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ロボット支援下による直腸・結腸切除術


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当科では、ロボット支援下による直腸・結腸切除術を施行しています

図1

ロボット支援による直腸・結腸切除術とは、“腹腔鏡下直腸・結腸切除術”をロボット支援下におこなう手術です。当院が配備しているダビンチXiは、従来型よりも操作性・機能性が向上したモデルとなります(図1)。

図2

“ロボット手術”といってもロボットが手術をおこなうわけでなく、体の数ヶ所に小切開を加え、腹腔鏡とロボットアームを挿入し、映し出された映像を見ながら医師が手術をおこないます(図2)。
従来の腹腔鏡手術と比較すると、鮮明な3D画像で拡大された画面を見ながら操作でき、人間の手の動きを模倣した多関節を持った鉗子は、手ブレを防止する機能も備えています。これまでより細かい操作が可能となり、根治性と安全性がより高まることが期待されています。
直腸は骨盤深部の狭い空間にあるため、ロボット手術による恩恵が多いといわれ、
  1. 周囲臓器や血管・神経の損傷を防ぎ術後の合併症を少なくする
  2. より肛門に近い病変でも、肛門を温存する可能性が高くなる
といった利点があります。

当科では、2021年8月より直腸がんに対するロボット手術を導入し、現在は直腸がん・結腸がんに対して保険診療としておこなっています。ロボット手術に対するトレーニングを受けた認定医師が手術を担当します。今後はロボット支援下による胃がん手術にも適応を広げるよう、準備しております。

ロボット手術の詳細や適応などでご不明な点がありましたら、外科スタッフまでご相談ください。最良の治療方法を一緒に見つけていきましょう。


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