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第4回 検診以外にできることって?自己触診について教えて!


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(女性スタッフ)
前回までのお話で、マンモグラフィーと超音波検診のことはわかりました。他にも何かできることはありますか?

(鈴木医師)
1~2年に一度の検診よりももっとお伝えしたいのは、「自己触診」です。乳がん検診を受けたくても、妊娠中や生理前で胸が張っている人、授乳中の人は、超音波検査でもマンモグラフィーでも、がんは見つかりにくいんです。私も以前、妊娠期乳がんの研究をしていましたが、実際に妊娠期に乳がんにかかった人の95%が、自己触診でしこりに気づいた人でした。セルフチェックでしこりを見つけ、その時点で治療を始めれば、乳がんは怖くない病気だと思っています。ですから、自己触診はぜひお勧めしたいです。毎月1回で良いので、入浴時などに両方の胸を触ってしこりがないかを確認してください。自分では何がおかしいか、何がしこりかなんてわからない、という方もいらっしゃいます。でも毎月、定期的にやっていれば、「あれ、いつもと何か違うかも…?」と、身体の変化には気づくものです。もしそれでちょっとでも気になることがあれば、その時にすぐに受診する、この流れが一番良いかなと思います。

(女性スタッフ)
大切なのは習慣的な自己触診ですね!その時に気をつけること、乳がんができやすい場所などはあるんですか?

(鈴木医師)
脇の下に近いところは他の場所よりも乳がんが見つかる割合は高いですが、胸の中のどこにでも乳腺はあるので、乳がんはどこにでも出来る可能性があります。脇の下の際にできる人もいれば、乳頭の下にできる人もいます。自己触診の時は、左右の胸を満遍なく触ることが大事です。同時に、乳頭から血性分泌物がないかどうかも確認してみてくださいね。

(女性スタッフ)
先生のお勧めは、40歳になったら公的補助のあるマンモグラフィーを受けること、若い世代で気になる方は超音波検診を受けること、そしてそれよりも大切なのは、自己触診を毎月定期的に行い、胸全体を触って、いつもと変化がないかを調べること、ということですね?

(鈴木医師)
その通りです!自己触診で気になることがあったり、直接医師に相談したいことがある時は、お近くの乳腺専門の医療機関にかかるのが良いと思います。検診は1~2年に1回、たとえば誕生日に受けるようにすると、忘れなくて良いと思います。