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妊娠から出産後までの流れ


妊娠おめでとうございます!

まだ見た目には判りませんが、妊娠初期は胎児の体の重要な部分が形成される時期です。
下腹を触ると「ちょっと張ってきたかな?」と感じることがあります。赤ちゃんの体はもう2頭身になり、
心臓が動き始め、脳や脊髄の神経細胞ができてきます。

□ アルコール、タバコはやめる
□ 生肉を絶対に食べない
□ 食中毒予防のため、
  水銀の多い魚は食べないようにする(マグロなど)
□ 薬の服用に注意する
□ 葉酸を摂取する
□ 出産についてご家族で話し合う
□ 里帰り出産・育児するかしないかを決める

「 お腹の大きさ:~4週目 」

『 葉酸はどうして必要なんですか? 』
Q u e s t i o n . 
出産までの時期は葉酸を飲んだ方がいいと聞きますが、どうしてでしょうか?
医 師 か ら の A n s w e r .
葉酸には、赤ちゃんの身体を作る「細胞分裂」を助ける働きがあります。妊娠初期は、脳・心臓など人にとって非常に重要な部分が形成されます。そのため、妊娠初期から特に葉酸を摂取することがおすすめです。
一般的な食事を摂っていれば葉酸が不足することはないといわれていますが、妊婦さんの場合は特にたくさんの葉酸が必要なことから、不足しがちです。葉酸が不足すると貧血を引き起こす可能性が高くなります。意識して摂るようにこころがけましょう。

「 問診 」

「 エコー動画アプリ 」

「 エコー動画 」
●身体の変化
4週目・・・月経がなくなる/ 疲れや眠さを感じる/ つわり/ 便秘
4週目以降・・・乳房がはり、痛む/ ウエストが太くなる/ おりものが増える/ 頻尿

出産に向けて体が徐々に変化を始めます。
8週目(3か月)頃につわりのピークを迎える人も多く、不安が大きくなってしまう時期でもありますが、つわりは赤ちゃんからの愛のメッセージです。少しでもごはんを食べられるように工夫したり、神経質にならず気分転換をしたりしてゆっくりと過ごしましょう。
つわりがひどく食事が摂れない場合は、点滴で栄養を摂取することもおすすめしています。無理せずに医師に相談してくださいね。

□ 母子手帳を受け取る
 ※住民登録がある市町村でもらいます
□ 母親教室テキスト
 (当院の出産ハウツー本)勉強する
□ エコー映像をアプリでチェックする
□ 葉酸を摂取する
□ バランスの良い食生活を心がける
□ ゆっくりと休む

「 お腹の大きさ:12~20週目 」

1.『 つわりがひどすぎて… 』
Q u e s t i o n . 
つわりがとてもつらく悩んでおります。専門的なアドバイスをいただきたいです。
助 産 師 か ら の A n s w e r .
ひどいつわりは脱水症状になることが多いです。体調が優れないときは無理に食事をせず、点滴で栄養補給するのがおすすめです。当院では点滴のみの受診も行っておりますので、無理せずに医師へご相談ください。
2.『 妊娠初期の「おなかの張り」ってどんな感じですか? 』
Q u e s t i o n . 
妊娠初期の「おなかの張り」ってどんな感じですか?受診時に「おなかは張っていますか?」と聞かれても、よく分かりません…。
医 師 か ら の A n s w e r .
「おなかの張り」は、下腹部が膨らんで腸が張るような感じです。ちくちくするような痛みを感じる方もいます。それが強くなると、月経痛のような下腹部痛が生じます。

「 マタニティヨガ教室 」

妊娠中期
●身体の変化…胎動を感じる/ 肌が黒くなる/ 鼻血/ 疲労感の減少

安定期と呼ばれる妊娠16週以降は、赤ちゃんの性別が分かる人も多い時期です。胎動を実感する事でより赤ちゃんとの絆を感じられます。
この時期は『前期母親教室』に参加し、「妊娠中の食事」「お薬の飲み方」について理解を深めましょう。当院では薬剤師、栄養士、助産師などの多職種のスタッフが専門的な指導やレクチャーを行っています。ヨガインストラクターによる「マタニティヨガ」も行っています。

つわりが落ち着いたら体重管理を始めます。妊娠中は太りすぎもやせすぎもトラブルの原因になるのでバランスのよい食生活を心がけましょう。
急激な皮下脂肪の増加は妊娠線の原因にもなります。皮膚の保湿と体重管理で予防しましょう。妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病予防のため、塩分や糖分の摂りすぎに注意してください。貧血にも注意しましょう。

※赤ちゃんの性別を知りたくない方はあらかじめお伝えください。

□ 前期母親教室に参加する
□ マタニティウェア、インナーを準備する
□ 妊娠線ケアをはじめる
□ 体重管理をはじめる
□ 歯の治療を行う
□ マタニティエクササイズなど運動をする
□ おっぱいケアをスタート
□ 重労働の家事は家族にお願いする
□ 里帰り出産の人は早めの準備をする
□ 塩分や糖分を控える
□ 赤ちゃんとのコニュニケーションを楽しむ
□ この時期に美容院へ行くのがおすすめ!

