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脳神経外科


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当院で2003年に開設した脳神経外科は、地域医療を中心に考え、質の高い医療を提供できるように日々研鑚しています。血管内治療センターを2010年より開設し、くも膜下出血脳梗塞などの脳卒中の治療に力を入れています。また脊髄・脊椎疾患に関しては、頚椎から腰椎までの内視鏡や顕微鏡を用いたさまざまな手術を中心に治療をおこなっています。当院の特徴であるリハビリテーションを早期より開始し、全国平均より高い機能回復と社会復帰を実現しています。もちろん脳腫瘍に関しても内視鏡手術を含めてさまざまな治療をおこなっております。また、顔面けいれん・三叉神経痛などの機能的手術も得意としています。

一宮西病院 脳神経外科の特長

1
内科と外科の垣根を越えた
密な連携体制

日々のカンファレンスでは、病名や診療科の枠にとらわれず、内科的・外科的な両面から最適な治療方針を検討しています。一人の患者さまに多職種で向き合い、それぞれの専門性を活かした治療を提供できるのが、当院脳神経外科の大きな強みです。

2
身体への負担を減らす
“低侵襲”への取り組み

血管内治療では従来の大腿動脈ではなく、手首の橈骨動脈からのアプローチを積極的に導入。術後すぐに歩行が可能となり、入院期間の短縮にもつながっています。また、開頭手術においても傷を最小限にする“Keyhole Surgery”に取り組むなど、回復を見据えた丁寧な治療を心がけています。

主な対象疾患

脳卒中

脳腫瘍
  • グリオーマ
  • 髄膜腫
  • 下垂体腺腫
  • 転移性脳腫瘍
  • 神経鞘腫
  • 悪性リンパ腫
頭部外傷
  • 脳挫傷
  • 急性硬膜下血腫
  • 急性硬膜外血腫
  • 外傷性くも膜下出血
  • 外傷性脳内出血
  • びまん性軸索損傷
  • 慢性硬膜下血腫
脊髄・脊椎疾患
  • 頸椎椎間板ヘルニア
  • 頸椎症性脊髄症
  • 頸椎症性神経根症
  • 頸椎後縦靭帯骨化症
  • 胸椎椎間板ヘルニア
  • 胸椎黄色靭帯骨化症
  • 胸椎後縦靭帯骨化症
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎分離症・すべり症
  • 脊髄腫瘍
  • 脊髄損傷
  • 胸腰椎破裂骨折
  • 脊髄血管障害
  • 化膿性脊椎炎
  • 脊髄空洞症
水頭症
  • 正常圧水頭症
  • 二次性水頭症
奇形
  • キアリ奇形
  • くも膜のう胞
  • 頭蓋底陥入症
機能脳神経外科
  • 片側顔面けいれん
  • 三叉神経痛
  • 舌咽神経痛
  • てんかん
感染性疾患
  • 脳膿腫

関連コンテンツ

脳卒中・脳血管障害について

脳卒中とは、脳血管の異常により生じる病気の総称で、脳梗塞一過性脳虚血発作脳出血くも膜下出血、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、もやもや病などがあります。脳卒中は早期の治療開始が重要であり、24時間365日の体制で対応しております。

当院では、脳神経内科・脳神経外科で構成される“脳卒中センター”で、脳卒中の治療にあたります。適応があれば積極的に経静脈的血栓溶解療法(t-PA静注療法)や、カテーテルを用いた経動脈的血栓溶解療法もおこなっております。また急性期からのリハビリテーションが重要であり、早ければ入院翌日よりリハビリを開始しております。休日もリハビリができる体制が整っています。

脊髄・脊椎疾患について

脳神経外科では、脊椎脊髄領域の治療にも重点を置いております。当科での手術方法の特徴は、手術用顕微鏡を用いることで低侵襲(できるだけ小さなキズで、筋組織を温存し、神経組織を愛護的に扱うこと)な手術をおこなっていることです。最近では、腰椎椎間板ヘルニアで条件がそろえば、内視鏡での手術も施行しております。

