフォーカス®は米国ですでに50を超える医療機関で導入実績があります。日本国内での導入は当院で4施設目となり(2019年6月導入)、現在国内15施設で稼働しています(2023年8月時点)。ました(2019年6月上旬導入)。術中OCTによる評価は、術後の視機能の維持・改善に大きく関わってきます。またOCTとは弱い近赤外光を使用した測定法のため、患者さんの眼への負担もありません。今や外来ではなくてはならない検査機器となったOCTは、手術室でもその力を存分に発揮してくれます。

 術中診断による
正確な治療方針の決定

 術後の視機能の
維持・改善



 眼への負担なし



硝子体白内障手術装置(CONSTELLATION®)

白内障手術と硝子体手術を同時に行うことを可能にする高性能手術装置。1分間に10,000回転する超高速カッターを搭載し、硝子体をさらに小さく切除できるため、硝子体切除に伴う合併症発生頻度を抑えることに繋がります。精密にコントロールされる灌流圧供給システムや眼内レーザー、ガス注入、シリコンオイル注入など、硝子体手術に必要なあらゆる機能が搭載されています。

 合併症発生頻度を抑える


 10,000回転する
超高速カッター



 硝子体手術に
必要なあらゆる
機能を搭載

白内障手術ガイドシステム(VERION®)

白内障手術時に必要となる切開位置や眼内レンズ固定位置を、顕微鏡と通して投影する装置。従来の直接眼にマークをつけるといった動作がなくなり、患者さんの負担も軽減されました。また、均一な手術創を作成することが可能となり、術前に計算された予想屈折値と実際の術後結果との誤差を減らすこともできます。さらに、乱視矯正レンズや多焦点レンズなど特殊なレンズを挿入する場合や、術中患者さんの眼が動く場合にも有効なシステムです。

患者さんの
負担軽減


 予想屈折値と
実際の術後結果との誤差の減少

 特殊なレンズを
挿入する場合
に有効

広角眼底撮影装置(Mirante®)

一度で広範囲の撮影が可能な外来検査装置で、西尾張エリアで当院が初めて導入しました(2019年6月時点)。散瞳薬(さんどうやく)を使用しなくても撮影が行えるため、散瞳薬の効果が弱い方や、散瞳薬が使用できない方にも、広い範囲の眼底確認が可能となります。黄斑部疾患においても、4K以上の高解像度撮影ができるため、疾患の診断や説明、治療効果判定にも力を発揮します。撮影光量は一般の眼底カメラと比較して少ないため、患者さまの不快感・まぶしさが軽減します。蛍光眼底造影検査や自発蛍光撮影、網膜断層撮影などあらゆる機能を有しており、多様な疾患に対応しています。

 広範囲撮影で
診断率の向上


 低光量撮影での
患者さんの
負担軽減

 高画質撮影や
多彩な機能による詳細な診断

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