「 お腹の大きさ:20~28週目 」

1.『 旅行に行ったり、温泉に入ることはできますか? 』
Q u e s t i o n . 
安定期に入ったので、家族で旅行に行きたいと考えています。旅行へ行ったり、温泉に入ったりしても良いのでしょうか?
医 師 か ら の A n s w e r .
体調が良ければ大丈夫です。温泉ではのぼせに注意して下さい。水分補給をしながらお出かけしましょう。
2.『 歯の治療を行うのはなぜですか? 』
Q u e s t i o n . 
安定期に入ると、みなさんよく歯の治療をしますが、出産と何か関係があるのでしょうか?
助 産 師 か ら の A n s w e r .
妊娠中は甘いものをたくさん食べたくなり、さらに免疫が下がっているので虫歯になりやすいです。虫歯は切迫早産になりやすいという報告もあり、治療することをおすすめしています。
一宮市の場合は、母子保健サービスで歯科健診時に補助が出ます。当院でも説明しておりますので、体調がいいときに歯科へ受診してください。

「 エコー 」

妊娠後期(32~38週目)
●身体の変化…背中の痛み/ 胸やけ/ 妊娠線/ 便秘の悪化/ 下腹部痛/ 足のこむらがえり

妊娠後期に入ると、おなかが張りやすくなります。無理せず、張りを感じたら横になって休んでください。
『後期母親教室』に参加したり、赤ちゃんを寝かせる部屋を決めて、迎える準備を始めましょう。落下物がないか、直射日光が当たらないかを確認して安全・快適なスペースを確保します。また、出生届の提出期限は出産日を含めて14日以内です。産後にあわてないよう、名前の候補を考え始めましょう♪

□ 後期母親教室に参加する
□ お産入院の準備をする(水通しなども!)
□ 緊急出産の時の段取りを決める
□ バースプランを提出する(36週ごろ)

*バースプランとは…出産直前・直後にどのようにしたいか計画するものです。

「 お腹の大きさ:28~36週目 」

『 食事制限中に炭水化物を摂りすぎてしまいました 』
Q u e s t i o n . 
妊娠後期に入ってから「妊娠糖尿病」と診断され、それ以来、糖質を抑えた食事を続けてきましたが、ストレスが溜まってたくさん食べてしまいました。赤ちゃんが大きくなり過ぎたり、出産時の問題につながることはないでしょうか?
助 産 師 か ら の A n s w e r .
極端な炭水化物制限は、健康被害をもたらす危険があります。炭水化物を1日だけ摂り過ぎてしまったとのことですが、その程度ならは気にしなくても大丈夫でしょう。普段の食事はよく噛んで食べ、夜にはなるべく炭水化物を控えるようにしましょう。当院では、内科の医師や栄養士からのアドバイスを受けることも可能です。食事制限のストレスで困っている場合、栄養士に相談することをおすすめします。

「 病室 」

●身体の変化…呼吸が楽になる/ 頻尿/ 足がよりむくむ/ 疲れやすい/ 不眠/ 軽い陣痛(前駆陣痛)がある

☆入院のタイミング
出産が近づくと陣痛(子宮の収縮)がはじまります。その前に入院用品をもう一度確かめ、いつでも入院できるようにしておきましょう。不規則だった陣痛が規則的になり、その間隔がだんだん短くなってきたらいよいよ入院です。
痛みがおさまってから、次に痛み出すまでの間隔を時計で計ってみましょう。
《規則的な陣痛/破水》がある場合は、一度お電話でご相談ください。
入院時の持ち物は下着とパジャマくらい?
一宮西病院で入院時にお渡しする品物紹介…

〇アメニティ…シャンプー・リンス、ヘアブラシ、歯磨きセット(歯ブラシ・歯磨き粉・コップ)
〇産褥ショーツ、くつ下
〇母乳パット
〇ナプキン
〇ガーゼハンカチ
〇赤ちゃんの肌着(ピンク・又はブルー)、紙おむつ2枚
〇哺乳瓶