脳卒中に関する5つのポイント

  1. 脳卒中とは
  2. 自覚症状について
  3. 診断について
  4. 治療について
  5. 予防について

脳卒中にまつわる5つのことを、脳神経外科副部長/脳卒中センター長・伊藤圭佑医師にお話ししてもらいました。

症例数

600
500
400
300
200
100
0
454
465
529
581
585
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
※手術件数(直近5年分)
2024年 2025年 2026年 2027年 2028年
直達手術 脳動脈瘤クリッピング術 15
頸動脈内膜剥離術 5
バイパス術 7
脳腫瘍 38
微小血管減圧術 6
外傷 111
水頭症手術 32
脊髄・脊椎手術 134
末梢神経手術 0
その他 79
427
血管内治療 脳動脈瘤治療 54
動静脈奇形塞栓術 8
脳腫瘍塞栓術 4
頸動脈ステント 30
血管形成術・血栓溶解術・血栓回収術 54
その他 8
158
合計 585
2019-2023年
2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
直達手術 脳動脈瘤クリッピング術 25 10 14 18 15
頸動脈内膜剥離術 2 5 3 2 2
バイパス術 1 2 2 5 7
脳腫瘍 23 20 14 27 35
微小血管減圧術 4 3 3 2 6
外傷 89 70 82 91 94
水頭症手術 16 17 22 16 36
脊髄・脊椎手術 106 138 132 147 139
末梢神経手術 1 4 1 4
その他 55 49 45 61 82
322 318 318 369 420
血管内治療 脳動脈瘤治療 42 42 44 45 55
動静脈奇形塞栓術 9 3 9 8 7
脳腫瘍塞栓術 3 2 2 3
頸動脈ステント 21 35 35 37 29
血管形成術・血栓溶解術・血栓回収術 33 51 53 60 60
その他 5 3 6 8 7
113 136 147 160 161
合計 435 454 465 529 581
2014-2018年
2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
直達手術 脳動脈瘤クリッピング術 23 18 22 38 29
頸動脈内膜剥離術 3 2 5 12 7
バイパス術 4 5 3 5 5
脳腫瘍 14 14 33 20 16
微小血管減圧術 4 6 3 3 2
外傷 60 57 58 57 66
水頭症手術 10 8 15 25 13
脊髄・脊椎手術 53 90 122 107 113
末梢神経手術 2 3 1 3 1
その他 27 20 32 41 34
200 223 294 311 286
血管内治療 コイル塞栓術 24 30 32 42 36
動静脈奇形塞栓術 1 4 0 2 7
脳腫瘍塞栓術 0 1 2 1 1
頸動脈ステント 12 13 25 26 27
血管形成術・血栓溶解術・血栓回収術 1 8 19 21 26
その他 6 10 6
38 56 84 102 103
合計 238 279 378 413 389
2009-2013年
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年
直達手術 脳動脈瘤クリッピング術 14 25 23 20 14
頸動脈内膜剥離術 0 1 0 0 1
バイパス術 2 5 1 4 3
脳腫瘍 17 19 15 15 17
微小血管減圧術 4 6 3 5 5
外傷 31 45 43 46 75
水頭症手術 4 9 10 13 11
脊髄・脊椎手術 42 79 49 72 65
末梢神経手術 3 3 4 1 0
その他 14 27 33 44 35
131 219 181 220 226
血管内治療 コイル塞栓術 3 8 7 25 16
動静脈奇形塞栓術 0 1 3 3 2
脳腫瘍塞栓術 1 0 2 1 1
頸動脈ステント 1 6 6 17 15
血管形成術・血栓溶解術・血栓回収術 2 10 8 7 2
その他
7 25 27 53 36
合計 138 244 208 273 262

活動実績

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