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骨粗鬆症外来


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いつまでも健康な骨で過ごすために
「最近背中が丸くなってきた」、「身長が縮んだ気がする」、「ちょっと転んだだけなのに骨折してしまった」─そんなお悩みはありませんか? それはもしかすると、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のサインかもしれません。当院の整形外科では、骨粗鬆症の早期発見・専門的な治療、そして骨折の連鎖を防ぐためのチーム医療に力を入れています。
フロアマップ
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B棟2階
診療日時 水曜日
14:00-16:00
※祝日・年末年始を除く
受付場所
J

一宮西病院 骨粗鬆症外来の特長

日本骨粗鬆症学会認定の専門スタッフが常駐

当外来には、日本骨粗鬆症学会が認定する骨粗鬆症マネージャーの資格を持った看護師・薬剤師が常駐しています。医師の診察に加えて、お薬に関する疑問や不安、日常生活での注意点、食事療法など、患者さま一人ひとりに寄り添ったきめ細やかなサポート・指導をおこなっています。

受診方法
受診からリハビリまで、シームレスな医療を提供

骨粗鬆症とは

自覚症状のない“沈黙の病”

骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨の質が劣化することで、骨がスカスカになりもろくなってしまう病気です。骨粗鬆症そのものには痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行していることが多く、“沈黙の病”とも呼ばれています。多くの場合、背骨が潰れるように骨折したり、転倒して手首や太ももの付け根などを骨折して初めて気づくことになります。

日本には現在1,600万人程度の骨粗鬆症患者がいると推計されており、そのうち8割近くが本人の自覚がないままに未治療で過ごされているのが現状です。また、特に女性は閉経後の女性ホルモンの低下によって骨量が急激に減少するため、注意が必要です。

骨粗鬆症のリスク

寿命と生活の質(QOL)に関わる問題

「ただ骨が弱くなるだけ」と侮ってはいけません。骨粗鬆症による骨折は、今後の人生に大きな影響を及ぼします。
要介護・寝たきりの原因

背骨や太ももの付け根(大腿骨近位部)の骨折は歩行困難に直結し、そのまま寝たきりや要介護状態になる主要な原因のひとつです。

死亡率の上昇

大腿骨近位部骨折を起こした患者さまは、同年代の骨折していない方に比べて、その後の死亡率が高くなることがわかっています。骨折による活動性の低下や肺炎などの合併症が影響します。

骨折の連鎖 (ドミノ骨折)

一度骨折を起こすと、次々と別の場所を骨折するリスクが非常に高くなります。最初の骨折を防ぐこと、そして一度骨折してしまった方は次の骨折を防ぐことが重要です。

当院でおこなう骨粗鬆症の検査

適切な治療方針を決定するため、当院ではガイドラインに基づいて検査をおこなっています。
DXA法による骨密度測定

微量なX線を使用して、最も骨折しやすい腰の骨(腰椎)と太ももの付け根(大腿骨近位部)の骨密度を測定します。痛みは全くなく、数分寝ているだけで終わる検査です。

脊椎X線検査 (レントゲン)

背骨の変形や、ご自身では気づいていない骨折(圧迫骨折)がないかを確認します。

血液検査

骨の新陳代謝の状態を知る指標(骨代謝マーカー)を調べ、お薬の選択や治療効果の判定に役立てます。また、骨粗鬆症と似たほかの病気がないかを確認します。

骨粗鬆症の治療薬

現在、骨粗鬆症の治療薬は非常に進歩しており、患者さまの状態やライフスタイルに合わせて様々なお薬から選択することができます。
骨吸収抑制薬

骨を溶かす働きを抑え、骨密度の低下を防ぎます。(ビスホスホネート製剤、デノスマブなど)

骨形成促進薬

骨を作る働きを強力に刺激し、骨密度を増やして骨折リスクを大きく下げます。骨折の危険性が高い方に用いられます。(テリパラチド、ロモソズマブなど)

その他 (骨の栄養を補う薬など)

カルシウムの吸収を助ける活性型ビタミンD3製剤や、女性ホルモンに似た働きをするお薬(SERM)などがあります。

※飲み薬(毎日、週1回、月1回など)や、注射薬(毎日、週2回、月1回、半年に1回など)の多様なタイプがあり、患者さまとご相談の上で決定いたします。

当院のチーム医療 (OLS/FLS活動)

骨粗鬆症の治療は、お薬を飲むだけではありません。当院では、医師だけでなく多職種が連携して患者さまをサポートするチーム医療を実践しています。

OLS(骨粗鬆症リエゾンサービス)とは

骨粗鬆症の予防と改善、治療の継続をサポートし、最初の骨折を防ぐための多職種連携サービスです。

FLS(骨折リエゾンサービス)とは

すでに骨折してしまった患者さまに対し、2度目・3度目の骨折(二次骨折)を確実に防ぐための連携サービスです。

骨粗鬆症サポートチームの紹介

当院では、以下の専門スタッフが連携し、みなさまの骨の健康を包括的にサポートします。
整形外科医

正確な診断と最適な治療方針の決定をおこないます。

看護師

治療への不安に寄り添い、日常生活の指導や受診のサポートをおこないます。

薬剤師

お薬の正しい飲み方(吸入や注射の手技含む)の指導や、副作用のチェックをおこないます。

理学療法士

転倒を防ぐための筋力トレーニングやバランス訓練などのリハビリテーションを指導します。また、希望により個別指導をおこないます。

診療放射線技師

精度の高いDXA撮影や画像検査を担当します。

管理栄養士

骨を強くするために必要なカルシウムやビタミンなどの食事指導をおこないます。また、希望により個別指導をおこないます。

地域のかかりつけ医との連携

“二人の主治医”で無理のない治療

骨粗鬆症の治療は数ヶ月で終わるものではなく、何年にもわたって長く続けていくことが非常に重要です。しかし、「専門の病院に毎月通うのは大変…」と途中で治療をやめてしまう患者さまが少なくないことが大きな課題となっています。

そこで当院では、患者さまが無理なく安心して治療を続けられるよう、ご自宅近くのかかりつけ医(地域のクリニック)と連携した二人主治医制を推進しています。

役割分担で患者さまの負担を軽減し、手厚くサポート

当院と地域のかかりつけ医がしっかりと情報共有をおこない、それぞれの得意分野を活かして治療にあたります。
かかりつけ医
  • 毎月のお薬の処方や、定期的な注射の実施
  • 高血圧や糖尿病などの持病を含めた、日頃の総合的な体調管理
  • 風邪などを引いた際の身近な相談窓口
当外来 (専門の主治医)
  • 治療開始時の詳細な検査と、最適な治療方針(お薬)の決定
  • 半年または1年に1回程度の定期的な精密検査(DXA法による骨密度測定など)
  • 治療効果の判定や、お薬の変更の検討
  • 専門的な設備が必要な一部の注射・点滴治療
このように連携することで、“普段の通院は通い慣れた近くのクリニック”、“定期的な骨密度のチェックや専門的な相談は当院”と、患者さまの通院負担を減らしながら、質の高い骨粗鬆症治療を継続することができます。

すでにかかりつけの先生がいらっしゃる場合は、紹介状や検査データ等を通じてしっかりと連携を取らせていただきますので、診察時にどうぞお気軽にご相談ください。

受診をご希望の方へ

健康診断で骨密度の低下を指摘された方、骨折歴がある方、ご自身の骨の健康が気になる方は、ぜひ一度当院の整形外科(骨粗鬆症外来)にご相談ください。

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