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ステントグラフト血管センター


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大動脈瘤に対する治療は過去20年間で飛躍的に進歩しており、“切らずに大動脈瘤を治療する”時代がやってきております。当院では積極的にステントグラフト治療の技術を取り入れることにより、大動脈疾患の低侵襲治療を目指しております。穿刺によるステントグラフト治療を行うことにより局所麻酔下で手術をおこなうことが可能になり、最短2泊3日での治療が可能となっております。
高齢者や他にご病気をお持ちの方であっても受けられるよう、退院後の日常生活も考えた治療を第一とし、患者さまの状態に合わせた最適の治療法のご提案を心がけています。

ステントグラフト血管センター 山本 淳平

大動脈疾患とは

手術適応について

ステントグラフトとは

進化するステントグラフト治療

生活習慣病が気になる方へ

よくある質問

診療日時 毎週水曜日
9:00-12:00
担当医 山本 淳平

ステントグラフト血管センター外来

当外来の目的は、あらゆる大動脈疾患をできるだけ早期に発見し、患者さまやご家族に適切な治療計画を提案し、長期にわたりフォローしていくことにあります。また、諸事情にて患者さまご自身が受診できない場合にも、そのご家族のみで来院いただければ、適切なご説明をさせていただきます。その際にもし可能であれば、CT検査画像などを持参していただければ、より的確なご説明ができるかと存じます。

また、開業医の先生方や他の医療機関の先生方にも幅広くこの外来を開放することにより、少しでもお悩みの患者さんがいらっしゃる場合には、迅速に対応させていただく体制を整えております。紹介状や検査データが無い場合にも、どうぞお気軽にご相談ください。

心臓・大動脈瘤スクリーニング検査

当センターでは、症状がほとんどない大動脈疾患を少しでも早く発見し、適切な治療計画を立てるため、“心臓・大動脈瘤スクリーニング検査”をおこなっております。この検査は、心臓・大血管のCT心エコー、ABIなど4種類の検査をおこなうことで、狭心症、心臓弁膜症、大動脈瘤などの病気の早期発見を目的とした検査です。これらの病気のほとんどは自覚症状がなく、突然発症します。非常に怖い病気ですが、早めに見つければ大事に至る前に適切な治療を開始することができます。

症状がなくても、「血圧が高めだな」「脂っこい食事が多いな」など、日々の健康状態に不安がある方は、一度この検査をお受けいただくことをおすすめします。

検査内容

心臓・大血管CT検査造影剤を使い心臓と胸部、腹部のCT撮影をおこないます。心臓に栄養を送る冠動脈の狭窄や、大動脈瘤の有無がわかります。

心臓超音波検査心臓弁の状態や、心臓の働きがわかります。

ABI・CAVI検査両手・両足の血圧を同時に測定し、動脈の固さや血管の詰まりの有無がわかります。

血液検査虚血性心疾患の危険因子の有無や、心臓に悪影響を及ぼす糖尿病や腎臓病等の有無がわかります。

こんな方におすすめ
  • 糖尿病の方
  • 高血圧・高脂血症の方
  • 喫煙習慣・喫煙歴のある方
  • 60歳以上の方
  • 人工透析を受けている方

入院から退院までの流れ

腹部(EVAR)2泊3日の場合 ※イメージ

胸部(TEVAR)4泊5日の場合 ※イメージ


退院後の生活について

入浴
ステントグラフト治療のみの方は、退院日より入浴可能です。
食事
腹8分目を目安に、食べ過ぎないように気を付けましょう。塩分・脂質の摂りすぎは、高血圧や動脈硬化の原因になるので注意しましょう。
運動
制限はありません。
車の運転
退院後から運転していただいて構いません。
体重測定
毎日決まった時間に体重を測定しましょう。体重増加が続く場合は早めに受診しましょう。
血圧測定
毎日同じくらいの時間に血圧測定をおこない、血圧手帳に記入しましょう。手帳は外来受診時に主治医にお見せください。
(朝)起床時+(夕)就寝前、(朝)朝食前+(夕)夕食前など、測定し忘れないような時間を決めて、継続していきましょう。
MRI検査、歯科治療について
MRIおよび歯科治療、どちらも問題ございません。治療を受ける前に、ステントグラフトが体内に留置されていることを必ずお伝えください。

ドクター紹介

心臓血管外科副部長 / ステントグラフトセンター長
山本 淳平 やまもと じゅんぺい
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