□ 食べ過ぎに気をつけ栄養バランスのいい食事をする
□ お産の体力作りをする
□ 出産のイメージトレーニングをする
□ バースプランの確認をする
□ 出産時の連絡先リストアップ
□ 出生届などの手続きの最終チェック

「 お腹の大きさ:36~42週目 」

『 陣痛を促す方法はありますか? 』
Q u e s t i o n . 
38週の健診では、赤ちゃんは2,800ℊくらい、子宮口は指1本分くらい開いていてやわらかくなってきているといわれましたが、あまりおなかが張りません。陣痛を促すにはどうしたらよいのでしょうか?
助 産 師 か ら の A n s w e r .
無理なく水分を摂りながら、できるだけ歩きましょう。歩けばお腹がはり、それが刺激になって陣痛を促すと言われています。大事に大事にとじっとせず、歩いたり、お相撲さんのしこをふんだり、スクワットしてみたり、いろいろと動いてみましょう。

「 分娩室 」

いよいよ我が子との対面です。母親になるという自覚を一層実感するかけがえの無い経験となるでしょう。
経膣分娩か帝王切開手術での出産となります。
経腟分娩の場合、状態が良ければ分娩後2時間でトイレを済ませ、お部屋に帰ることができます。
産後は心身ともに疲労します。安静にし、ゆっくりと十分な睡眠をとるようにしましょう。

出産前

□ 育児グッズの確認
□ 出産の流れと連絡先などの確認
□ 安静にしすぎない

出産後

□ シェフお手製!産褥食を食べる

「 沐浴 」

「 授乳介助 」 

出産おめでとうございます!

出産した次の日から赤ちゃんのお世話がはじまり、当院では授乳指導やおむつ、沐浴の指導を行います。
人の姿や体質が人によってちがうように、母乳の出始めにも個人差があります。
最初からたくさん出る方もいれば、ゆっくり出始める人もいます。赤ちゃんの成長も同じで、最初からたくさん飲んでくれる子もいれば十分に吸えず不機嫌な子もいます。うまくいかないときは焦らず、スタッフに声をかけてください。一緒に悩みを解決していきましょう。

□ 沐浴、おむつ交換、授乳の仕方を覚える
□ 赤ちゃんとの『はじめて』を楽しむ ♪


お産時にもらえるプレゼント…

〇赤ちゃんの体重写真
〇出産時のお母さん・赤ちゃんの写真
〇産声付きアルバム
〇フォトスタジオ写真無料券

「 産後エステ 」

「 ベビーマッサージ教室 」

産後には、子宮復古不全や乳腺炎、膀胱炎、マタニティブルーなど、心身のトラブルが起こることがあります。

●不快な症状…痔、便秘、むくみ、抜け毛、尿漏れ、腰痛など

当院では、リハビリテーション科スタッフによる骨盤ケアや、助産師によるベビーマッサージ教室、エステシャンによる産後エステを行っています。「つらい」「不安だ」という気持ちを抱え込まずに、当院スタッフをはじめとした周囲の人へ気持ちを話してくださいね。

退院おめでとうございます!
いよいよ新たな家族を迎え、新生活スタートです。

身体に問題がなければ、産後5~7日目で退院することができます。
退院時には、出産時のお写真などはもちろん、マタニティフォトチケット、ボディケアセットなどたくさんのプレゼントをお渡ししています。

「 紙袋いっぱいにもらえるプレゼント♪ 」

退院時にもらえるプレゼント…

〇ボディソープ・シャンプー
〇赤ちゃん用ミルクローション
〇その他サンプル(おしりふき、オムツ、タオル、歯磨き粉、粉ミルクなど)

「 4週間健診 」

健診を通して、赤ちゃんやお母さんの健康状態をチェック

体調の他にも、退院した後のおうちでの生活で、育児やおっぱいに関する悩みが出てきているころだと思います。検査だけでなくさまざまなお悩みの相談も受け付けています。

●2週間健診…赤ちゃんの体重・黄疸・便のチェック
●4週間健診…お母さんと赤ちゃんの健診。赤ちゃんの便のチェック
●母乳外来…退院後の「赤ちゃんが上手に吸いつけない」「おっぱいが足りない」等のさまざまなおっぱいについての相談をお受けしています。また、希望、症状に応じて乳房マッサージや対処法の指導も行っています。

ここまで、妊娠してからの身体の変化や、当院でうけられるサービスなどをご紹介しました!
その他ご不明点等ございましたら、医師、助産師、その他医療スタッフまでお気軽にお尋ねください。
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